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開幕からソフトバンク打線が猛威を振るっている……。どうやら、そんなイメージが定着しているようである。
おそらく、今季から本拠地・ヤフオクドームに新設された観客席「ホームランテラス」の影響が少なくないだろう
ソフトバンクの強さ。それを合理的に説明すれば、多彩な“攻め”になるだろうか。
先の巨人との3連戦がとりわけ顕著だった

セ・パ交流戦は16日、ソフトバンクが最高勝率チームに決まった。日本ハムが阪神に敗れたため、12勝6敗で日程を終えていたソフトバンクが逆転で1位になった。
ソフトバンク・工藤監督は、交流戦勝率1位の座に自信を深めた。「大変うれしく思います。勝ち越しペースで戦えたということは、セ・リーグ相手にも普段通りの野球が通用したということ。いい競争がチーム内にあったし、雰囲気もよかった」。

試合中のベンチ内では喜怒哀楽を素直に表すソフトバンク・工藤監督だが、指揮ぶりは極めてオーソドックス。投打とも中心選手を軸にぶれない選手起用が特徴だ。打線では柳田、内川、李大浩と3~5番のクリーンアップトリオを固定。今季このトリオが崩れたのは、5番に松田が座った5月23、24日の日本ハム戦だけ。交流戦では18試合全て不動のクリーンアップで臨んだ。

交流戦でセとパの上位対決として注目された巨人とソフトバンクの3連戦(東京ドーム)は、強力打線を誇るソフトバンクがホームチームの巨人を3タテと一方的な展開に。今季からチームの指揮を執る工藤監督の投手目線での采配が光った。
6月5日の第1戦は細山田、6日の第2戦は高谷といずれも8番捕手の下位打者がバットで活躍。7日の第3戦も故障の本多に代わって二塁を守る7番の高田が四回、巨人の高木勇から右中間スタンドへ値千金の先制2ランを放った。
亜大から入団3年目の高田にとってはこれが記念すべきプロ第1号本塁打。しかし、このとき一塁走者の松田はスタートを切っており、サインはエンドランだった。通常、打者は打球を上げずに転がすのがセオリーとされるが、工藤監督は「転がすより、フライになってもかまわないから、とにかく強い打球を打ってくださいと選手に話してある」と明かす。

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