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【CATS】ジェリクルキャッツを知っているか?【キャラ紹介&いろいろ】

ネタバレ注意!! イラストは胡原おみ様の提供です。無断転載&使用は一切禁止です。個人的感想なども含むまとめなので、あしからず。1ページ目は基本あまり変わりません。札幌CATS千穐楽、ありがとう!CATSのCDが新たに収録発売されました!

更新日: 2019年05月15日

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kaerunekoさん

ジェリクルキャッツを知っているか?

『CATS(キャッツ)』は、世界で興行的に最も成功したミュージカルのひとつ。
初演はイギリス・ウエストエンド。その後、アメリカ・ブロードウェイにて公演。
人間が一切出てこないという型破りな演出、本物の猫の仕草を追及した振りつけ、力強いロックナンバーのダンスや優雅なバレエ、愉快なタップダンスなどの見どころ満載の、まさに歌って踊れる猫たちのミュージカル、舞踏会だ。

海外版と日本版では登場キャラクターの猫が少々違う。

ジェリクルキャッツが集う、年に一度の特別な夜の舞踏会。
再生を許され、新たな命を得て、天上へ昇るただ一匹のジェリクルを選ぶための夜。
はたして天上へ昇る猫は誰なのか……。
どんな生き方の猫がいるのかを見ながら、天上へと昇るただ一匹の猫が選ばれるまでのお話。
なので、キャラ紹介の歌がほとんど。ダンスがメイン。
ストーリーは本当にただ、天上へ昇る猫を決めるよ、というもの。

個性豊かなジェリクルキャッツ

まずは個性豊かなキャラクター(猫)たちを『胡原おみ』様の素敵なイラストと共にご紹介しよう。
載せているイラストは描いたご本人の許可を得ております。
(注意!この記事のイラストの無断転載&使用は一切禁止致します)

ジェリクルキャッツの若者たちをまとめるリーダー的存在の雄猫。
ジェリクルたちの間では『リーダー』は長老猫のことを指すようなので、あくまで『若者頭(指導者)』である。
仔猫たちの面倒見も良く、保護者のような存在であり、皆の兄貴。
仲間を守るため、犯罪王マキャヴィティにも勇敢に立ち向かい戦う。
タガーのナンバー(曲)では、全く興味がないらしく欠伸をしていたりする。
数少ない首輪をしている猫の一匹。

第一声「生まれたのか?」と歌いだす。
必ず印象に残る彼なのだが、何故か舞台で名前を呼ばれることがない。
それと何故か、彼の名前の由来は明かされていない。

優しいおばさん猫。
朝から晩まで座り続けているため動けなくなってしまった。と、言われているが、実は夜になると大変身する。

名前の由来はJennyという女の子の名前と『いくらでも』という意味のanyと『点』という意味のdotsから。
原作ではガンビーキャットというあだ名もある。
彼女とGのタップダンスはとても楽しい。

一度見たら忘れられない派手でセクシーな雄猫。
とてつもなく天邪鬼な性格で、相手の思い通りにはならない。
性格は我が儘放題だが、デュトロノミーのナンバーでは優しい歌声と優雅なお辞儀を披露する。

三拍子「ラン・タン・タン」のリズムの最後のTumをTuggerに変えることで調子を外す、まさに思い通りにならない者らしい名前。
ラムは、ラム酒、おかしな、危険な。タガーは、ぐいぐい引っ張る人。更にタイガーの意味もかけている。
猫らしい仕草の皆に対し、タガーは猫らしくない仕草が多く、一人悠々と足を組んで座っていたりする。
今はミック=ジャガー風の黒い衣装。昔はエルビス=プレスリー風の白い衣装だった。

街一番の金持ちで政治が大好きなおじさん猫。
グルメで見た目通りの肥満体。艶やかな毛並みはベルベットのようだ。

クリストファー(聖人の名前)とバスト(分厚い胸板)を合わせたユーモラスな名前。
聖人の名前から俗物名を編み出した原作者エリオットのセンスが光る。
ステージから客席に向かって花を投げてプレゼントするリッチマン。

まだ生まれたばかりの幼い雌猫。
純粋で好奇心旺盛。無邪気にグリザベラに近づこうとしてはお兄さんお姉さんに止められる。
タガーのナンバーでは仔猫ゆえにタガーの魅力がわからず、別のことに気を取られている。

原作には登場しない猫。名前の由来は間抜け(Silly)と魔王(ビールゼバブ)を合わせたらしい。
ミルクに果実酒などを混ぜた飲み物の名もシラバブという。
グリザベラとは対極の存在といえるだろう。
仕草がとにかく仔猫。マジ可愛い。

グレートマジシャンと呼ばれる魔術猫。おとなしくて小さな雄猫だけど、Mr.生きる怪奇現象。
そのくせ「変わった事はしてない」とさらっと言い張る。
長老を探す際、もはや捜索ではなく召喚術だった。あれは魔法だ。

ミストはもや、かすみ、霧。それに悪魔メフィストフェーレスを合わせた名前。
彼のナンバーのアラセゴンターン(バレエの凄く回る凄い技)や手品など、見所満載、拍手喝采必須。
とにかく初めからセンターで踊っていることが多いので、目立つし記憶に残る猫だ。

悪事の限りを尽くす雄猫。無限の力を秘めているらしい。
実際にかなり強く、神出鬼没。彼の姿をハッキリと見た者はいない。
死んだのでは?と思わせる場面でも、結局姿は消え去っていて謎。
彼は自分のナンバーでさえ自分では歌わず、姿を見せない。
おそらくジェリクルの中で最強の力を持つ存在。

権謀術数の政治家マキャヴェリと『シャーロック・ホームズ 最後の事件』に登場する学者で犯罪人のモリアーティを合わせた名前。

モブの地味な猫。名前はない。
空中ブランコを押してあげたり、他の猫の手伝いをしていることが多い。

最初から最後までほとんど舞台に出ている。
彼が出ていない時は、マキャヴィティが舞台に立っている。
彼とマキャヴィティの関係は公式では何も言われていない。

海外版などではプラトーという名がある。

人気者の役者だった芝居猫と、彼に優しく寄り添いながら昔語りに耳を傾ける雌猫。

原作者エリオットが唯一オリジナルで名付けていない猫がアスパラガス(だって野菜だし)、通称ガス。ローマ帝国の初代皇帝の通称もガス。
Jellyはお菓子のゼリーで俗語で可愛い子ちゃんの意味。Rumはラム酒。
ジェリーのガスをいたわる優しい仕草が、印象的。
見ていてほっこりとする関係。
ガスに「(芝居を)見せようか?」と聞かれたら拍手で応えてあげよう。

ガスが演じる荒くれ者の海賊の親分猫。
ガスの穏やかな雰囲気は一変し、ハリネズミさえ踏み潰すという恐ろしい雄猫となる。
悪名は天下に轟き、皆は名前を聞くだけで震えあがる。
そんな彼だが、恋をすると意外にもロマンチスト。
美しいグリドルボーンに骨抜き状態に……。

Growlは吠える。つまり吠える虎という名前。
まさに大暴れな海賊の親分に相応しい。

美しい声と愛らしい容姿の雌猫。
あっという間にグロールタイガーを虜にするが、その本性はまさに悪女。彼をシャム猫軍団に引き渡してさっさと逃げてしまう。

Griddleは鉄板、boneは骨。それを合わせて考えると、骨まで焦がす、という意味がありそうだ。
注目すべきはその妖艶な笑み。何しろ演じているのは、さっきまでは慈愛に満ちた優しい笑みを浮かべていたジェリーなのだ。
彼女も可愛いが、彼女の登場シーンにだけ見えるピンクの部屋も、とても可愛い。

かつては美しい娼婦だった雌猫。
今は引き裂かれたコートを纏い、薄汚い裏町を彷徨い歩く。
他の猫たちは彼女を見て嘲り笑う。
「まだ生きていたのかい?」と。
彼女が歌う『メモリー』は酸いも甘いも噛みしめてきた彼女の人生と祈りの歌だ。

Grizzeleは灰色の、嘆く、悲しむ。bellaは女性の名で美しいという意味も。
名前からも彼女の人生(猫生?)が表されているようだ。
ボロボロのコートでよろよろと一人で踊り、惨めな自分の尻尾を見て、ただ静かに踊るのを止める姿に、私の涙腺が緩む。思い出しただけで泣きそう。

ジェリクルリーダー。長老猫。
仲間たちの敬愛と思慕を一身に集める。天邪鬼なタガーも彼には敬愛を示す。
天上へ昇るジェリクルを選ぶ役目を担っており、ジェリクルたちにとっては神様的な存在ともいえる。

旧約聖書の申命記(デュトロノミー)から命名。長生きのモーゼにあやかっているらしい。
原作では、ぼけ老人猫。
役的に座っていることが多いが、この衣装の重さはなんと9キロほどもある。でもちょろっと走る瞬間もある。

とても真面目に働く、列車が大好きな鉄道猫。
ヤクザな奴も目で黙らせるという凄い眼力の持ち主。
『職業に誇りを持つ』というイギリスの労働者階級の古き良き伝統を受け継いでいる。
彼のおかげで快適な列車の旅が出来るのだ。

Skimble-svambleには『ナンセンスな』という意味があり、シャンクスは原作者エリオットと同世代の詩人・批評家の名前。
彼のナンバーはとても爽快で楽しい気分になるし、ガラクタで列車を作るシーンは有名で印象的だ。ちなみに帽子は本物のJRの帽子。
すきーーーんぶるしゃーーーんくす!

一度見たら忘れない短い赤毛のセクシーな雌猫。

Tantoは多くの、mileは距離を表すマイル。これを合わせて考えると、『非常に離れた』という意味にも取れ、捨て猫の孤独や気ままさを表しているようにも見える。
新生『CATS』の象徴ともいえる猫であり、オープニングナンバーで光を浴びて現れ、一気にCATSの世界感に引き込む。

全身真っ白で美しい雌猫。
月の光を浴びながら毛づくろいをし、月の美しさに思わず踊り出す。
ゆったりと柔らかいダンスはとても優雅だ。

ローマ神話の勝利の女神と同じ名前。
原作にはいない猫。
原作者エリオットがこよなく愛するのはヴィクトリア女王の時代である。

赤い耳が特徴の元気で可愛らしい雌猫。
ジェニエニドッツを紹介するを歌ったり、グリザベラの境遇を歌ってもいる。

原作にはいない猫。
ユダヤ系の女の子に多い名前で、鳩という意味もある。
ベアトリックス・ポッターのお話に出てくるアヒルの名前とも同じ。
名前の響きも可愛らしいが、仕草も女の子らしくて可愛い。

ブチの入った三毛で、ダンスが得意な青年猫。
一見するとニヒルで控えめな印象。
しかし、ダンスは抜群に上手く、ダンスナンバーでは必ず踊っている。紳士ポーズは必見。

車(カー)のバケット、つまり車の尾灯という意味の名前らしい。
少々スパゲッティという響きに似ていて滑稽なイメージだが、間違えないでやってほしい。
彼はカーバケッティだ。『ケ』ッティ。ゲッティではない。

カーバケッティと同じくダンスが得意な青年猫。
身軽で疾走感のあるジャンプは力強くもあり美しい。
ピンと立った耳が凛々しく、彼の特徴だ。可愛い見た目だがグリザベラに威嚇する姿は迫力がある。次期リーダーの座を狙っているとか。

いかにもコロコロとした動きを感じさせる響きで、猫の素早さを表したような名前。
patは、軽い足取りという意味がある。初めの方の、静寂の中でヴィクトリアとペアで踊るシーンは必見である。

なんだか憎めない泥棒猫のコンビ。
泥棒としての腕は一流で、立派な一軒家を建てるほど。
しかし放浪癖があり、その家には住んではいない。
二匹とも犯罪猫ではあるが元気で愉快で憎めない印象だ。

マンゴは男性の名前だが、野良猫の毛並みを連想させる、再生羊毛という意味があり、ジェリーには片手間で仕事をする人という意味もあるらしい。泥棒らしく由緒正しくない名前だ。
また、ランペルも毛がもつれたという意味もあったり、ティーザは弱い者いじめをする者。
二匹ともいかにも野良猫、泥棒猫な名前ということだ。
しかし二人のナンバーは、ダンスも歌もとても明るく楽しい。

特徴的な毛並みをした力強い雄猫。
ロックのリズムで真っ先に踊り出す、なかなかに気の強そうな彼。片足が灰色、もう片足が黒、という特徴的な毛並み。

ランパスは、大騒ぎ、言い争いという意味がある。
そして原作では、犬を蹴散らす強者。
ランパスキャット、まさにぴったりの名前だ。
もしかすると、強さでならマンカストラップと同じくらいなのかもしれない。ほら、色合いも似てるし。
グレートラn、げふんげふん……。<R>

鍵ヌンチャクを振り回す身軽で素早い雄猫。
シャム猫軍団のボスを演じた際に鍵ヌンチャクで戦うのだが、最終的に剣を使うため、途中で後ろにぽーいっと投げ捨ててしまう。
身軽さは抜群で、空中ブランコをしているのも彼。
素早い彼だが、ミストフェリーズにはマジックをかけられてしまったりする。

ギルバートはよくある名前だが、航海家ハンフリー・ギルバートにあやかった名前かもしれない。

二匹とも良く似た短い毛並みの印象的な猫。
二人のダンスはとても神秘的で美しい。
普段もよくこの二匹は一緒にいることが多い。

カッサンドラはギリシャ神話の女預言者と同じ名前。彼女の神秘的なイメージとぴったりだ。
そして彼、タンブルは倒す、ブルータスはローマの将軍の名前で、更にBrutal(残忍な)ともかけている。
つまり見た目は美しく神秘的だが、本質はとても気性の荒い猫なのかもしれない。
でも落ちてきた(投げつけられた)靴を片付けるのは彼だ。

魅惑的でとてもセクシーなお姉様猫。
彼女たちがマキャヴィティのナンバーを歌い踊る。恐れながらもどこか惹かれているようなディミータと、クールなボンバルリーナ。

ディミータは、ギリシャ神話では大地の生産を司る女神の名前で、自然と野性の象徴でもある。首輪してるけど。
ボンバルリーナは、Bombが爆弾の意味で、転じて強烈な魅力のある女性という意味の俗語。つまり魅惑のバレリーナ、的な意味になるだろうか。
二匹とも大人の女性の魅力満載のセクシー担当だ。

以上が名前のついている主な猫たちである。素敵なイラストに感謝。
(自分で描いたといって人にプレゼントするのはやめましょう。本当に描いた人にもあげた人にも失礼です)

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