1. まとめトップ

黄金でできた少女ロボットを古代ギリシャ語で何と表現しているのかを探索する途中過程をログとってみました。ちなみに、私はまだわかっていません。こういうこと好きな共同編集者募集中です。

ホメロスのイリアスbook18

415αὐχένα τε στιβαρὸν καὶ στήθεα λαχνήεντα,
δῦ δὲ χιτῶν᾽, ἕλε δὲ σκῆπτρον παχύ, βῆ δὲ θύραζε
χωλεύων: ὑπὸ δ᾽ ἀμφίπολοι ῥώοντο ἄνακτι
χρύσειαι ζωῇσι νεήνισιν εἰοικυῖαι.
τῇς ἐν μὲν νόος ἐστὶ μετὰ φρεσίν, ἐν δὲ καὶ αὐδὴ
420καὶ σθένος, ἀθανάτων δὲ θεῶν ἄπο ἔργα ἴσασιν.
αἳ μὲν ὕπαιθα ἄνακτος ἐποίπνυον: αὐτὰρ ὃ ἔρρων
πλησίον, ἔνθα Θέτις περ, ἐπὶ θρόνου ἷζε φαεινοῦ,
ἔν τ᾽ ἄρα οἱ φῦ χειρὶ ἔπος τ᾽ ἔφατ᾽ ἔκ τ᾽ ὀνόμαζε:
τίπτε Θέτι τανύπεπλε ἱκάνεις ἡμέτερον δῶ

黄金の乙女がどの語句かは不明。

※間違いがあれば指摘してください。
415行目と420行目のちょうど中間部分:
ὑπὸ δ᾽ ἀμφίπολοι ῥώοντο ἄνακτι χρύσειαι ζωῇσι νεήνισιν εἰοικυῖαι.
(その跛足をひいて来た)主人のもとで、生身の乙女に似ている黄金のメイドたちがせわしく働いていた。
<説明らしきもの>
主語:ἀμφίπολοι (...) χρύσειαι 黄金のメイドたちが
主語にかかる分詞句:ζωῇσι νεήνισιν εἰοικυῖαι 生身の乙女に似ている
動詞:ῥώοντο せわしく働いていた。
前置詞句:ὑπὸ (...) ἄνακτι 主人のもとで

上の部分の直後から、420行目にかかる部分:
τῇς ἐν μὲν νόος ἐστὶ μετὰ φρεσίν, ἐν δὲ καὶ αὐδὴ καὶ σθένος, ἀθανάτων δὲ θεῶν ἄπο ἔργα ἴσασιν.
彼女らの内には、横隔膜の間に〔胴体の内に〕心〔知性〕があり、また声と力の両方があるが、それは不死である神からの仕業であると彼女たちは知っている。
<説明らしきもの>
①τῇς ἐν μὲν νόος ἐστὶ μετὰ φρεσίν, ἐν δὲ καὶ αὐδὴ καὶ σθένος の部分
主語: νόος 心が
    καὶ αὐδὴ καὶ σθένος 声と力の両方が
動詞:ἐστὶ ある、存在する
前置詞句:μετὰ φρεσίν 横隔膜の間に
②θανάτων δὲ θεῶν ἄπο ἔργα ἴσασιν.
主語:省略されているが、黄金のメイドたち(ἀμφίπολοι χρύσειαι)=彼女たち
動詞:ἴσασιν 知っている
目的語:ἀθανάτων δὲ θεῶν ἄπο ἔργα 不死である神からの仕業

英語版イリアスbook18

[415] and his mighty neck and shaggy breast, and put upon him a tunic, and grasped a stout staff, and went forth halting; but there moved swiftly to support their lord handmaidens wrought of gold in the semblance of living maids. In them is understanding in their hearts, and in them speech [420] and strength, and they know cunning handiwork by gift of the immortal gods. These busily moved to support their lord, and he,

perseusで英語版を参照。次はギリシャ語で。

又逞しき頸筋を、粗毛の厚き胸を拭き、 415
而して上衣身に纒ひ、手に太やかの杖握り、
跛足を曳きて出で來る、彼を助けて命いのちある
少女に似たる金製の群像あとに働けり。
彼らは心知解ちかいして中に聲あり、力あり、
しかして不死の神明の靈妙の業わざ學び知り、 420
主公の神の傍に勉めり、こなた神工は、
來りテチスの座に近く耀く椅子に身をよせつ、
即ち彼の手を取りて思をこめて陳じ曰ふ、

土井晩翠の訳だ。古語っぽい。

紀元前8世紀に、ホメロスの『イーリアス』が書かれた。この書物の中で、黄金の少女ロボットが登場する。その第18巻の「武具こしらえの段」で、息子アキレウスのために武具を整えようと、海のティティスは天上にいる鍛冶の神ヘーパイトスを訪れる。このヘーパイトスの側には、黄金製で精神が宿り、人間の声や技術や気力まで有している少女ロボットがいた。

次に、ホメロスのイリアスの和訳にあたる。

1





検索に10年くらい費やした人。
限局された興味関心に駆動された検索という冒険の書を記す途中経過をUP。
きっと、バズらない予定。


まとめ参加者(0)

このまとめに参加する



  • 話題の動画をまとめよう