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ステロイドの副作用ってどんなものがあるの?

ステロイドでないと治らない病気もたくさんありますが、その際、問題となる副作用とはどんなものがあるのでしょうか。

更新日: 2015年10月08日

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80歳で類天疱瘡になった父が内服のステロイド剤を処方されてから、
いろんな副作用が出て来たのでいろいろ調べてみました。

ステロイドって何?

ステロイドとは、
副腎(ふくじん)から作られる副腎皮質ホルモンの1つ。

副腎は小さな三角形をした形の臓器で、
左右の腎臓の上の後腹膜腔とよばれるところにあります。

(実はコレステロールもステロイドの一種)
コレステロール は、ステロイドに分類され、
その中でもステロールと呼ばれるサブグループに属する有機化合物の一種。

ほとんどの動植物で生合成され、
コレステロール、胆汁酸、ビタミンD、ステロイドホルモン等がその代表例

(そもそも)ステロイドホルモンはみな、
生体のエネルギー利用を助ける方向に作用し、
血糖値の上昇、水分の保持、気分の高揚などの作用を持つ。

このため、副腎皮質の機能不全や、
副腎皮質を制御する下垂体の機能不全でステロイドホルモンが不足すると、
全身の倦怠感などが出現する。

ステロイドは体内で作られるホルモンで、
ヒトの体には
なくてはならないもののようです。

ステロイドの効果とは?

このホルモン(ステロイド)は多くの炎症反応を抑制し、
体の免疫バランスを保つように働いてくれます。

炎症が起こっている部位では活性酸素が大量に放出されて、
細胞を酸化して破壊しています。
ステロイド剤には活性酸素を無毒化する働きがあり、
ありとあらゆる細胞の酸化反応を一瞬のうちにくい止めます。

救急救命で一刻を争うような場面では、ステロイド剤が必要なケースも

抗炎症作用や免疫抑制作用が期待できるようです。

ステロイドの歴史

副作用を見る前に、ステロイドの歴史を紐解いてみましょう。

1948年にリウマチ特効薬である
『ステロイドホルモン剤』を発見した
フィリップ ヘンチ博士が当時のノーベル医学生理学賞を受賞

フィリップ・ショウォルター・ヘンチ

1948年当時にリウマチで寝たきりで苦しむ患者さんに
コルチゾン(ステロイドホルモン剤)を内服投与させたところ、
翌朝にはベッドの横でダンスを踊っていた。

この逸話が当時のニューヨーク・タイムズ新聞に"奇跡の薬"として取り上げられました。

それから2年ほどの間に、
各種の膠原病、血液疾患、気管支炎喘息などへ適応症は
急速に拡大し、
すぐれた臨床効果のあることが明らかに

しかし、一方では数々の重篤な副作用が報告されるように

ステロイド剤は「両刃の剣」であるとか「麻薬」であるとか称せられるようになり、
臨床医もステロイド剤は出来る限り使いたくないと考えるようになってきました。

ところが1980年代頃から、再びステロイド剤に対する関心が高まってきました。

この理由の一つとして、多くの非ステロイド性抗炎症剤等が出てきたのですが、
どれを取り上げてもステロイド剤以上の効果を期待することができなかったため。

重篤な副作用が多いにもかかわらず、
今も使われているのは、
効果が絶大だからのようです。

なので、副作用といかにうまく付き合っていくか、
ということが重要なのかもしれません。

ステロイドの副作用とは?

万能薬ですが、両刃の剣とも言われるステロイド。
どんな副作用があるんでしょうか。大量投与による重篤な副作用をみてみると…

ステロイド内服薬のプレドニゾロン錠5㎎

父の場合、プレドニゾロンという飲み薬(内服薬)が処方されています。
当初は5㎎×6錠で1日30㎎でした。

外見的な副作用

内服すると、見た目からも大きく変わっていくので、
副作用が目で見る形でも理解できます。

類天疱瘡でステロイド剤(プレドニゾロン)を
内服している父は、
こんな感じの外見的副作用すべて見受けられます。

これらに関しては、
処方されている薬が減るに伴って
徐々に回復が見込めるそうです。

1.中心性肥満
中心性肥満(ちゅうしんせいひまん)とは、
手足はやせているに顔や体が太っている状態の肥満のことです。

中心性肥満は、「クッシング症候群」などの
副腎(ふくじん)の障害や病気などでも起こります。

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ラッコは漢字で書くと海獺。海の獺(カワウソ)だよー。