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ygyg03さん

心室中隔欠損症

代表的な先天性心疾患の一つ。

どんな病気?

心臓には右心房、右心室、左心房、左心室の4つの部屋がありますが、そのうち右心室と左心室の間を隔てる壁、つまり心室中隔に孔あながあいた病気を心室中隔欠損症と呼びます。

原因

遺伝性や家族性が認められるものではなく、ある一定の頻度で現れる疾患です。先天性心疾患のなかで最も多い疾患。

症状

症状は軽い場合から心不全を伴う重い場合まであり一様ではありません.呼吸が荒く回数が多い,ミルクや食事をとる量が減り体重が増えない,元気がない,汗をかきやすい等の症状がある場合は病状が進行している可能性が高いので早めに専門の医師の診察を受ける必要があります.

孔の大きさによって、大まかに3つの種類に分けることができます。

 1つ目は、小さい孔の場合ですが、これは無症状であるため手術をしなくても生活の不自由はまったくありません。孔の大きさは一生を通じて小さくなる傾向にあり、とくに2歳までに自然閉鎖することも比較的高率に期待できます。ただし、無症状とはいっても、細菌性心内膜炎さいきんせいしんないまくえんの有力な危険因子です。細菌性心内膜炎を起こした場合には高熱、倦怠感けんたいかんという症状が現れます。抜歯の際にはその危険性が高まるので、抜歯の1時間前と6時間後に抗生物質を服用して細菌性心内膜炎を予防するようにしなければなりません。

 2つ目は、中等度以上の大きさの孔がある心室中隔欠損症の場合で、生後1カ月ころからミルクの飲み方が悪くなったり、体重が増えなくなったり、呼吸が速く寝汗をかいたり、しばしば気管支炎きかんしえんや肺炎はいえんを繰り返すといった症状が現れます。そのため手術で孔を閉鎖する必要があります。

 3つ目は、心室中隔欠損症だけではなく他の種類の心疾患と合併して現れている場合です。この場合にも一般に他の心疾患と一緒に手術で閉鎖することが必要です。

診断と治療

心雑音が特徴的所見で新生児検診や乳児検診で発見される場合も少なくありません.診断は聴診,胸部レントゲン,心電図等の所見を参考にしますが,最近は心エコー検査が有力な診断方法になりつつあります.診断後は強心剤と利尿剤を使用して心機能の改善を図ります.通常は心臓カテーテル検査を行なってから根治手術を行ないますが,肺高血圧を合併する場合は早期手術が必要です.ただし全身状態が悪い場合や肺炎などの感染症を繰り返すお子様に対しては,あらかじめ肺動脈を狭くする姑息手術を行なって心肺機能と全身状態を改善させてから二期的に根治手術を行なう場合があります.

手術

病悩期間を短くすることの重要性から手術時期が低年齢化する傾向にあり,心不全症状の重いお子様では1歳未満,比較的軽いお子様では無輸血手術も可能な2-4歳とする施設が多いようです.欠損孔の位置には大きく分けて4つの形があります.我が国では房室弁の近くと肺動脈弁の近くにある形が多く,欠損孔が大きい場合には人工布を使って閉鎖します.手術は人工心肺を使用して体外循環を確立し,心拍動を停止させ心臓の一部を切開して人工布を欠損孔に縫着します.人工布は時間の経過とともに心臓構造の一部に組み込まれるため成長後も取り替える必要はありません.

みんなの治療記録

絶対に治る!!ママ、もう泣かないで。
みんな頑張って元気になったよ!!

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