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daiba49さん

これまで、「緑茶は心筋梗塞や脳卒中の発症リスクを軽減させる」という研究結果がいくつも報告されている。しかし今回、国立がん研究センターなどが行った多目的コホート研究によると、緑茶カテキンの血中濃度は脳卒中や心筋梗塞といった虚血性心疾患の発症リスクと関連しない可能性が指摘されている。

 日本の9地域に在住していて、がんや循環器疾患の既往がない40~69歳の男女2万9876人を対象に追跡調査を実施。カテキンの血中濃度と脳卒中および心筋梗塞などの虚血性心疾患との関連を調べたところ、男女ともに緑茶カテキンの血中濃度は発症と有意に関連しないことが分かった。

カナダでは販売禁止

アメリカ、注意書き付き

イタリアで、高濃度茶カテキンが原因と考えられる肝機能障害の研究が行われ、因果関係は、ほぼ確実と判断

ダイット?

カテキンは体脂肪を減らすなどと喧伝されていますが、その根拠は、血糖値の上昇や心拍数の増加などを起こすアドレナリンを分解する酵素の働きを、カテキンが阻害するところにあります。したがってカテキンを摂取するとアドレナリンが増えて交感神経の作用が強まり、結果的に脂肪燃焼が活発になるという理屈です。

脂肪燃焼が活発になるレベルまでアドレナリンの量が増えるのであれば、交感神経の作用は非常に強くなっており、そうであれば心拍数の増加や血圧の上昇、不眠、下痢などさまざまな症状が表れるはずです。裏を返せば、そのような作用が起きないということは、脂肪燃焼も活発化していません。しかも、高濃度茶カテキンには、発がん性も指摘されていますので、うかつに多量に摂ることは避けたほうが賢明でしょう。

利権渦巻くトクホ

 そもそも、健康効果も疑わしい高濃度茶カテキン入りのお茶を、国が特定保健用食品(トクホ)として認めて販売され続けていることに納得がいきません。しかも、それら商品には高濃度茶カテキンによる肝機能障害の恐れや、注意を促す事項などが記されていないことは、甚だ疑問です。

 厚生労働省や、トクホを管轄する消費者庁、トクホの普及窓口である日本健康・栄養食品協会の見解を聞きたいものです。ちなみに日本健康・栄養食品協会という団体は、公益財団法人で現在700社以上の食品メーカーなどが加入しており、その団体の常務理事には元厚労省の官僚が就いています。これがどういう意味を持つのかは、読者の皆様の判断にお任せいたしますが、09年に消費者庁が発足したことを契機として、トクホの管轄は厚労省から消費者庁に移りました。しかし、いまだに厚労省の力が及んでいることが見て取れます。

ナゼ

機能性表示食品は機能性の根拠となる科学的データを用意し国に届け出れば事業者や製造者の責任で販売できるというもの。

 これまで健康に関する効果や機能の表示は原則、特定保健用食品と栄養機能食品以外はできなかったが、届け出だけで「お腹の調子を整える」など健康にどんな効果があるのかを表現できるという。消費者庁では具体的にどんな表現ならOKなのか示していないが、医学的な表現や病菌の治療や予防を示していないことなどをクリアすれば、幅広い表示が可能になる。

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