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ygyg03さん

生きるための本能

生まれたばかりの赤ちゃんはか弱く見えますが、小さな手足はかなり強い力で握ることができます。
これは本能的な反応で把握反射と呼ばれています。人間がサルだった頃の名残かもしれません。
赤ちゃんは本能的に人の顔を探します。
生まれてから20分もすると相手の表情を真似るようになります。
おっぱいを探すのも生きるために欠かせない本能です。ほんの少し頬に触れただけで唇をすぼめ、おっぱいを探します。

泣き声を使い分ける

赤ちゃんは泣くことで自分の意思を伝えます。
赤ちゃんの泣き声は声色も周りの注意を引くように完璧に調整されています。
どのように泣き始めるかで何を求めているかが分かる場合もあります。
疲れてむずかっているときは口を大きく開けるため、あ~という音で泣き始めます。
おっぱいが欲しいときは舌が口の上のほうにくっつくため、ね~という音から始まります。

生まれつき泳ぐ能力を備えている

赤ちゃんはおっぱいを飲みながら同時に呼吸をすることも出来ます。
気道の一部が大人よりも高い位置にあるからです。
空気は鼻から肺へ、ミルクは口から胃へ。混ざり合うことなく届けられます。
この仕組みのおかげで赤ちゃんは泳ぐ能力を手にしました。
赤ちゃんは練習をすれば泳ぐことが出来ます。これは赤ちゃんに備わった能力の一つです。
口を大きく開けても胃や肺に水が入ることはありません。
本能的に手足で水を蹴り、泳ぐようなしぐさをします。
母親のおなかの中と似ているからかもしれません。

ただし、空気を吸えるよう大人が水から出してあげる必要があります。

かわいさも戦略

赤ちゃんには常に世話をしてくれる大人が必要です。
大人は赤ちゃんのかわいさの虜になります。可愛らしさは赤ちゃんにとって最大の武器です。
大きな瞳、愛らしい口と鼻、そして広いおでこ。その姿を見ただけで心が和みます。
ペットは赤ちゃんのこうした特徴に似るように進化したといわれています。
人間がペットを無条件に受け入れ世話をしようと思うのは赤ちゃんに似ているからなのです。

赤ちゃんの視界は二重になってぼやけている

両目で捕らえた情報を脳でうまくひとつにまとめられない。
目の筋肉が強くなるまで、赤ちゃんの目の焦点が合うのは顔からおよそ20cmのところだと考えられています。
母乳を飲むときにちょうど母親の目がある場所です。

明るくてハッキリした色のおもちゃを好む

これは赤ちゃんの眼がコントラストのハッキリしたものによく反応するからです。
色彩感覚が未発達なため、最初は鮮やかな原色だけを認識します。
微妙な色のちがいを認識できるようになるには数年かかるといわれています。

聴覚

かなり発達しています。内耳はすでに完全な状態。
しかし脳が未発達のためエコーがかかった音に聞こえるそうです。
高い声でゆっくりと繰り返しながら話すと聞こえやすいです。

母親のおなかの中の音は、なんと90db(スポーツカーの轟音)だそうで大きな音にも平気なようです。

睡眠

生後3ヶ月は1日16時間眠りますが、脳は眠っていません。
眠りは浅く、大人の2倍近く夢を見ます。
脳はその日起きたことを分析していて、情報を分析するために睡眠は不可欠です。
赤ちゃんのときの経験はすべて脳の形成に影響を与え、見たり聞いたりして手や鼻が反応するのは、脳の各部位の役割分担が未発達だからです。
また赤ちゃんの眠りは大人ほど深くないことも明らかになりました。眠っていても音を聞き、周りにいる人の気配を感じ取っています。

大人より多い骨

触る、食べる、這う、歩く、こうした動きを可能にするのが骨です。
赤ちゃんの骨は大人よりも柔らかく、数も0歳では約100個、2歳でも約70個多くあります。
例えば頭の骨は狭い産道を通れるように5枚に別れ変形できるようになっていますが、成長と共につながります。
手首や足首などの骨は生まれた後に現れてきます。
新生児には膝小僧もありません。膝の軟骨が骨になるのは数年後。転んだり歩く練習などの刺激を受けることで形成されます。

はやい成長、食べ散らかすほど学ぶ

赤ちゃんは驚くほど速く成長します。体重は1年で約3倍に。身長は約1.5倍になります。
急激な成長には莫大なエネルギーが必要です。
それを支えるのが母乳です。母乳に含まれる脂肪は赤ちゃんの脳の成長に欠かせません。電線を覆う銅のように新たに結合した脳細胞を包み守ります。
しかし、次第に母乳で得られるカロリーだけでは足りなくなります。
生後6ヶ月の赤ちゃんは大きさは大人の10分の1ですが、必要とするカロリーは大人の3分の1です。
離乳食を食べ始める時期、赤ちゃんはカロリーの高い甘いものを好みます。苦いものは生まれつき苦手です。
母親が妊娠中に食べていたものは赤ちゃんも好きなようです。
間もなく赤ちゃんは何でも口に入れるようになります。食べ物で遊ぶのは親にとって悩みの種かもしれません。しかし、最近の研究から赤ちゃんは汚く食べ散らかすほど学ぶのが速いことが分かってきました。固体か液体か、あるいはその中間か、区別する訓練になるためです。

本能的に避ける物

周囲を探索する時期は危険と隣合わせです。
触っても安全かどうかは試行錯誤しながら学んでいきます。
しかし、中には本能的に避けるものもあります。多くの赤ちゃんは植物を嫌います。毒やトゲのある植物から身を守るための進化の結果だと考えられています。
子供に葉物野菜を食べさせるのが大変なのもこれで説明がつくかもしれません。
しかし生まれたばかりの赤ちゃんは動物を恐れません。何を恐れるべきかは経験や大人から学んでいくのです。

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