1. まとめトップ

【初心者向け】同人誌を自家製本で作るよまとめ①【基本~中綴じ本篇】

初心者が初心者に向けて書いた、コピー本の作り方まとめです。各種綴じ方の紹介のほか、中綴じ本、無線綴じ本の作り方を解説しています。

更新日: 2015年07月14日

4 お気に入り 20806 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

ry_nonaさん

できる限りわかりやすく色々書いてみました。さぁあなたも同人誌を作ろう!
(まとめ作成は初めてなので、不具合あったらごめんなさい)

このまとめでは、紙を青色、ホットボンドをピンク色、用具をオレンジ、ホチキスの針を赤色、…で図を描いています。

簡単な用語解説

◆小口
本を開く側のことを言う

◆化粧断ち
本の小口が乱れていると読みづらいので、そこをカットして揃えること。

まずは本のタイプの解説

もっとも手軽なタイプがこれ。
束ねた紙を、本の背側になる側をホチキスで止めます。

◆メリット
何よりも手軽。
小口(本をめくる側)をきれいに揃えられる
ページ数は2の倍数で作れるので自由度が高い

◆デメリット
あまりページ数の多い本は閉じられない
大きく開かないために見開きが魅せづらい。

紙を二つに折り、紙の開く側をホチキスで平止めする。
袋状(筒状)になり、折った内側は見えないため、外側になる片面のみ本文を印刷する。
カラー絵のように裏に透けてしまう印刷物などに向いている。
もしくはえっちな本のように、間に印刷されたものを隠すためにこのやり方を使ってもいい。

◆メリット
平綴じに同じ。
裏に透ける印刷物の見せたくない側を隠せる

◆デメリット
平綴じに同じだが、平綴じ以上に分厚くなりやすいために、ホチキスが息をしなくなりかねない。

一般的なコピー本がこれ。
薄めの雑誌(週刊誌など)がこの綴じ方をされています。
二つ折りにした紙を重ねて、中央をホチキスで綴じます。
綴じるのに使うホチキスは、普通のホチキスではなく、留める部分が回転してタテヨコどちらでも綴じられるものや、中綴じ用ホチキスなどを使います。

◆メリット
なによりも手軽。
平綴じよりも多いページ数の本を作れる。

◆デメリット
中綴じホチキス(タテヨコホチキス)という専用ホチキスが必要。
ページ数がかならず4の倍数になり、自由度が低い。
化粧断ちをしないと本の小口が乱れていて読みづらい

ホットボンドや製本用ボンド、木工用ボンドなどで、本の背中を固めるやり方。
分厚いコミック雑誌などがこのやり方で製本されている。
小説本やまとめ本などの分厚い本向き。

◆メリット
とにかく厚みに強い。数百ページあっても大丈夫。
丈夫で長持ちする。
ページ数は2の倍数なので自由度が高い。

◆デメリット
手軽さはゼロ。
コツがいるので慣れるのが大変。
道具をそろえるのが結構大変。

大体わかったでしょうか?

と、綴じ方の解説の前に原稿の印刷についてちょっとだけ。

本の形に印刷するのに適した原稿作成ソフト(クリップスタジオEXなど)の場合はそのまま印刷できますが…
アナログ原稿やSAIで作った原稿は、一度画像に落とした後に、PDF化(画像梱包、というソフトが便利です)しておきます。

PDF化した原稿をプリンターで印刷します。
あるならば、設定を「小冊子印刷」にすれば、簡単に冊子状にできます。
(大体のモノクロレーザープリンターの印刷設定にはこのモードがあるかと思います)

コピー本を印刷するにあたって、表紙などはカラーのインクジェットでもいいのですが、両面印刷の場合、インクジェットで刷ると、めっちゃ透けやすいです。
ついでに言うとインクが高いので破産します。
さらに言うと、インクヘットは印刷に時間がかかります。修羅場が加速します。イベントは待ってくれません。
悪いことは言いませんので、モノクロレーザープリンターをお勧めさせてください。

うちで使ってるモノクロレーザープリンターがこちらです。
本体は、インクジェットに比べちょいお高いですが、印刷のコストパフォーマンスもいいし、とにかく印刷がめっちゃ早いです。
印刷待ちの間に睡眠時間がガンガン減っていくこともありません。

片面印刷のものは安いですが、手間を考えると、両面印刷できるタイプのものを買うほうが、結果的にオトクなのではないかと思います。

上のプリンターならば、小冊子印刷モードで、中綴じ本に適した印刷をしてくれます。
普通の、右上から読み進む漫画本ならば「小冊子モード」にして、「両面印刷設定」から「右綴じ」を選ぶと、ちょうどいい感じにガーゴーと印刷されて出てきます。

もしもそのような機能がプリンターにない場合は…
平綴じ本ならば工夫次第で問題なく刷れるのですが、中綴じの場合、ページ配置の順番に混乱すると思います。

こんな感じになります。
さらにページ数が増えるとややこしいですが、メモを取りながら考えれば、そんなにムズかしい話ではないです。

これを、11p2pを画像をつなぎ合わせて片面印刷、それの裏面に1p12pの画像をつなぎ合わせたものを印刷…みたいな手順で印刷かけます。

うちの初代プリンターがそうだったの…超大変だった。

ぶじ印刷できたでしょうか?
とりあえず、原稿の印刷が無事終わったということにして、お話を製本方法についてに進めますね。

このまとめでは、中綴じ本、無線綴じ本のやり方を解説します。

平綴じ、袋綴じについては、大体見たままの作り方なので特に解説はしませんw
いいよね。わかるよね?

中綴じ本を作ろう!

◆用意するもの
・印刷した原稿
・中綴じホチキス
・カッター&カッターマット

・中綴じホチキス
製本用ホチキス、タテヨコホチキス、まわるホチキス、などの名称で売っています。大きめの100円ショップなんかにもまれにあります。

きちんとした製本用の中綴じホチキスは大型で高いですが、コピー本を作るには100円のものでも十分です。

印刷した原稿を二つ折りにして重ね合わせ、中央を上記のようなホチキスで、上下の2か所ほどをばちばち留めます。
最初は中央に留めるのが難しいのですが、慣れれば手早くできるようになります。

無事留められましたか?
では完成!

…でもいいのですが、ここでは見栄えを良くする方法について。
そのままだと、本の小口がきれいに揃っていません。

紙の厚さがあるので、どうしても中央のほうのページが、小口からわずかにハミ出したようになってしまいます。
このままだと見栄えが悪いだけではなく、ページをめくりづらくなってしまいます。

なので、ここを化粧断ちします。
カッター対応の金属定規を当てて、ハミ出した部分を切りましょう。

しっかり切りたいので、大きめのカッターが使いやすいかと思います。
断裁機も、タイプによっては使えるかなあ。

小口を化粧断ちするだけで、見栄えがかなり変わって来ますよ。

…まあ部数と修羅場具合によってはそんなのやってる余裕はないんですけどね。

ええ修羅場具合によっては。


次回は無線綴じについて解説します

1