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daiba49さん

腫瘍マーカー検査は受けません。体調や生理などで数値が上がったりするし、マイナスの値でもがんのこともある。これで安心してしまったら困るし、値段も高いからまともな医師ならやらないと思います」

 意味がないわけではないが、デメリットの大きさから避けたいという意見が上がったのがCTスキャンだ。

「胸部CTスキャン検査はやりません。X線写真1枚で異常がないなら、やる必要を感じない。なぜかといえば、CTの放射線被ばく量はレントゲン150枚分にもなる。少なくとも、定期的にやる必要はないと思います」(形成外科医・齋藤真理子先生)

 やはり、医師の知恵は即戦力を発揮する。簡単なのに、意外と実践されていない賢い受け方を提案する声もあった。乳腺外科医の矢加部文先生が言う。

「乳がん検診・婦人科検診・胃カメラなどそれぞれのかかりつけ医を決め、検診はすべてそこで受けることです。長い期間カルテの蓄積があり、体の状態を把握してくれている医師は、自分以上に体の状態を理解してくれる存在。小さな異変にも気づいてもらいやすい。長くつきあえて、信頼に値するかかりつけ医をつくり、そこにお任せしましょう」

健診を受けていても長生きにはつながらない

 実は、すでに健診の効果を調べたランダム化比較試験がある。ここからは、デンマークで行われた研究の結果を見てみよう。デンマークでは、日本のメタボ健診と同様、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の診断および保健指導が行われている。

 このランダム化比較試験では、30~60歳の成人男女を、健診を受ける約1万2000人(介入群)と、健診を受けない約4万8000人(対照群)にランダムに割り付け、両方のグループを10年にわたって追跡している。

 介入群の中で、健診によって将来病気になるリスクが高いと判断された人々は、5年間で約4回の保健指導を受けるよう指示された。この保健指導によって、多くの人は食習慣や運動、喫煙や飲酒の習慣を改善したことが報告されている。

デンマークで行われた研究によると、健診を受けたからといって、必ずしも長生きできるわけではないということになる。つまり、「健診」と「長生き」の関係は相関関係だと言える。

『病気の予防や死者の減少という視点で有効性を示す根拠がある』ものはたったの6つだけです。その6つとは血圧、身長・体重、飲酒、喫煙、うつ病、糖負荷試験。逆にいうと、その他の項目の検査結果で一喜一憂する必要はないということです」

すい臓がん(中略)
胃の後ろにあり、長さ20cmほどの細長い臓器ですが、すい臓にできるがんのうち90%以上は、すい管の細胞にできるのだそう。

病院を受診するキッカケとして最も多いのは、胃や背中が重苦しいとか、何となくおなかの調子が良くないとか、食欲がないなどと漠然としたことがキッカケの患者も

精神疾患(うつ病など)

続いて同質問のワースト2位には「精神疾患(うつ病など)」が挙げられ、7.9%でした。

「2~3週間、毎日睡眠や食欲の不調があって、内科的に問題がない場合は精神疾患を疑った方が良い」という医師の声もありますが、精神状態のチェックもしてもらえる健診があればベストのよう。

不調を感じているのに、病名が診断されずに苦しいときは、専門医を受診するよう、自分から心がけておくべきでしょう。

脳動脈瘤(くも膜下出血など)(中略)
「脳ドックでしかわからないので、近親者にくも膜下出血等の既往歴があれば検査するべき」と提案している医師もいます。通常の健診では脳までの観察はしないことから、発見しにくい病気として認識されているようです。

健康診断とは別に、脳ドックを定期的に受けるよう意識したほうが安心できますね。

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