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安い労働力でなくては車ができない…「スバル」快走の陰で軽視される外国人労働者の問題

「スバル」快走の陰で軽視される外国人労働者の問題についてまとめ。

更新日: 2015年07月29日

isaaccさん

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○スバル世界生産が4年連続で過去最高

スバル(SUBARU)は、富士重工業が展開する自動車製造部門のブランド名である。
富士重工業そのものを指す固有名詞として使用されることも比較的多い。

富士重工業が発表した2015年上半期(1-6月)の生産・販売・輸出実績によると世界生産台数は前年同期比10.3%増の46万5773台で

「Love Promise」。同社は米国で、そう銘打った企業イメージ戦略を大々的に展開

いまカリフォルニア、ニューヨーク、ワシントンの各州では、「世界に前向きな影響を与える」自動車メーカーとして、スバルを愛用する顧客層が形成されている。

○太田市と隣接する伊勢崎市の外国人比率は、全国平均のほぼ3倍

群馬県太田市の富士重工業工場前で4月24日撮影

輸出が好調なスバル車向け部品工場に職を求め、太田市に集まってくる外国人の多くは、難民申請者や借金を抱えた技能実習生たちだ。

2012年以来、太田市と隣接する伊勢崎市の外国人人口の合計は1万8000人超にまで増えた。

同市のデータによれば、人口22万2000人の太田市が擁する外国人の国籍は63カ国にのぼる。

○安い労働力でなくては車ができない

円安の追い風を受け、スバルの米国内販売シェアはBMWやメルセデスを抜き去った。

規模の大きい競合他社とは違い、富士重工は海外で販売する自動車の約80%を日本で製造している。

このメード・イン・ジャパンを貫く姿勢が、同社や約260社の下請けメーカーの多くが太田市の工場群で部品需要を満たすのに困難をきたす原因となっている。

○難民申請者たちが就労

売れ行きが急増している同社の生産が、ひとつにはアジアやアフリカからの難民申請者や安い外国人労働者の存在によって支えられているという点だ。

同社や部品サプライヤーなどスバル車の主要生産拠点で働く彼らの多くは短期契約の作業員で、賃金の35%程度は彼らを派遣した業者が受け取る。

同社や系列サプライヤーなど人手不足に直面している企業は、工場の作業員を確保するため、

難民申請者やビザ(査証)切れ不法滞在者、アジアからの技能実習生といった「裏口ルート」の移民労働者に頼らざるを得ない。

○労働者の民族性が職場での序列に大きく影響

富士重工業「スバル」快走の陰で外国人労働者が軽視されていることがわかった

同市の自動車産業では、労働者の民族性が職場での序列に大きく影響する。

彼らは特別ビザの資格で他の外国人より日本に長く滞在し、日本語を話すからだ。

その下に位置するのが、難民ビザでの入国者が多い南アジア人。ピラミッド階層の最下部に位置するのがアフリカ人労働者だ。

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