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固定席がない!?「フリーアドレス」オフィスのメリットとデメリット

最近IT企業やベンチャー企業を中心に増えている、自分の固定席を設けず自由な席に座って仕事をする「フリーアドレス」タイプのオフィス。コスト削減や部署を超えたチーム編成が容易になるなどメリットがある一方で、社員にプレッシャーや疎外感を感じさせ、結果的に離職者を増やすといったデメリットもあるようです。

更新日: 2016年10月01日

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この記事は私がまとめました

springspringさん

◆最近増えている「フリーアドレス」タイプのオフィス

社員の固定席を設けないオフィス形態のこと。

従来のオフィスでは社員が仕事をするところは自分たちのデスクであり、管理者の目が届く場所で決められた仕事をする

「フリーアドレス」とは、職場で社員一人ひとりに固定した席を割り当てず、在社している社員が仕事の状況に応じて空いている席やオープンスペースを自由に使うオフィスの形態

出典人事労務用語辞典

「フリーアドレス」は、1990年代後半から外資系企業やIT企業を中心に導入事例が増えている

日本アイ・ビー・エムが日本で初めて導入したとされている。

ちなみに「フリーアドレス」は和製英語で、米国では同様のコンセプトを「ノンテリトリアルオフィス」などと呼ぶ

出典人事労務用語辞典

◆「フリーアドレス」のオフィスが導入された背景

外回りの営業が多い企業では、日中、社内がガラガラになることがほとんど。そのため「フリーアドレス」が導入されたという。

企業の中には、外出する社員が多く出社する社員が少ないため、全員分のデスクは要らないという企業もある

米国などと比べてオフィスの広さに限りがある日本で、外回りの営業や出張などで日中に不在となる席を、在席者が使うようにすればオフィススペースの利用効率が高められると、「フリーアドレス」は考案された

IT企業やベンチャー企業が「フリーアドレス」を導入しているケースも多く見られる。

◆「フリーアドレス」の"3つ"のメリット

特にスピード感や創造性が求められるIT企業やベンチャー企業では、「フリーアドレス」のオフィスが有効であるケースも多い。

① コスト削減

企業側は「フリーアドレス」を導入することで、オフィスが小規模化されてコスト削減が見込める

② 部署を超えたチーム編成が容易になる

席を自由に変動できるので、職位や部署を超えて、その日の業務に関係する人のみでデスクを囲むなど、仕事内容に応じたコラボレーションが可能となる

特にIT企業では、エンジニア・デザイナー・プランナー・マーケター・営業といった異なる部署の連携が必要になることが多い。その際にスピード感を持ってチーム編成を行うことができる。

③ コミュニケーションの活性化が創造性を生む

固定されたメンバー以外とのコミュニケーションが多く生まれることで、これまで得られなかった気付きや発見といった創造性の育成につながる

固定されたメンバー以外とのコミュニケーションが多ければ多いほどアイデアは生まれやすくなる

◆一方で「フリーアドレス」にはデメリットもある

「フリーアドレス」をオフィスに導入して、失敗した企業も少なくない。

◆「フリーアドレス」の"5つ"のデメリット

① フリーと言いながら、事実上の固定席になることもある

いつの間にか、同じ部署のメンバーや、仲のいい社員同士が集まって座るようになることも多い

ある会社では、課長や係長クラスが「毎日、席が替わるのは困る」とオフィスの中のいい席を占有し始めるようになり、そうすると自然に部下たちが集まってきてしまい、事実上の固定席になってしまった

② 「フリーアドレス」にプレッシャーを感じる人も多い

席が決められていないため、席が決められている以上に、どこに座るかのプレッシャーを感じる人が多い

いきなり4人掛けテーブルで仕事をしましょうと言われても人見知りな人もいるかもしれないし、ましてや中途入社の社員ではなおさらかもしれない

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