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【ミドリガメ飼育規制】今飼っている人はどうすればいいのか?

ミドリガメを飼っている人は、絶対に向き合わなければならない現実です。

更新日: 2017年07月15日

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INFO-RAVENさん

ミドリガメの飼育が規制される!

ペットとして人気のミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)について、環境省は7月29日、2020年をめどに輸入を禁止すると発表

被害は深刻

徳島県では特産品のレンコンの新芽が食べられて11年に1500万円の被害が出るなど、水草や農作物への食害も問題になっている

日本の固有種である「ニホンイシガメ」の餌や生息場所も奪っていて、専門家は、野生のカメに占めるミドリガメの割合は5割を超えたと推定する

日本にもともと生息していた「ニホンイシガメ」は、環境省のレッドリストで「準絶滅危惧」に指定されています。

水面にいるカイツブリやカルガモのヒナがアカミミガメによく襲われ、ヒナの数が1日で半数以上減ってしまうことも珍しくない

増えた原因は私たちにある

1966年にはお菓子メーカーの景品として毎週3,000人に配布され、その後、1970年代にミドリガメの大ブームが起こった

環境省によると、アカミミガメは1950年代後半に米国からの輸入が始まった。2013年時点では全国の110万世帯で推計180万匹が飼育されている

お祭りの屋台やペットショップでは、たくさん売られており、買う人も多い。

大きく成長して飼えなくなったなどとして川や池に捨てられるケースが後を絶たない

環境省のアンケート調査では、 ミドリガメを10年以上継続して飼育している世帯は3.5%しかなく、飼育継続できなかった理由として「遺棄した・逃げてしまった」と答えた人は20%にも上る

今までの対策は…?

日本生態学会の「日本の侵略的外来種ワースト100」に選定されている

研究者は早い段階から問題視していました。

2005年には、環境省は飼育や輸入を規制する「特定外来生物」ではなく、規制のない「要注意外来生物」に指定した

理由は“指定に伴う大量遺棄のおそれなどの生物ごとの様々な課題がある”ためとしています。

2015年3月に、環境省及び農林水産省で作成した「生態系被害防止外来種リスト」において、「緊急対策外来種」に位置づけられた

2015年になり、対策の動きが加速し始めました。

今後の対策は…?

環境省では、野外への大量の遺棄の防止、野外における防除等を総合的に実施していくため「アカミミガメ対策推進プロジェクト」を進める

2016年以降、いくつかの地域で駆除や捕獲技術開発などのモデル事業を始める予定

出典野生ミドリガメ、国が駆除に本腰 生態系への影響大きく:朝日新聞

なぜすぐに規制しないのか

ネット上では「対応が遅すぎる」と批判する声が多数聞こえるが…

一度に規制を強化すると、捨てられるカメが増えるなど逆効果になることも懸念される

「規制の導入が逆に亀を捨てることにつながらないよう飼い主の理解を得ながら進めていきたい」

環境省の北村副大臣は話す。

アカミミガメ(ミドリガメ)を特定外来生物に指定することを環境省が検討しているという報道があってから引き取りが急増している

例えば、ミドリガメが「緊急対策外来種」に指定されていたことをあなたは知っていましたか?

いくら規制を厳しくしても、正しいカメとの付き合い方を全員に認知してもらわなければ意味はありません。

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