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シャープの経営不振による"技術者バブル"が起きてる

2015年3月期の決算にて2,223億円の巨額赤字を計上した家電大手のシャープ。今後も厳しい経営再建に迫られており、3,000人規模の希望退職を募る事も発表されました。これに目をつけた国内外の家電メーカーはシャープ退職者を即戦力として獲得を狙っているようです。

更新日: 2015年06月07日

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ppp_comさん

■経営再建を余儀なくされているシャープ

2015年3月期の連結純損失2223億円に続き、来期も1800億円規模の赤字見込み

主力のスマートフォン向けの液晶などで収益が悪化したことが主な要因

■業績悪化に伴い、人員整理を粛々と進めている

シャープの大規模な希望退職は2012年に2000人を募集して以来となります。

今期のリストラとして、グローバル人員の10%(このうち国内の希望退職で3500人)を削減

50歳を主な削減対象とし、退職者には退職金に加え、給与26カ月分の特別加算金を支給する

■その一方で、新卒採用は継続していく方針

人件費の高い高齢技術者を減らし、新卒採用によりその人員を補強する方針。

経営再建中のシャープが来春に大卒百数十人程度を採用する方針を固めたことが4日、分かった

過去4年間で従業員数を6千人以上減らしており、今年もさらに削減する計画だが、再建には若手の補強が必要と判断した

希望退職を9月に実施する一方、若手人材を成長分野や新規事業に集中的に配置する

■こうしたシャープの動きに国内外の家電メーカーが熱視線を送っている

国内外のメーカーが即戦力となる優秀な技術者を求めて中途採用の準備を本格化

アイリスオーヤマはシャープを希望退職した技術者の獲得を視野に入れ、中途採用枠を急遽増やした。

生活用品大手のアイリスオーヤマ(仙台市)はシャープの希望退職募集の発表後、平成27年度の中途採用枠45人をさらに増やすことを急遽(きゅうきょ)決めた

アイリスオーヤマは空調家電やキッチン家電など、いわゆる白物家電を幅広くて手掛けている

空気清浄機など生活に身近な軽家電の開発に力を入れており、空調家電で高い技術とノウハウを持つシャープの優秀な技術者は、喉から手が出るほど欲しい人材

中国の家電メーカー、ハイアールもシャープ退職者を中途採用し、そのノウハウ獲得するのに意欲を見せる。

中国家電大手ハイアール傘下のハイアールアジア(東京)も年内に20~30人規模の中途採用を目指す

技術者を中心に即戦力となる人材を採り、 商品開発のノウハウを海外展開などに生かす

■前途多難な再建に立ち向かうシャープ

「(人材流出で)会社が空っぽになってしまう」。社内に危機感は募る

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