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daiba49さん

保存料を使う必要がない冷凍食品
──「生協」や「離乳食」と聞くと、安全性に配慮されているというイメージが強まりますが、一般の冷凍食品は、長持ちさせるために着色料や保存料などの添加物を使っているものもありますよね? 市販の冷凍食品とは、違う製法や原材料で特別に作っているんですか? 

山本 いやいや、市販品もコープ商品も、保存料は使っていないです。そもそも冷凍食品って、保存料を使う必要がないんですよ。この商品のパッケージ見てください。(といって、冷凍庫から冷凍ブロッコリーを取り出す山本さん)原材料名のところに「ブロッコリー」しか書かれていませんよね。

冷凍食品は栄養価も保っている
──野菜の組織を壊さないということは、栄養価も下がらないのですか?

山本 その通り。下がらないどころか、生野菜より栄養価が高いケースもありますよ。たとえば、12月と9月に収穫した生のほうれんそうを比較した場合、ビタミンCの含有量はおよそ4倍程度も差があります。冷凍野菜は、1年のうちで最も美味しく、栄養価が高く、さらに価格も安い旬の時期に収穫した野菜をすぐ下処理、ブランチング、急速凍結します。つまり、栄養価が高く安定しているものを一年中食べられるというわけです。仮に、旬の時期に生のほうれんそうを買った場合でも、冷蔵庫に入れたままにしておくと、鮮度が低下し、ビタミンC量も低下します。また、夏場の生のほうれんそうより、冷凍の方が、ビタミンC量が高いということになります。

 生協が離乳食の冷凍食品にほうれんそうなどの野菜を採用したのは、小分けの便利さに加えて安全で、しかも高い栄養価を維持することができるからなんですよ。

冷凍食品はお弁当の「保冷剤代わり」にはならない
──日本では、冷凍食品は、お弁当用商品が多いですね。最近は自然解凍できる冷凍食品も増えました。家ではそのまま食べられ、お弁当に入れると保冷剤代わりにもなって便利だと評判が高いそうですが。

山本 そういう声をよく聞きますが、実はそれは完全な誤解です。冷凍食品は保冷剤代わりにはなりません。業界でも「保冷剤代わりになります」といったことは一度もありません。

 自然解凍の商品は、朝お弁当箱に入れて、お昼の食べる時間に解凍されるように作られていますし、それ自身が傷むことはありませんが、ほかの食材を冷やす機能はありません。ですから、保冷剤代わりに入れて、安心するのは絶対やめてください、とみなさんにお伝えしたいです。特に夏場は、通常の食品が傷まない工夫が必要です。

冷凍野菜は、しっかり育ち切った食べごろの野菜を一気に収穫して作られています。しっかり熟した瞬間は、野菜に含まれる栄養価が最も豊富なときです。

茹でる、冷ますなど、冷凍野菜の加工過程で栄養価は失われますが、損失するのは少量です。

番良いときに酵素の働きを止めてある冷凍野菜か、冷蔵庫でしばらく寝かせてしまった生野菜か。

どうやら、必ず生野菜が勝つとは言えないようです。

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