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朝ドラ『まれ』圭太が目指す「陶胎漆器」は静かに広まりつつあった

朝ドラ『まれ』で弥太郎や圭太が目指す「陶胎漆器(とうたいしっき)」。初耳という視聴者が多かったようだが、実は徐々に広まっている技法で、全国各地でさまざまな作家たちが活躍していた。

更新日: 2018年07月01日

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aku1215さん

◇朝ドラ『まれ』では輪島塗職人たちが「陶胎漆器」の可能性に挑む

はじめて聞いたことば陶胎漆器。 調べたら縄文時代からある技法で後に釉薬の発達でとだえたらしい。 伝統をまもりながらも挑戦する輪島塗にふさわしいエピソードだな、圭太。 #まれ pic.twitter.com/cR5lKmF5Mc

◇陶胎漆器とは?

漆を塗る対象にはさまざまな材料があります。木に漆を塗ったものを木胎(もくたい)といいます。他にも、動物の皮に対して漆を塗る「漆皮(しっぴ)」、紙が材料となる「紙胎(したい)」、焼き物に漆を使った「陶胎(とうたい)」、金属に漆を塗り重ねる「金胎(きんたい)」などがあります。

◇実は縄文時代からある陶胎漆器

土器を素材とした「陶胎漆器」はその後、縄文時代を通して製作さ れ、特に後・晩期には青森県是川中居遺跡や岩手県萪内遺跡などの出土例に見られる。

◇「陶胎漆器」の作家たち

【菱田賢治さん】

1964生れ。東京芸術大学デザイン科、同修士課程卒。(株)電通のアート・ディレクター、 公立大学の准教授を経て、 現在工房「陶と漆」主宰。 陶胎漆器を中心とした漆芸・蒔絵を制作。

手にした瞬間、陶器のずっしりとした重量感と温度感を感じたと想ったら、次の瞬間には漆のなんとも言えぬ艶やかさが伝わってくる、なんとも一石二鳥な作品なのです。陶芸からスタートした菱田さんですが、最近は漆を中心とした作品展開が中心とのこと。

【吉田直嗣さん】

1976年 静岡生まれ。東京造形大学卒業後、陶芸家 黒田泰蔵氏に師事。2003年 富士山のふもとに築窯。

吉田さんの陶胎漆器は、白磁に白漆と貝粉を何層にも塗り重ねて焼き付け、最後に丁寧に削り出して、まるで化石のような模様を表現しています。手に取ると、吸い着くような優しい手触り。薄手で非常に繊細な雰囲気ですが、抹茶碗、はたまた飯碗など、毎日の生活の中で気兼ねなくお使いいただけたらと思います。

【南一徳さん】

蒔絵師の南忠氏が蒔絵の技法を取り入れた独自の技法を作り出しました。現在は孫の南一徳さんがその技術を受け継ぎ、ただ1軒の工房として仙臺堆朱を製作しています。

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