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国立大学の文系学部廃止(人文社会科学・教員養成系)最新情報まとめ

国立大学の文系(人文社会科学・教員養成系)学部廃止最新情報まとめです。文部科学省が国立大学法人に対して人文社会科学系や教員養成系の学部・大学院の組織廃止・転換・グローバル化推進を求めた通知が、波紋を広げています。大学改革実行プランに基づいた各大学の対応の最新情報をまとめます。

更新日: 2017年06月17日

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国立大にて教員養成系・人文社会科学系学部が消える?

「教育系・人文社会系は、いらない」

国立大学は「国立大学法人」となって、国の縛りから自由になった、はずだったのですが、その実、サイフを握られて結局昔よりも文部科学省の言いなりになる傾向が強まった――このことはどこかで耳にしたことがあるかもしれません。

その国立大学の行く末を論じている会議の一つに、国立大学法人評価委員会というのがあるのですが、そこがびっくりするような提言をしています。「国立大学法人の組織及び業務全般の見直しに関する視点」について(案)という文書で、この8月4日の日付をもつものです。教育系・人文社会系のスタッフ一同が、背中に寒風を感じるだろう箇所を引用します。


「ミッションの再定義」を踏まえた速やかな組織改革が必要ではないか。特に教員養成系学部・大学院、人文社会科学系学部・大学院については、18歳人口の減少や人材需要、教育研究水準の確保、国立大学としての役割等を踏まえた組織見直し計画を策定し、組織の廃止や社会的要請の高い分野への転換に積極的に取り組むべきではないか。」
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/kokuritu/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2014/08/13/1350876_02.pdf

以下略

引用元サイト様:
http://hibi.hatenadiary.jp/entry/20140826/1409070263

本ページでは文系学部廃止で興味深い情報を随時まとめていきます。

人文社会科学系学部がある国立大の8割、学部再編など検討

人文社会科学系の学部がある国立大学の8割が、学部の再編や定員削減などを検討していると、NHKが2015年7月19日、自局の調査結果を明らかにした。

NHKの調査によると、人文社会科学系の学部がある大学42校のうち、「再編して新たな学部などを設ける」が11校、「具体的な内容は未定だが、再編を検討する」が8校、「定員を減らす学部などがある」が6校、「教育目標を明確にした」が3校、「国の方針を踏まえたものではないが、再編を盛り込んだ」が7校だった。

また、文科省が前月に学部の廃止や再編をするよう通知を出していたことについては、25校が「趣旨は理解できる」と答え、「不本意だが受け入れざるをえない」が2校、「全く受け入れられない」が2校だった。

以下略


J-CASTニュース様出典:
http://www.j-cast.com/2015/07/21240655.html

☆☆☆以下は随時更新中の大学改革情報の最新情報です☆☆☆

予算増は半数 改革策評価、交付金で明暗【2016年3月9日】

部科学省は9日、国立大学が目指す教育研究改革の方向性や戦略に応じ、運営費交付金に差をつける重点支援制度の審査結果を発表した。全国86の国立大のうち、京都大や神戸大など42大学が増額評価となった。43大学は減額となる。増額幅は最大約7千万円、減額幅は同約5千万円だった。運営費交付金はこれまで学生や教員の数などに基づき算出してきた。文科省は国立大に特色を打ち出すよう求めており、2016年度から交付金の一部を拠出させ、改革の中身を評価した上で再配分する仕組みを導入。各国立大は「世界で卓越した教育研究」「強み・特色のある分野の教育研究」「地域貢献」から目指す方向性を1つ選び、戦略を提案していた。

「世界で卓越」を選んだ16大学のうち、最高評価は京都大、神戸大、九州大の3大学で、再配分率はいずれも110.3%。九州大は世界トップレベルの大学との共同研究、アジア圏の大学とのネットワーク形成の推進が高く評価された。東京大など7大学はほぼ同額の100.2%。金沢大は「戦略の達成状況を判断する評価指標の設定が不十分」とされ、80.2%にとどまった。小樽商科大学、帯広畜産大学、岩手大学、宇都宮大学、長岡技術科学大学、三重大学、京都工芸繊維大学、奈良教育大学、和歌山大学の9校は最も高い評価を受け、18.6%増額されるということです。
一方で、10%以上減額される大学は7校あり、最も低い評価となった京都教育大学は24.5%の減額となります。京都教育大学の日向野隆司理事は「評価結果を受けて戦略を練り直すとともに、減額される分経費節減に取り組みたい。ただ、運営費交付金に頼っている部分は大きく、安定した配分を求めたい」と話していました。

■国立大学運営費交付金の配分率評価ランキング

◇118.6%
小樽商科、帯広畜産、岩手、宇都宮、長岡技術科学、三重、京都工芸繊維、奈良教育、和歌山

◇113.2%
東京芸術

◇110.3%
京都、神戸、九州

◇107.8%
北海道教育、弘前、山形、埼玉、横浜国立、新潟、浜松医科、名古屋工業、豊橋技術科学、滋賀、兵庫教育、高知、熊本、大分、宮崎

◇102.9%
東京医科歯科、東京学芸、東京海洋、電気通信、政策研究大学院、総合研究大学院、奈良先端科学技術大学院

◇100.2%
北海道、東北、筑波、東京、一橋、名古屋、大阪

◇92.6%
東京外国語、お茶の水女子、奈良女子、九州工業、鹿屋体育、北陸先端科学技術大学院

◇97.0%
室蘭工業、北見工業、宮城教育、秋田、茨城、上越教育、富山、福井、山梨、信州、岐阜、静岡、愛知教育、滋賀医科、大阪教育、鳥取、島根、山口、徳島、香川、愛媛、福岡教育、佐賀、長崎、琉球

◇90.2%
千葉、東京農工、東京工業、岡山、広島

◇86.2%
福島、群馬、鳴門教育、鹿児島

◇82.3%
筑波技術

◇75.5%
京都教育

◇80.2%
金沢


1.「地域に貢献・全国的な研究」、2.「全国的な研究」、3.「世界で卓越した研究」の三つの区分をそれぞれの大学が自主的に選択したわけですが、スーパーグローバル大学としての評価が低いにも関わらず、3.「世界で卓越した研究」や2.「全国的な研究」を選択した大学は区分内の競争に勝てず減額の評価を受けているように思われます。(金沢大、千葉、岡山、東京農工、東京外国語、お茶の水女子、奈良女子、九州工業など)。

その一方で、スーパーグローバル大学として高い評価を受けている大学は区分内での競争に勝利し増額の評価を勝ち取っているように思われます。(京都大、京都工芸繊維大、東京芸術大、長岡技術科学大、九州大)。

その点、神戸大学はスーパーグローバル大学に漏れつつも、高評価を今回勝ち取ったことは大健闘したと言えるのではないでしょうか。また、スーパーグローバル大学に採用され高い評価を得つつ1.「地域に貢献・全国的な研究」を選択した京都工芸繊維大や長岡技術科学大は、あえて競争の緩い区分を戦略的に選択したとも考えられるでしょう。

37の国立大が改組を計画!【2015年10月28日】

37の国立大が改組を計画しているようです。

情報の詳細は以下のリンクを参照

旺文社様:http://eic.obunsha.co.jp/

旺文社様出典:
「中期目標・中期計画の素案に見る、再来年度以降の国立大学の改組!」
http://eic.obunsha.co.jp/resource/pdf/exam_info/2015/1030_n.pdf

横国が学部改編を構想、平成29年度の都市科学部新設など【2015年10月27日】

横浜国立大学は10月26日、構想中の同大教育組織の改編について資料を公開した。平成29年度に予定している都市科学部(仮称)の新設、理工学部3学科体制への改編などの構想が盛り込まれた。同大は、学部教育と大学院教育に発展的・積極的に取り組んでいくという。

中略

学部の改編では、平成29年度に、人文社会科学系と理工学系が融合した「都市科学部(仮称)」を新設する。2つの学系の融合を活かした都市づくりとグローバル社会、イノベーション創造を担う人材の育成を行う。学部の新設に伴い、現行の教育人間科学部から人間文化課程を廃止。学校教育課程のみの教育学部(仮称)に改編し、地域の教員養成の中核としての役割を担う。また、理工学部は4学科体制から3学科体制になる。多様な業界で新しい価値の創造や技術革新を導く付加価値の高い理工系人材の育成を目指す。

以下略

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<国立大学>33校で文系見直し 9大学で教員養成廃止【2015年10月22日】

国立大学で2016年度以降、人文社会科学系の学部・大学院の組織見直しを計画しているのは33大学で、人文社会科学系がある60大学の半数超に上ることが20日分かった。各大学の16年度以降の6年間の中期目標・計画の素案が同日開かれた文部科学省の専門分科会で示された。一方、組織の廃止を予定しているのは横浜国立大など9大学で、いずれも対象は教員養成系学部だった。文科省が6月の通知で求めていた国立大の文系学部の組織改編が一気に進むことになる。年度内に文科相が各目標を決定し、計画を認可する。

以下略

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国立大AO・推薦枠倍増、3割に…18年度目標【2015年9月22日】

国立大学文系出身者 就活でも会社でもバカにされ肩身が狭い【2015年9月11日】

埼玉大学は8月、2018年度までに教育学部の定員を100人減らし、大学院理工学研究科の定員を200人増やすことを発表。弘前大学も2016年4月から、理系学部で定員を90人増やす一方、文系の人文学部と教育学部で計150人減らすことを決めた。8月に読売新聞が行ったアンケート調査によると、全国にある国立大学のうち、26校が2016年度以降、文系学部の改廃を計画していると答えるなど、その動きは拡大している。

以下略

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国立大に文系再編の波、26校が学部の改廃計画【2015年8月24日】

文系学部のある全国の国立大60校のうち、半数近い26校が2016年度以降、文系学部の改廃を計画していることが、各国立大学長を対象にした読売新聞のアンケート調査でわかった。

教員養成系学部を中心に計1300人以上の募集が停止され、定員の一部を新設学部に振り分けるなどの改革が行われる。国立大の文系に再編の波が押し寄せている実態が浮かび上がった。
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以下略

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高度な研究者 一貫教育 信大工学部「教育プログラム」導入【2015年8月11日】

信州大工学部(長野市)は2016年度に学科を再編するのに合わせ、カーボンや電池など同学部が強みを持つ複合材料分野で高度な研究に携わる人材を育成するため、「学科横断教育プログラム」を導入する。来春以降の入学者を対象に、学部3年次に毎年10人程度を選抜。大学院の博士課程5年間を含む計7年間を一貫教育期間とし、幅広い分野で研さんを積むことで技術革新の核となる研究者養成を目指す。

中略

工学部は16年度、現在の7学科を物質化学、電子情報システム工学、水環境・土木工学、機械システム工学、建築学の5学科に再編。定員は再編前から15人増やし485人とする。

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国立大学“文系廃止”通知に学術会議が批判声明【2015年7月23日】

文部科学省が先月、全国の国立大学に対し、「教員養成系」や「人文社会科学系」の学部­の廃止や転換を求める通知を出したことについて、日本学術会議が、「人文・社会科学の­軽視は大学教育全体を底の浅いものにしかねない」などと批判する声明を出しました。

国立大学から文系学部を廃止?MBS・ちちんぷいぷい「石田ジャーナル」 【2015年7月21日】

国立は文系縮小、理系拡大の方向。8大学で学部増設予定 【2015年7月21日】

●国立大の大規模改組
 16年度は、国立大で学部改組が相次ぎ、大きく変わろうとしている。その背景には、13年に文科省が出した機能強化策「国立大学改革プラン」がある。「持続的な競争力を持ち、高い付加価値を生み出す国立大学へ」という目標のもと、各大学で改革案が検討された結果だ。
 全体として、(1)教員養成系学部の教員養成機能への特化と、教員免許を卒業要件としない課程の廃止、(2)人文・社会科学系学部の縮小、(3)理工・農学系学部の拡大、(4)上記の(1)(2)による定員削減分で、地域貢献型、または国際系の学部を増設、という方向性が見て取れる。
 その中で、学部を増設するなど、規模の大きな改組は次の通り(岩手大は図2、福井大は図3も参照)。以下は全て予定で、新設学部等の名称は仮称。カッコ内の人数は定員を示す。

◎弘前大 人文学部を「人文社会科学部」に改組、3→2課程に再編し、定員減(345人→265人)/教育学部で生涯教育課程を募集停止/理工学部(300人→360人)、農学生命科学部(185人→215人)を定員増

◎岩手大 人文社会科学部を4→2課程に統合し、定員減(215人→200人)/教育学部で生涯教育・芸術文化の2課程を募集停止/工学部を「理工学部」に改組、5→3学科に再編し、定員増(400人→440人)/農学部を4課程1学科→6学科に再編し、定員増(210人→230人)

◎宇都宮大 地域デザイン科学部(140人)を開設/教育学部で総合人間形成課程を募集停止

◎千葉大 国際教養学部(90人)を開設/教育学部で、スポーツ科学課程・生涯教育課程と、中学校教員養成課程のうち総合教育・教育心理・情報教育の3分野を募集停止

◎電気通信大 情報理工学部を「情報理工学域」に改組、4学科→3類に再編。夜間主課程を社会人対象に限定し、定員減(100人→30人)

◎東京工業大 全学規模で組織を変更、3学部23学科→6学院19系に再編(入試時の募集単位は第1~7類で変更なし)

◎信州大 経済学部を「経法学部」に改組/教育学部で、生涯スポーツ・教育カウンセリングの2課程を廃止し、特別支援学校教員養成課程を学校教育教員養成課程に統合/工学部を7→5学科に再編し、定員増(470人→485人)/繊維学部を「2課程3学系→4学科」に再編

◎福井大 国際地域学部(60人)を開設/教育地域科学部を「教育学部」に改組し、地域科学課程を募集停止/工学部を8→5学科に再編

◎静岡大 全学横断型教育プログラムの地域創造学環(50人)を新設/人文社会科学部で定員減(470人→420人)/教育学部で生涯教育・総合科学教育・芸術文化の3課程を募集停止/理学部に創造理学(グローバル人材育成)コースを増設(20人)/情報学部を2→3学科に再編し、定員増(200人→240人)/農学部を3→2学科に再編し、定員増(150人→180人)

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