1. まとめトップ

登録済み未使用車ってよく見るけど、ほんとに安く買えるの?

「登録済み未使用車」の販売会社のテレビコマーシャルや広告は週末の新聞広告などでもよく見かけますが、実際お得な買い物ができるのでしょうか。なんで安く買えるのか、利用するメリットやデメリットについて調べてみました。

更新日: 2015年07月01日

7 お気に入り 105279 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

ななふしさん

「登録済み未使用車」ってそもそもどういう車なのか

工場で生産した新車をナンバー登録のみ行った、まだ誰も購入していない車がメインです。新古車と呼ばれていたこともあるようです。
万全の保証をご用意しております。
保証(5年・10万km)が適用されアフターサービスの心配もなく安心です。
中古車扱いになります。
一度登録を行っていますので扱い上は中古車となる為、新車時に必要な重量税は必要ありません。

登録済み未使用車、以前は「新古車」とも呼ばれていました。

この表記は名前の通り登録のみ済ませた未使用(新品)のお車の事です。ディーラー使用車もディーラー名義にて代車や試乗車として使われたお車の事です。せっかく皆様に浸透してきたと思われる、この表記(呼び名)が、変わることになりました。

「登録済み未使用車」の表記はそのまま残りますが、今からの「登録済み未使用車」は軽自動車を除く普通車等に限定された表記になりました。

では、軽自動車はというと「届出済み未使用車」と表記する事になりました。これからはこちらの表記を使わせて頂きます。

昔は「新古車」と呼ばれていましたが、その後「登録済み未使用車」になり、2015年1月からは普通車は今までどおり「登録済み未使用車」のまま、軽自動車は「届出済み未使用車」と呼ぶようになったそうです。

法律の問題なのでしょうが、同じ意味なのに名称が違うというのはややこしいですね。

登録済未使用車は誰が作るのか?
それは、クルマを販売するディーラーだ。
理由は、メーカーから割り当てられた目標販売台数という名の販売ノルマを達成するための、苦肉の策という側面がある。

自動車メーカー傘下のカーディーラーは、どこも概ね販売目標が掲げられています。
新発売の車やマイナーチェンジ後の車はよく売れるものの、発売から時間が経過すれば売れにくくなっていきます。
そこで、メーカーは販売目標台数のノルマというムチを設定するととともに、ノルマをクリアすれば利益率が変わってくるマージン(仕入額)が下がったり、「販売奨励金」「インセンティブ」などと呼ばれるキャッシュバックのようなアメも用意しているようです。
この販売奨励金やインセンティブはカーディーラーに入りますが、営業成績の良い営業マンの報酬としても活用されるようです。

販売店は、目標販売台数を達成すれば、1台当たりのマージンが変わってきます。
そこで、販売台数が足りない時に、販売台数の上積みをする為に、自社名義で登録を行う事があります。
そうした車が市場に出てきたものが「未使用車」となります。

ノルマは達成できても実際には車は販売出来ていないので、どこかで換金しないといけません。
カーディーラーは新車販売が主ですが、店舗によって中古車販売を行っています。
しかし、登録された未使用車を自店舗で販売できるかと言えば、売れません。
登録されると新車としては扱えないので、中古車となりますが、限りなく新車に近い未登録車は新車販売の設定されたノルマに影響が出てしまうので業者に売られていきます。

ざっくりとですが、「登録済み未使用車」が存在する背景についてはわかっていただけたかと思います。

でも、これだけでは、なんで安くなるのかわかりませんよね。

登録済み未使用車はなぜ安い?

登録済み未使用車は未使用車専門の販売店や中古車販売店に卸されて販売されます。
当然ですが、カーディーラーはメーカーから仕入れているので、販売価格よりもずいぶん安く仕入れているはずです。
仕入れた未使用車専門の販売店や中古車販売店は仕入れから販売までの期間が短くて済む未使用車は格好の商材と言えます。
多少利幅が小さくなっても集客効果は抜群です。

誰も使用していない「新品」の車ですが、一度登録されていますので車両本体価格は安くなっています。

登録済み未使用車は新品同様ですが、登録されているためまっさらな新品とはいえません。
書類上は元のオーナーがいるためです。
本当の新品と中古だけど一度も使ってない新品同様だと、本当の新品のほうが高いのはある意味当然とも言えます。

新車購入時には、2~3年分の自動車重量税を支払う必要があります。
しかし、未使用車なら、次の車検まで自動車重量税は一切必要ありません。

すでに自動車重量税は払われているので、次に自動車重量税を支払うのは車検の時です。

未使用車は、税額算出の基準となる評価額が、新車に比べ低く設定されます。そのため、
自動車取得税の税額が抑えられるのです。車両によっては、課税されないことも!

新車の場合と中古の場合は基準となる評価の方法が異なります。
全く使われていない新車の場合はそのままの購入額に乗算し計算されますが、中古車の場合は使われ方もまちまちで、同じ年式でもほとんど乗った形跡のない車もあれば、使い倒した車もあるのでかなり割り引いた金額が算出されます。

価格以外のメリットは?

ほとんどの中古車店では自賠責保険料残月分は請求すると思います。
重量税の残月分が請求されたら、それは拒否してもいいと思います。

自賠責保険は原則、車検を受けた人が払うものなので、残月分の自賠責も実際には払う必要はないようです。
車検を受けているのに自動車重量税や自賠責保険の費用を見積に載せてくる業者いるようなので、シッカリ見積書を診ておいたほうが良さそうです。

未使用車は、登録名義変更をすればすぐ乗ることができます。
新車の場合、納車までに1ヶ月程度かかる場合がありますが、未使用車なら2週間程度で納車が可能。もちろん、納車前に徹底点検・整備を行い、安心な車をお届けします。

新車の場合、オプションなどを盛り込んで作られるためどうしても時間がかかりますが、未使用車の場合はすでに現物がお店にあるので、現物の整備点検をおこない、名義変更などの諸手続きだけで済むので納車までの時間は短くて済みます。

新車登録から5年間あるいは10万km(輸入車は3年間かつ無制限)のメーカー保証をお付けして販売致します。メーカー保証付きなら、万が一のお車のトラブルもお近くのディーラーで対応可能ですので、ご遠方のお客様も安心してご購入いただけます。

ディーラーで新車を購入した際に付いている5年or10万キロのメーカー保証を手続きをすることで承継可能です。
新車保証継承の手続きは別途費用が発生することも。

新車と違って必要な費用は?

新車保証継承の手続き代行費用がかかる場合もありますが、原則としては登録済み未使用車に限って必要な費用はありません。

ただし、中古車販売店特有のよくわからない費用項目は注意したほうが良さそうです。

例えば、土日営業しているのに「休日納車費」などというものがさり気なく入っている場合があったり、車検が付いているのに何故か「車検代行料」が記載されている事があります。
また、非課税のはずのリサイクル料、重量税、自賠責保険、陸運局印紙代に消費税が加算されている事も。

車庫証明代行費用、必要書類取得代行費用(住民票や印鑑証明など)は行政書士などに依頼しているので費用がかかります。その代行費用に利益を上乗せしているためどうしても割高になりがち。

車庫証明は1万5千円前後が相場のようですが、自分で取得すれば3,000円弱(保管場所証明申請書
、保管場所標章交付申請書の費用)で済みます。

自分で取れるものは自分で取得したほうが随分と安く済みます。
自分で取得すれば数万円の節約にもなりますし社会勉強にもなります。

登録済み未使用車のデメリットは?

製造時にしか付けられないメーカーオプションやカラーなどを注文できないと言う事です。(なかには後日追加できるオプションもあります。)

純正ナビなどは後からつけることはほぼ出来ません。
未使用車は台数を稼ぐために発注されているので上位グレードや純正オプションは期待できませんし、車のカラーも無難なシルバー系や白などがほとんど。
こまめにネットなどで在庫状況を見ていると、まれにオプションが豊富に装備された特別仕様車なども出てくるようです。

ローンで未使用車を購入する際は、金利にも注意が必要です。
メーカー系のディーラーのマイカーローンと比較すると、未使用車専門の販売店や中古車販売店の提携カーローンの金利はやや割高なことが多いようです。
たかが数%の金利差でも、36回や60回払では思った以上の金額の違いが出てきます。
現金一括が一番ですが、ローンで買う場合は、事前に銀行のマイカーローンを調べたほうがいいでしょう。ネット銀行のローンはかなり良い条件で借りれることも多いです。

登録済み未使用車を購入する際のポイント

・車の登録年月日を確認しよう
(登録年月日は各検索サイト(カーセンサーやグーネットなど)の車の詳細情報に記載されています。)
・車検の残り期間を確認する
(車検の残り期間は各検索サイト(カーセンサーやグーネットなど)の車の詳細情報に記載されています。)
・車についているオプションや付いている装備品を確認しよう
(これも、各検索サイト(カーセンサーやグーネットなど)の車の詳細情報に記載されています。)
・見積りで支払総額を確認しよう
(検索サイトにて見積りのメールを送る事ができます。)
・新車の総支払額と比較する(オプション・装備品+その他サービス)
(新車ディーラーへ行くか・新車の見積もりサイトを利用する。)

まとめ

メーカー系のディーラーでは年度末やボーナス時期など、ある一定の時期にに販促費用が出ることもあり、思った以上の値引きができるタイミングがあります。
ローン金利などもあるので、支払い総費用は登録済み未使用車が必ずしも安いとは言えません。

メーカー系のカーディーラーで新車の見積もりを取得し比較して、どちらがより有利に購入できるか交渉したほうが良い買い物ができるのではないでしょうか。

1