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献血前の検査で”血が薄い”と言われた…。献血できる健康な体になるには

普段貧血の自覚症状がなくてもヘモグロビン濃度が低めの人は、鉄不足が解消されることで疲れにくくなるなど、体調に変化が見られます。放置せず、食生活を見直しましょう。

更新日: 2015年06月10日

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ueko_uekoさん

献血したくてもできない人が増えている

献血しようとしたら血が薄いので駄目です!!って言われた

初めて献血できなかった。血が薄いとかなんとか。社会貢献できず。

献血しにいったら血が薄いって帰されました。つら。規則正しい生活してないからこうなるんだね。

”血が薄い”ってどういうこと?

血液の濃い薄いは、医学的には「血液比重」によって決定する。血液比重とは、水の重さを1としたときの血液の重さのことで、赤血球の数が大きく関係している。

赤血球の数が多く、赤血球の中のヘモグロビン濃度が高い人の血液ほど高くなり、 逆に赤血球の数が少なくヘモグロビン濃度の低い人の血液ほど低くなります。

血中のヘモグロビン濃度が成人女性で11g/dL以下、成人男性で13g/dL以下は、俗に血が薄いといいます。

ヘモグロビン濃度が低い=献血ができない

献血者の安全を第一として、法律で定められた基準により行なっています。

男性は200mL献血では12.5g/dL以上、400mL献血では13.0g/dL以上、女性は200mL献血では12.0g/dL以上、400mL献血では12.5g/dL以上であることが必要です。

一般的にヘモグロビン濃度が低く、「貧血症」と判断される数値を示す場合は全血献血を行うことが出来ません。

ヘモグロビン不足により体内で起きていること

女性は5人に1人が鉄欠乏性貧血であるといわれており、生理時の出血や妊娠・出産によって鉄分が失われやすくなるため、積極的に鉄分を取り入れる必要があります。

このヘモグロビンができるときに、鉄分を必要とします。なんらかの原因で体内の鉄分が不足すると、ヘモグロビンの合成がうまくいかなくなります。

ヘモグロビンは身体の組織に酸素を運ぶなど、重要な役割を担っているため、減少するとさまざまな組織が酸欠状態になります。

その結果、体内への酸素供給量が減り、だるい、疲れやすいといった症状が起こるようになるのです。

鉄を継続して摂り続ける必要性

平成20年の国民栄養調査の結果では、女性の1日あたりの鉄の摂取量は7.8mgでした。これは、厚生労働省が定める1日あたりの鉄の推定平均必要量・推奨量(月経のある成人女性)の12mgを大きく下回っています。

鉄の吸収・排泄はともに1日1mg程度とわずかですが、鉄が多く含まれている食品が少なく必要量が摂取しづらい。

鉄分は食べ物からしか摂取できないため、体外への排出量が増えるとどうしても不足しがち。

女性の場合、鉄は毎月、月経血とともに体外に排出されていき、1回の月経でおよそ20~30mgの鉄が失われる。

鉄の補給が全くなくなると1日1mgの喪失で1000mgの貯蔵鉄が枯渇する1000日を越えると貧血が出現します。

実際には摂取した鉄の10%しか吸収されないので、1日に必要な鉄量は成人男性で10mg、成人女性では12mgとなります。

献血できる健康な体作りには、吸収率の高い「ヘム鉄」を摂取

一口に「鉄分」と言っても、実は「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」の2種類があります。ヘム鉄は肉や魚といった動物性食品に含まれる鉄分であり、体内への吸収率が15~20%と高く、植物性食品に含まれる非ヘム鉄で2~5%。

中でも豚レバーは100g中に13㎎のヘム鉄が含まれていて、これだけで成人の一日に必要な鉄の所要量を満たします。

同じレバーでも、鶏のレバーは9㎎、牛のレバーは4㎎です。

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