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IQだけが知能じゃない! 子供の可能性を広げる『多重知能理論』

学校の成績の良し悪しだけで、その子の能力を決めてしまって良いのでしょうか?IQを人と比べることに意味があるのでしょうか?米国の心理学者ガードナーが提唱し、海外では既に初等教育でも実践されている『多重知能理論』は、人間それぞれが持つ個性について重要な知見を与えてくれます。

更新日: 2015年07月08日

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人間の『知能』はひとつではない

人間には8つの知能──すなわち、
・言語的知能
・論理数学的知能
・空間的知能
・身体運動的知能
・音楽的知能
・対人的知能
・内省的知能
・博物的知能
が備わっており、それぞれが作用してその人の個性を形成しているとする考え方。

これまで知能というものは、たったひとつの指標「IQ」によって示されるものと信じられてきた。しかし、人はそれぞれ異なった能力を持っている。勉強ができる人もいれば、運動の得意な人、音感の良い人もいる。

「IQ」というひとつの指標のみで、人間各々の知能を推し量ることはできないとする考えが、ガードナーが提唱した「多重知能」(マルチ知能)です。

多重知能理論は、「知能は単一ではなく、複数ある」、「人間は誰しも複数(現在は8つ)の知能を持っている。長所やプロフィールが個人によって違うように、人によってある知能が強かったり、ある知能が弱かったりする」という考え方です。

現在、多重知能理論では人間の知能は8つに分けられると考えられています。

マルチ知能というのは、「言語的知能」、「論理数学的知能」、「空間的知能」、「身体運動的知能」、「音楽的知能」、「対人的知能」、「内省的知能」、「博物的知能」の8つのこと

提唱者のガードナーは、それまで主流だった「人間の知能は一つだけ。知能が高ければなんでも上手にやるし、低ければなんでも上手にやれない」という考え方に対して、「そうじゃなくて、人間の知能はもっと多様なんじゃないか」という立場をとりました。

彼は、人間の知能とはその人が属している社会に適応していくプログラムで獲得する情報処理のための潜在的な能力だとし、知能テストで測られるような論理数学的知能はそのひとつに過ぎず、人間はみんなもっと多様な知能を持っているという。

多重知能理論が画期的だった理由

1943年7月11日 -
アメリカ合衆国出身の心理学者。
多重知能(MI = Multiple Intelligences)理論を提唱した。

アインシュタインもイチロー選手も、共にすぐれた大脳の能力を示す人の例ですが、二人をIQで比較しても意味がありません。それぞれ、異なる能力なのです。

従来の知能指数「IQ」では、異なる様々な分野で活躍する“才能ある人”の能力をはかる指数としては充分な意味がありませんでした。

一人の個人の中でも、言語的知能は高いが数学的知能は低いなど、ある程度のばらつきがあるのは正常

1983年に、ハーバード大学の心理学者ハワード・ガードナーがこのMI理論を提唱しました。彼は、紙と鉛筆だけで測るテスト知能だけではなく、それ以外の知能にも目を向けるべきだと主張しています。

知能の意味を、「言語、数学、空間認識などの一部の能力」から、「脳を使ってやるすべての活動」にまで拡げたという点で、MIは画期的だった

1. 言語的知能

話し言葉や書き言葉を効果的に使いこなす力。説得力や言葉を使って覚えた記憶力など。

たとえば、説得や話のうまい人、ユーモアを巧に使える人は、この能力が高い。

作家、詩人、ジャーナリスト、弁護士、政治家などに能力の高い人が多い

2. 論理数学的知能

論理数学的知性とは、様々な数学的な記号の理解・それを論理的に操作する力・計算や暗算・などをつかさどります。

3. 空間的知能

視覚的・空間的に物事を捉えたり、視覚的・空間的な認識を自由に転換できる力。絵、色、線、形、距離に敏感に反応できたり、イメージできる力など。

問題を解決するのに頭の中でイメージを作り出す能力がある。

「空間的知能」の高い人なら、絵の形で物を学ぶと、よりよく理解でき、よりよく考えられます。この能力があれば、見たり、想像したりするものを他の人にも見えるものに変えることも可能かもしれません。

当然、画家などはこの知能が要求されます。

4. 身体運動的知能

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