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これは見たい!新しくて古い絶景・日向岬の「クルスの海」と「馬ヶ瀬」

宮崎県日向市の日向岬には国指定名勝の「馬ヶ瀬」と、近年になって名付けられ観光スポットとなった「クルスの海」があります。

更新日: 2015年06月13日

mitimasuさん

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新しい絶景 クルスの海

宮崎県日向市細島で民宿を営み、馬ヶ背の観光地化に尽力した故・原田一郎さんが命名したとのこと。

それまで手付かずだった、この観光資源に着目した日向市商工会議所が整備に乗り出したのが平成 12 年(2000 年)

遊歩道や展望デッキ、「クルスの鐘」などが設置されました。

写真の向こう側の小さい島を「口」と見立てて、「口と十」で「叶う」…というわけで、願いが叶う海だという不思議な言い伝えがあります。

とのことですが、それ絶対に自分たちが平成 12 年に作り出した言い伝えやろ。

そんな伝説があるほどの場所なら、なんで平成 12 年まで手付かずだったんですかねえ。

この「言い伝え」が故・原田一郎さんの発案かどうかは調べたもののわかりませんでした。

出典onpara.jp

クルスの海,日向,高千穂|宮崎県高千穂エリアのグルメ情報|九州温泉宿予約|温泉ぱらだいす 九州
http://onpara.jp/share/around/QM002/1341_index.html

鐘まで設置しやがった!(注:ほめてます)。

本当に願いがかなうかどうかなんかどうでもいいんですよね。

神社に行ったら鐘を鳴らす日本人ですもの。同じ意味で、目的地にこういうのがあるとスッキリします。

綺麗に十字に切り取られた願いが叶う海『クルスの海』 | wondertrip
http://wondertrip.jp/domestic/8808.html

逆光で輝いてる所を狙うなら太陽が南にある時間帯がいいでしょう。でも、こういう蒼い海のクルスも良いですね。

この写真は西から光が当たってるので、夏の夕暮れ前くらいの時間でしょうか。

古くからの絶景 馬ヶ背

日豊海岸国定公園を代表する景勝地。

柱状立岩、大好きーっ!かっこええーっ!

"盛りあがった岩肌を海から見ると『馬の背中』に似ていることから名づけられたと言われている"
馬ヶ背 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%AC%E3%83%B6%E8%83%8C

と、ウィキペディアには「海から見ると」と書かれていますが(2015-06-13 現在)

"馬ヶ背は、上から見ると馬の背のように見えることからこの名が付いています"
日向岬・馬ヶ背 - 日向市ホームページ - HYUGA CITY
http://www.city.hyuga.miyazaki.jp/display.php?cont=140316174225

こっちは海からじゃなくて「上から」と主張。

"「馬ヶ背」は日向灘(太平洋)に突き出た柱状節理の上に立つ小さな岬、岩肌の色が馬の背の栗色をしていることや、 馬の背のように狭い岩場であることから「馬ヶ背」と呼ばれるようになりました。"
馬ヶ背 [詳細案内] | 一般社団法人 日向市観光協会 http://hyuga.or.jp/kanko/view/5

ホワイトバランスのせいかもしれんけど、言うほど栗色じゃないし、馬の背って「狭さ」の慣用句に使われてたか?

古代、馬ヶ背は日時計で正午を示す「午《うま》ヶ瀬」だった?

http://www.openstreetmap.org/#map=16/32.4235/131.6848

古代なら、ここに光がはいった時刻を正午としても別に困らなかったでしょう。
面白い説だとは思いますが、時計の変わりにするには少々不便な場所ではないかと思います。

可能性は否定しないけど、肯定するには弱いかな…というところ。

個人的には、柱状立岩が馬の首の後ろのたてがみっぽいからじゃないかと思うんですよね。
「馬ヶ背」の「背」は「背中」じゃなくて「後ろ」という意味の「背」なんじゃないかと。

それほど高所恐怖症じゃなくても微妙にこわい。

かっこいい。タクティクスオウガやFFTのマップにありそう。血みどろの足場争奪戦。

「クルスの海」と「馬ヶ背」のある日向岬

宮崎と大分(豊後)にまたがる日豊海岸国定公園の宮崎県側の景勝地のひとつ。

写真はカンムリウミスズメの営巣地、枇榔《びろう》島。許可無く上陸はできません。

明治43年に設置され、昭和16年に建て替えられたのがこの灯台。
ペンキが真新しいからそうは見えないけど、戦時中生まれの古建築。

神話の国、宮崎

神話の時代、神武天皇は日向から東征に出発したといいます。
その出発地とされる現在の美々津(ただし異論も多い)は、この日向岬から 10 ~ 15 km ほどしか離れていません。
もしかすると神武天皇もクルスの海をみて何かを願ったかもしれませんし、馬ヶ背の谷間に入る光で時を計ったかもしれませんね。

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