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3人体制のフジファブリックから5曲聴くならコレ!

魅力的な曲が沢山あるフジファブリック。昔はよく聴いていたけど最近は聴いてない人や、そもそもフジファブリックを知らないという人のために、最近の楽曲(3人体制になってからの楽曲)から、厳選した5曲を紹介します。

更新日: 2015年06月13日

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2000年に志村正彦を中心に結成されたフジファブリックですが、2009年12月にフロントマンだった志村正彦が急逝しました。

フジファブリックは、その後も、ボーカルギターの山内総一郎、キーボードの金澤ダイスケ、ベースの加藤慎一の3名で活動を続けています。

3人体制では、これまで「STAR」「VOYAGER」「 LIFE 」という3枚のアルバムと、「FAB STEP」という1枚のEPを出しています。2014年には、メジャーデビュー10周年を記念して武道館でのライブを成功させました。

「若者のすべて」や「桜の季節」、「陽炎」や「銀河」など、志村正彦が作詞作曲を手掛けた傑作・名曲は未だに数多くの人に愛聴されていますが(3人体制のライブでもよく演奏されます)、3人体制のフジファブリックにも素敵な曲が沢山あります。その中から、タイプの違う5曲を厳選して紹介します。

1. STAR

3人体制になってから初めてのアルバム「STAR」のタイトルトラック。作詞山内総一郎・加藤慎一、作曲山内総一郎。今でもLIVEの最終曲として演奏されることの多い、現在のフジファブリックにとって重要な意味を持つ一曲です。

志村正彦の急逝後、メンバー3名は喪失と再生の物語を歩んで行きますが、その道程は螺旋状です。時に振り返りながら、一歩一歩、足を進めていますが、その最初の推進力となったのがこの曲であるといえるでしょう。

2. ECHO

アルバム「STAR」収録の一曲。作詞山内総一郎・加藤慎一、作曲山内総一郎。
3人体制のフジファブリックとして最初のライブとなったROCK IN JAPAN 2011で初めて披露されました。

大切な人を失くした悲しみと、残された人にとってはそれでも続いていく人生というものに対するスタンスを唄っています。志村正彦氏のあとに、フジファブリックのフロントマンとして歌うことについて山内総一郎氏には相当の葛藤があったはずですが、このライブでの体験は、彼が歌い続ける原点ともなっているようです。

3. フラッシュダンス

フジファブリックの作品を数多く手がけるスミス監督による、海の光が印象的なMV。

作詞加藤慎一、作曲金澤ダイスケの手になる一曲。「ダンスナンバー」というコンセプトで作られたEP 「FAB STEP」に収録されています(その後アルバム「LIFE」にも収録)。よくあるタイプのダンスナンバーとは一味違う雰囲気の、「泣きながら踊る」ダンスミュージック。歌詞はしっとりとした、温度の低いラブソングです(登場する男女関係的には危機に瀕していますが)。

繰り返される鍵盤のリフが、寄せては返す波のようで、耳に残ります。

4. LIFE

謎の女子たちが六本木のカフェで謎の行動を。一体何があったのか。なお、金澤ダイスケ熱演中。

イントロの跳ねるようなピアノは、キーボードの金澤ダイスケが中学2年生の頃に手癖のように弾いていたというもの。これから何が起こるんだろう?という予感でワクワクさせる始まりです。アニメ「銀の匙」2期のオープニングソング。

なんてことない風景が、後から思えばかけがえのない一瞬だったと思い返す時がくることもある。そんなことを、切なくも軽やかに、明るく歌い上げた一曲。

5. ブルー

人影もまばらなプールと、美少女と、ピアノ。この組み合わせに勝てるものがあるでしょうか。

美しい、でも少しさみしい(まさに人気のないプールサイドみたいな)ピアノのイントロに導かれ、はじまるのは、何かの帰り道、「まとめた言葉」は単純なのに、「君」に思っていることをうまく伝えられなくてモヤモヤする男子高校生(か、またはほかの誰か)の物語です。

山内総一郎の声は、こういった淡々とした、でも少し切ない感じの曲に、実によく合います。

この曲は、シングルと異なりアルバムバージョンには,、激しいギタープレイが印象的な、長いアウトロがあります。いわく、「上手く伝えられないときの、モヤモヤした感じ」を表現しているとのことですが、心の内がこんな風だとすると、かなり大変だ!と思わされます。曲が途中で転調して様子を変えるのはフジファブリックの一つの形式ですが、この曲もイントロとアウトロの差が激しい。抒情的に始まり、懊悩で終わる、そんな曲といえるでしょう。

いかがでしたでしょうか。フジファブリックの曲はバラエティーに富んでいて、楽曲の幅が広いのが魅力の一つですが、その一端がお伝えできたでしょうか。今回紹介した曲以外にも、「バタアシParty Night」「徒然モノクローム」「流線型」「WIRED」など、入りやすい、素敵な曲が沢山ありますので、ぜひ聴いてみてください。

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フジファブリック、岡村靖幸、Perfumeが好きです。「彼方の音楽」というblogをかいています。