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【ピック病】"わからない"と即答する人は「若年性認知症」の可能性がある!?

質問してもすぐに"わからない"と答える【考え無精】な人は、「ピック病」の可能性があるかもしれません。「ピック病」とは、前頭側頭型認知症と同じ症状を起こす「若年性認知症」のひとつです。「ピック病」はサイコパスと似た気質を持ち、万引きなどの反社会的行為を引き起こすといった特徴があります。

更新日: 2016年02月12日

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springspringさん

◆あなたの周囲にこんな人はいませんか?

"わからない""知らない""面倒くさい"興味がない"などと即答する人。

あまり親しくないならともかく、古くから知っている友人や知人、家族で最近なんだか"そっけなく"なったなと思ったら少し注意が必要かもしれません。

質問をしても"わかりません"と即答する

質問をしても真剣に答えないで、すぐに"わかりません"と答える

あまり考えている様子はなく、いい加減な答えをする

◆それは「ピック病」の特徴のひとつである【考え無精】であるかもしれない

チェコの精神医学者アーノルド・ピックが1892年に最初の症例を報告したことから名づけられた病気。

「ピック病」は「若年性認知症」のひとつで、性格の変化や理解不能な行動を特徴とする病気です

※「ピック病」は、「アルツハイマー型認知症」や「脳血管性認知症」と異なる「前頭側頭型認知症」と同じ症状を引き起こす。

◆「ピック病」にかかると「前頭葉」が萎縮する

「前頭葉」が委縮してしまうことにより、何か質問しても"わからない""知らない""面倒くさい"興味がない"などと即答することになるのだそう。

「ピック病」では、感情を抑制したり、社会に適合しようとしたりする機能に関係している「前頭葉」が委縮します

「ピック病」にかかると、性格が変化し自分勝手な行動をするようになっていきます

やがて行動に抑制が利かなくなって、暴力や万引きなどの反社会的行為をとることもあります

◆善悪の判断がつかなくなる「ピック病」

「前頭葉」が委縮しているため、中身は人間らしさを失っていることが多い。

《他人に対する思いやりに全く欠け、罪悪感もなく、社会の規範を犯し、自分勝手に欲しいものを取り、好きなように振る舞う》、"サイコパス"と似た気質を持つことになる。

基本的な日常生活や動作そのものに問題は生じません

しかし、「ピック病」は「前頭葉」がおかされることで、善悪の判断がつかなくなります

※「ピック病」の患者は、一見すると普通であり、「アルツハイマー型認知症」のように明らかなおかしさも感じられない。しかし「上手く説明できないが、何かがおかしい」と感じること(プレコックス感)がある。

◆【考え無精】以外にも、「ピック病」にはこんな特徴がある

単なる「性格の変化」ですませることができず、周囲が理解不能になってしまうことが多い。

【① 性格の変化】
「前頭葉」が萎縮するため感情のコントロールがきかなくなる

※例えば「怒りっぽくなる」「自分の意見を通そうと頑固になる」など、周囲に対する思いやりが欠如する。

【② 脱抑制】
礼節や社会通念、他の人からどう思われるかなどを全く気にしなくなり、本能の赴くままの我が道を行く行動をとる

※社会的な関係や周囲への配慮がまったくみられず、「我慢がきかない」状態になる。

【③ 注意障害】
すぐに気がそれてしまい、ひとつの行為を持続して続けることができなくなる

【④ 立ち去り行動】
関心がなくなると、いるべき場所から勝手に出てゆく

※急にいなくなってしまうなど。周囲に対して一言伝えるというようなこともない。

【⑤ 使用行動】
眼前に置かれた物品を指示なしに使用してしまう

※本能的な衝動が抑えられないため。

【⑥ 反社会的行為】
暴力や万引きなどの犯罪や反社会的な行為を行ってしまう

【⑦ 病識の欠如】
自分自身の変化に全く気づいていない

※周囲が「何かがおかしい」と思って本人に指摘しても、本人は気づいておらず、病院で診てもらうことをすすめると、怒り出すことが多い。

◆「ピック病」にかかると周囲とのトラブルが増える

過ちを指摘されても悪びれた様子がなく、あっけらかんとしていることが多い。

さらに「ピック病」にかかると、社会通念を考慮することが苦手となり、万引きなどの反社会的行為を起こしやすくなる。

「ピック病」にかかると、悪気なく万引きなどを行い、周囲とトラブルを起こすことがある

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