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この記事は私がまとめました

雨男さん

記録的大ヒットを飛ばした3DCG版『ドラえもん』。中国語タイトルはどうなってるの?

日本ネットでは電流お仕置きが酷評だった3Dドラえもん。中国の感想知りたくてまず中国の百度で「ドラえもん」検索したら「哆啦A梦」と翻訳されてた(文字化けじゃない)

えっ? 昔は『機器猫』とか『機械猫』と翻訳されてたという記憶が……

昔のテレビで「ドラえもんは中国語で機械猫って訳されるんですよ~」って見た記憶があるけど今は違うのか

どうやら『ドラえもん』の中国語での呼び名は時代によって変遷しているとか

【中国のドラえもんの呼び名】 今日から中国各地の映画館でドラえもんが上映されますが 以前、中国では『哆啦A梦』や『机器猫』と表記されていました。 『哆啦A梦』は音訳で、duō lā A mèng 『机器猫』は意訳で、ズバリ機械猫 どちらもうまい訳だなぁと思います。 現在の表記は?

ドラえもんはその昔、中国語圏では「小叮当」と呼ばれていた。「叮当」とは擬音で、「ディンダン」と発音する。チャリンコのベル音とかそんな感じ。鈴の音なんかもそうなので、たぶんドラえもんが首に鈴をぶら下げているからそう名付けたんじゃないかな?

ドラえもん=小叮当だったはずが、なぜか次第に「機械猫」と呼ばれるようになった。同じ作品なのにタイトルが違うという奇妙なこと(まあ中国でよくあるけどw)が90年代は多発していて、本屋で「小叮当」と「機械猫」が同時に並んでいるのをよく見かけた。

それが今では「哆啦A夢」と書く。この発音は「どぉらぁえぃもん」、ドラえもんの発音とほぼ同じで、漢字には意味がない。作者の「藤子・F・不二雄」さんが生前、ドラえもんは日本語で発音して欲しいと言っていたことから、「小叮当」「機械猫」が消え「哆啦A夢」に統一された。

ドラえもんは中国でも非常に人気の高いキャラクターであるが、「小叮当」→「機械猫」→「哆啦A夢」と移り変わってきたため、「哆啦A夢」という文字だけ見た時に、それがドラえもんであると認識できない大人はいるかもしれないw

人民日報(2015.6.5)にもその辺の経緯が書かれてた

1987年前後、中国大陸部の複数の出版社が著作権を取得しないまま、「ドラえもん」の漫画を相次いで出版した。そのため、中国語に翻訳されたタイトルも、「機器猫」(ロボット猫)から「小叮当」(鈴の音ちゃん)、「機器猫小叮当」「叮当機器猫」までバラバラで、当時は「哆啦A夢」(日本語の音訳、現在の正式名称)という名前はどこにも登場したことはなかった。これが、「ドラえもん」の中国進出の始まりだった。

80年代後半は、海賊版出版社がドラえもんのイメージから勝手に漢字を当てていたとか。
「機器猫」
「小叮当」
「機器猫小叮当」
「叮当機器猫」

猫のイメージ先行ですが「青狸」とかはなかったんですね~

1989年、ドラえもんのアニメシリーズの放送権を購入した広東テレビが、「叮当」という中国題でアニメを放送したことをきっかけにして、その後全国の各地方局でも放送された。これが、「70後」(1970年代生まれ)を主体とする中国のテレビ視聴者と「ドラえもん」との初めての出会いとなった。

80年代と90年代の境目に、広東テレビが正式にアニメを輸入した時は、猫の鈴のイメージで「叮当」というタイトルに。

1991年、中国中央テレビ(CCTV)は日本から100話を超えるアニメシリーズ「ドラえもん」を輸入し、「機器猫」という中国題で放送した。CCTVの影響力はすさまじく、その後も数年間にわたって放送されたことで、「機器猫」というタイトルは中国人の心に深く刻まれることになった。

91年にCCTVがアニメを輸入した時は、面白いことに「機器猫」にタイトルが変更。

広東と北京じゃドラえもんに対する見る目が違ったのでしょうか。

2004年、ドラえもんの著作権元である小学館は、「ドラえもん」の正式な中国語名称が「哆啦A夢」であることを正式に発表。その後、アフレコを新しく撮り直したリニューアル版アニメが中国大陸の60局以上のテレビ局で同時に放送された。この頃、「70後」や「80後」(1980年代生まれ)は皆大人になっており、「ドラえもん」は幼年時代の消すことができない美しい記憶となっていた。また、国内の数十局で同時に放送された統一版「ドラえもん」は、まさに当時幸せな子供時代を過ごしていた「90後」(1990年代生まれ)の視聴者層をも取り込み、おそらく、当時唯一にして初の集団的な「共鳴現象」を引き起こした。

2004年に小学館が「ドラえもん」という音を大切にしたタイトル「哆啦A夢」を正式発表。

声優交代劇みたいに、90年代に「ドラえもん」に触れてた中国人には反発がなかったのかな?

何より中国で何世代にも愛されてきた「ドラえもん」。映画は中国だけのシーンも追加されてるとか

追加:中国ファンの間ではこんな呼び方もあるとか

@ameot0k0 ついでですが、現在、中国ネット界ではドラえもんは「藍胖子」(青いデブ)と呼ばています。もちろん親しみのこもった愛称です。

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