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【原作】これが生きるということか…。ナウシカ漫画版のあらすじまとめ【超名作】

映画版は金曜ロードショーなどで繰り返し見られていると思いますが、マンガ版は意外と読んだ事あるという人は少ないと思います。原作があまりにも魅力的で、非常に面白いので、その面白さを広めたいと思い、あらすじをまとめました。

更新日: 2015年08月19日

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この記事は私がまとめました

yukiyuki319さん

◆1巻

腐海の森に分け入るナウシカ。
腐海の森に立ち込める大気を瘴気と呼び、マスクなしで呼吸すれば肺が腐れ堕ちるという、死の空間でナウシカはその美しさに息をのむ。

ナウシカは王蟲の暴れる音を聞き、襲われている人間を助けるべく、メーヴェという白い翼の小型飛行機(グライダーのような)で駆けつける。

辺境一の剣士であり、ナウシカとも旧知の仲であるユパを助ける。
ナウシカは蟲の心が分かるようだった。

谷に戻ったナウシカは飛行訓練をしている途中、虫の心を感じ取る。
急いで駆けつけると、大型の飛行船が虫に襲われている。
この世界の虫は巨大化していて、人間の手にはおえない天災のような存在である。

ナウシカは助けに行くが、どうすることも出来ない。
地上に墜落し、燃え盛る飛行船の中、生き残りを探すが、唯一少女だけが息も絶え絶えに生き残っていた。

ナウシカが話しかけると、工業都市ペジテの長の娘だという。
少女は死ぬ寸前にナウシカに「石」を託す。

トルメキアの第四子クシャナが石を追って風の谷にやってくる。
腐海の胞子を付けたまま、谷の畑に降り立つ。

胞子が発芽すればその土地は滅びてしまう。
不思慮な行為にナウシカは怒り、足腰の立たない父であり長であるジルの代わりに抗議を申し立てに行く。

ナウシカは怒りに我を忘れ、決闘をする。
鋼鉄の甲冑に身を包んだクシャナの近衛兵を怒りの余り、殺してしまう。
ユパはとっさにそれを見抜き、自らの腕にナウシカの剣を突き立てさせ、仲裁をする。
クシャナはユパの侠気に免じて場を収める。

ナウシカはこの決闘の代償として、トルメキアの戦争の前線にガンシップという戦闘機で参戦することを誓う。

一方、ペジテの工業都市。
クシャナの目付け役として王都から派遣されてきた、参謀クロトワはそこでいにしえの破壊兵器である巨神兵を目の当たりにし、わずかながらの野心を燃え上がらせる。

ナウシカは戦争に行く前に、自らの研究室の水を止めて植物を枯らす決意をする。
ユパはその研究室に入り、驚愕する。
瘴気を出すはずの腐海の植物が、何も出していない。

ナウシカは言う。
腐海の植物は、汚れた大地と汚れた水によって育てば瘴気を出すが、清浄な水と大地であれば害はないのだと。

そしてそれによって一つの推論を下す。
腐海は汚れた大地を蘇らせる為の機構ではないかと。

ナウシカは父の役目を引き継ぎ、戦列に加わる。

そのとき、トルメキアの飛行船が襲撃される。
それは故郷を滅ぼされた、ペジテの王子アスベルの復讐だった。

ナウシカはその激しい憎悪を感じ、精神体で干渉する

アスベルはそれによって復讐を見失うとともに、参謀ながら腕の立つクロトワの操縦によって撃墜されてしまう。

ナウシカは墜落したアスベルを助けに行く。

アスベルは虫を銃で殺しながら逃げ回っていたが、その殺戮がさらに虫の怒りを買うことになり、状況は悪くなる一方。
そこにナウシカが助けに来たが、もはやナウシカがどんなに工夫をしても虫の心には何も届かない。
ついにナウシカとアスベルは王蟲を前にして絶体絶命の窮地に陥る。

しかし王蟲はナウシカを助ける。
ナウシカに親しみを感じているようだった。

流砂に飲まれて、二人は腐海の一番下の層、空洞にたどりつく。
そこはマスクがなくても呼吸ができる、清浄な層だった。

ナウシカはアスベルに妹の死を伝え、飛行石を本来の持ち主の元へと手渡した。

二人は一つのマスクを分け合い、メーヴェで腐海の森を脱出する。

◆2巻

この巻から映画と差異が出てくる。
ドルクの存在だ。

やっと通常の腐海の層にまで戻ってきて、トルメキアの舟を見つけたと思ったら、それは土鬼(ドルク)の飛行船だった。

アスベルはドルクの言葉が少し分かるというので、着艦し、身を寄せようと提案する。

しかしアスベルのつたない会話もむなしく、戦闘になってしまう。
ナウシカは大男を一撃で殺してしまう。
そこへ僧正(集団の長)がやってきて、念話で会話する。
僧正は温和な人柄で、揉め事はやめて客人になれと諭す。
ナウシカはそれに従う。

ナウシカは船で新しい衣装を、住人からもらう。
(新たな役目のメタファー)

丁度、風の谷が攻撃されることを耳に挟むナウシカ。
いてもたってもいられず、僧正を人質にしてメーヴェで脱出する。
アスベルはそこに残るといい、ナウシカを見送る。

ドルクのウワサしていた罠とは、王蟲の子供を利用した、王蟲の大波をぶつける攻撃だった。
そしてそれによって後継者の一人であるクシャナを殺してしまおうという非道なものだった。

ナウシカは吊るされた王蟲の子を見て逆上し、子供を助けるために攻撃をする。

綱を切り、惨めな晒し者のような状態からは助けることができたが、王蟲の子の深い傷はナウシカにはどうすることも出来ない。
ナウシカは王蟲に寄り添い、嘆くが、王蟲は金色の触手を出してナウシカを慰める。

ナウシカの服は王蟲の血で青く染まる。

怒り狂った王蟲はクシャナらの拠点を踏み荒らし、飲み尽くす。

クワトロは自らの野心と保身のためにもまだクシャナに死なれては困ると、飛行船で飛び立ち、間一髪でクシャナを救出する。

王蟲たちは仲間を助けに酸の海に入ろうとするが、ナウシカがそれを止める。
そしてメーヴェで空を飛ぶ。
目指す先は、トルメキアの船だった。

ナウシカはトルメキアの船に着艦する。
クロトワは拒むが、クシャナは許可をする。
クシャナはナウシカの人間性を知るにつれて、人間への最後の希望を見るように、無条件に信頼しているのであった。

ナウシカは助けを求めるが、クシャナは蟲などを助ける義理はないと突き放す。
さらにナウシカの着ている土鬼の服を見て、お前が宿営地を土鬼に教えたのではないかと問い詰める。

ナウシカはこの罠は大掛かりで、一日二日で出来る罠ではない、と暗にクシャナの兄弟の陰謀であることをにおわせる。
クシャナは飛行石を寄越せというが、ナウシカはないと返答する。

詳しい話は王蟲を助けてから、と酸の海へ行き、王蟲の子を助ける。

ナウシカは王蟲に暖かく迎えられる。
金色の触手が敷き詰められ、まるで金色の草原のようだった。
めしいた僧正はその光景を女から伝え聞き、伝承を思い出す。

”その者青き衣をまといて金色の野に降りたつべし”

ナウシカは王蟲に警告を受ける。
「谷へおかえり」
王蟲は南の森が助けを求めているから行かなければ、と心を閉ざす。

ナウシカは大海嘯(だいかいしょう)の訪れを直感し、風の谷へと、風の谷から連れてきた老人をふるさとへ帰し、警告を告げに行かせる。

ナウシカはクシャナと行動を共にし、王蟲の言う南へ向かうことにする。

*大海嘯とは、腐海が爆発的に広がり、人類の住処が減少する現象・天災

大海嘯は王蟲を操る武器職人が引き起こしたものだと言われている。
まさに歴史は繰り返す。
蟲使いという、小さな蟲を操る部族は、この武器承認の末裔だという。

王蟲を操り、敵の国を滅ぼしたはいいが、幾多もの王蟲の死骸が、国土の至る所で胞子を吐き出し、そのまま腐海が広がってしまった。

人間は自らの行為によって自らの首を絞めてしまったのであった。

土鬼の民族衣装を戦闘服に仕立て直すナウシカ。

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