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この記事は私がまとめました

ry_nonaさん

できる限りわかりやすく色々書いてみました。さぁあなたも同人誌を作ろう!

このまとめでは、紙を青色、ホットボンドをピンク色、用具をオレンジ、ホチキスの針を赤色、…で図を描いています。
また、あまり本格的ではなく、とりあえずやってみたいけれど…という方向けに、最低限の道具で進めている感じです。

本の綴じ方の解説と、中綴じ本の作り方については「同人誌を自家製本で作るよまとめ①」をご覧ください。

道具を用意します。

今度は無線綴じです。本格的になってまいりました。

◆用意するもの
・印刷した原稿
・シール状のインクジェット用紙
・断裁機
・万力(クランプ)
・グルーガン
・ホットボンド(グルースティック)
・アイロン
・カッター
・クッキングシート

(グルーガン&グルースティックではなく、シート状になったホットボンドを使う場合もありますが、今回はグルーガンを使うやり方です)

断裁機はこんな感じのものを使っています。
盤面のメモリに合わせるだけで同じサイズに切れるので重宝します。
それとこういうタイプは怪我しにくいのも安心。

大体断裁機は2000円程度で売っています。
A4サイズのもので大丈夫。
切れる枚数は10枚程度が一般的かなと思います。
5枚だとちょっと頼りないね。

グルーガンはこんな感じのもの。
トリガーを引くと、先端から溶けたグルーが細く出されます。

グルーガン、ホットボンド、ピタガン、などの商品名になります。

100均(セリアやダイソー)にも置かれていますよ。
さすがに100円じゃないらしいですけども。

クッキングシートはこんな感じのやつです。
キッチンペーパーではないので間違え注意(昔間違えた)
シリコン加工とかしてあったりする、ツルツルのシートですよ。
クッキーとか焼くときに下に敷くやつですね。

万力(クランプ)はこういう洗濯ばさみ状のやつが一個あればとりあえず大丈夫ではあります。
とりあえず一か所だけでも挟んであれば、ズレは防げるので。

より本格的にやりたいなら、製本機があると便利です。
木の板2枚を、ボルトと蝶ネジで止めたもので、よりしっかり本を挟むことができます。
自作もできるようなので、もし大量の本を製本するのならば、自作にチャレンジしてもいいかもしれません。
(今回この記事では製本機がないことを前提に進めています)

まず本を断裁します

では用意が済んだら早速はじめましょう。
まずは、A4プリンターで出力して、A5サイズの本を作ることを想定して進めます。


まずは断裁機で本を切るのですが、今回はA5サイズの本を作る想定なので、表紙・裏表紙も断裁します。
断裁機で、作りたい本のサイズに、印刷した原稿をバッサリ切ります。
きちんと揃えて、断裁機のメモリに合わせて切れば、そうそうズレることもないと思います。

断裁が終わったら、ページの間違いがないように本を重ねて揃えます。
紙を揃えるときには、【小口側で】本を揃えます。
なぜ小口側で揃えるかというと、無線綴じはある程度の厚みがある本を作る時のやり方なので、最後にカッターで小口を化粧断ちするのも困難になるからです。

本が揃えられたら、ズレないようにがんばってクランプします。
(製本機がある方はもちろん製本機を使ってください)

クランプが出来たら、本ののど(背中側)に、大きくはみ出している紙をカットします。
びろっと出たままだとうまくホットボンドがつかないので。
ただ、きちんと断裁できているならばこの工程はまずないとおもいます。

本の背中に傷を付けます

本ののどの高さを大体揃えられたら、今度はこのノドの部分に、カッターやのこぎりなどでキズを付けます。
1~2センチ間隔程度に、横向きに線を掘っていく感じです。
深さは0.5ミリ~1ミリ程度で大丈夫です。
この工程により、ホットボンドがよりしっかりつくようになります。

ホットボンドで背中を止めていきます

本の背中が開かないように押さえながら、グルーガンでホットボンドを塗り付けていきます。
ちょっとつけすぎかな?くらいで大丈夫です。

本の小口側で揃えたので、こちらの背中側は、少し不ぞろいだと思います。
不揃いになっていて溝になってしまっている部分に、しっかりホットボンドが入り込むようにつけてください。

この工程ではホットボンドの表面は平らじゃなくても大丈夫なので、とにかくしっかりつけてください。
とにかく隙間がないように、まんべんなく塗り付けます。
くるくると小さな円を描くようにやるとやりやすいかと思います。

背中だけじゃなく、中表紙や裏中表紙には、ちょっとハミ出すかな、くらいにつけたほうが丈夫に仕上がります。

アイロンをかけるよ

ホットボンドをまんべんなく塗り終わったら、本の背中側にクッキングシートをかぶせて、アイロンをかけます。
熱したアイロンでホットボンドをもう一度溶かし、平らにならし直します。

なお、レーザープリンターのトナーは熱に弱いため、アイロンを表紙や裏表紙に当てないように気を付けてください。
印刷が溶けてくっついてハゲハゲになります。

アイロンは軽く押し付けて、ゆーっくり動かして、背中側全面を均していく感じです。
アイロン台の上に本を寝かせて、同じく寝かせたアイロンを押し付けるようにすると、ピシッときれいにできます。
アイロンが滑りやすいのでやけどに注意!(やけどした


アイロンをかけ終わったら、ホットボンドが冷めるまでしばらく置いておきます。
きちんと冷めてからなら、シートをはがす時に抵抗もなくするっとはがれるはずです。
冷めないうちにはがすと、ホットボンドも一緒にはがれてしまうのでやり直しになってしまいます。

シートをはがしても、きちんとホットボンドがちゃんと平らになっていなかったら、この工程をやり直します。
まぁ多少デコボコのままでも大丈夫ですけれど…。
もしもホットボンドが平らにならず、隙間だらけの場合は、ホットボンドが足りませんので、再度塗り付けなおしてください。


シートをはがした後、ホットボンドが少しハミ出していると思います。
見栄えが悪くなりますので、それをハサミやニッパーなどで落としておきます。

やったぜ! これにて完成!


…にしてもいいのですが、このままだと、本の背中がホットボンドでくっつけた形なのが丸見えだと思います。
なのでここでシール用紙を活用します。

背表紙を付けるよ

完成した本に定規を当て、本の背中の厚み~表紙にかかってしまったホットボンド、のぶんを隠せる程度の幅を図ります。
PCに戻り、その幅の分をカバーできる程度の背表紙デザインを作り、プリンターでシール用紙に印刷します。
シールを細く切り出して、本の背中に貼り付けます。
本の背表紙の幅ぴったりだとはがれやすいので、少し余裕を持たせ、表紙~裏表紙にも少しかかる程度の幅にするとキレイにできます。

よし、今度こそ完成!!!
お疲れ様でした!

背表紙は、レース状のシールや、マスキングテープなどを使い、かわいく凝ってもいいと思います。
また、帯などをデザインして付けてもいいと思います(A5サイズの本だと帯つけられるほどの紙を用意するの大変だけど)

アイディア次第で何でもできるよ!

そのほかのサイズの本の作り方

A5サイズ未満(B6、A6など)の本の場合は、紙のサイズの関係で、表紙~背表紙~裏表紙を、一枚の紙で補うことができます。

その場合は、本を断裁は表紙を含まず、中表紙までを断裁します。
それを揃えて、ホットボンドで留めるところまでは同じです。

最後に、サイズを合わせた表紙で、背表紙側から本をくるむような形にして、アイロンで背表紙を抑え、ホットボンドを再度溶かしてくっつけます。

最後に

完成した本はこんな感じになっています。

同人誌は印刷所に頼むのもいいのですが、コピー本も、一冊一冊完成していく感じが楽しいですよ。
その分大変ではあるのですが…

皆様もよき同人ライフを!

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