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波乱が多い短距離重賞・北九州記念 馬券に役立つ関連情報

毎年、伏兵馬の活躍が目立つサマースプリントシリーズシリーズ第4戦の北九州記念。何せ過去5年で1番人気は3着1回がやっとの成績で2番人気の方がまだ信頼がある?ハンデ戦なだけに難解な結果が波乱を生んでいるようで、ポイントは夏馬、準オープン以上での小倉芝1200m出走経験でしょうか?

更新日: 2017年08月20日

egawomsieteさん

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■過去10年傾向から

☆人気 1番人気は【1・2・2・5】。8番人気が5勝、11番人気が1勝と波乱の傾向。

 ☆ハンデ 52キロが3勝、2着4回とトップで、55キロが3勝、2着1回で続く。トップハンデ馬は【1・1・1・14】と狙いにくい。

 ☆年齢 4歳【3・6・5・19】、5歳【3・2・2・43】、6歳【3・0・1・32】、7歳以上【1・0・1・24】。年齢で狙うなら4歳馬。次点で5歳馬。

 ☆性別 牡・セン馬の【5・4・4・76】に対して牝馬が【5・6・6・59】と優勢。

 結論 ◎アルティマブラッド ○ダイアナヘイロー ▲トウカイセンス

■伸びしろ十分!ファインニードル充実の出来

「第52回北九州記念」(サマースプリントシリーズ第4戦)は混戦模様だが、注目は伸びしろ十分の4歳ファインニードル。準オープン降級の前走・水無月Sで道中3番手から押し切って一発でオープン返り咲き。トップハンデ57・5キロを背負いながら勝ち時計1分7秒1と阪神芝1200メートルのタイレコードを刻んだ。その後は放牧でリフレッシュ。2カ月ぶりのここにピッタリ照準を合わせてきた。

 1週前追いは坂路4F51秒8〜1F11秒9と好時計をマーク。鵜木助手は「高速決着で勝ったから反動を心配したけど大丈夫。先週の追い切りはよく動きましたね。夏バテもせず変わりなく順調ですよ」と胸を張っていた。

【北九州記念】武豊と福島師コンビ、ダイアナヘイローで20年ぶり重賞V狙う

サマースプリントシリーズ第4戦、北九州記念(20日、小倉)で重賞初Vを狙うダイアナヘイローは6月に降級後、500万から一気の3連勝でオープン入り。ここ4走続けて手綱を執る武豊は、スプリント路線に現れた新星候補と挑むG3へ期待を膨らませる。

「なかなか3連勝って難しいことだからね。小倉の1200メートルは合っていると自信を持って臨んだ前走が、思ったより楽ではなかった(鼻差)けど、しっかり勝ってくれたのはよかった」

 3歳春に報知杯フィリーズレビュー4着。あと一歩でクラシックの舞台は踏めなかったが、能力の片りんは見せていた。鞍上はスピードを制御できるようになってきたことが、安定した成績につながっているとみる。

 「戦法に幅が出たのがプラスに出ているね。(ハナに)行けなくてもよくなったし」

 精神面の成長も同様に心強いと強調する。

「以前は気性が難しかった。イレ込みがましになって、マイナス面がなくなってきた。ここにきて本当に良くなっていると感じる」

 中間は小倉に滞在して調整を進めるキングヘイロー産駒。ここも勝てば、武豊にとって福島厩舎の馬で20年ぶりの重賞Vとなる。名手の頭には、過去の記憶もしっかりとインプットされていた。

 「福島先生は来年2月で(定年)引退されるし、福島厩舎の馬で勝ちたい。重賞はダンディコマンド(97年北九州記念)以来になるのかな? 頑張ります!」

■ともに積極策!松永昌厩舎スピリット&ソード

松永昌厩舎は2頭出しで臨む。ラインスピリットの前走・アイビスSDは千直で痛恨の内枠(2枠4番)となった。テンから外に出すロスがあり、しまいに懸けたが6着。中山助手は「よく伸びてきたけど、最後は進路がなかった」と振り返る。「やっぱり行かなアカン。ハナか2番手がいい。今回は逆に内枠が欲しい」と積極策を思い描く。

 ツィンクルソードは前開催の豊明Sでオープン入り。「ペースが遅いとガツンと掛かる。オープンの千二のペースなら、かえって競馬はしやすい」と見ていた。

■野中厩舎2頭出し ブルズアイ&センス状態良好

野中厩舎は2頭出し。エイシンブルズアイは函館スプリントS6着からここへ。野中師は「前走は4コーナー手前で進路がなくなって、そこで切り替えるロスがあった。しまいは脚を使っているからね」と回顧。「状態はいいよ」と力を込める。

 トウカイセンスはバーデンバーデンC4着でひと叩き。「前走は体(プラス20キロ)に余裕があり過ぎた。上積みはあるし、一瞬の脚を生かせたら」とイメージしている。

■17年出走馬情報

キングハート(牡4、美浦・星野忍厩舎)は函館スプリントSで2着。斤量6キロ差の勝ち馬には離されたものの、中団追走から直線で良い伸び脚を見せた。これも含めて今年は馬券圏内を外しておらず、充実期を迎えていると言ってよさそう。ここで重賞初制覇なるか。

 ダイアナヘイロー(牝4、栗東・福島信晴厩舎)は戎橋特別(500万下)、皆生特別(1000万下)、佐世保S(1600万下)と3連勝中。逃げずに2~3番手に控える競馬で勝てるようになったのは成長の証だろう。重賞のここも一気に突破することができるか。

その他、重賞2勝の実績があるアクティブミノル(牡5、栗東・北出成人厩舎)、昨年の覇者バクシンテイオー(牡8、美浦・堀宣行厩舎)、前走惨敗からの巻き返しを狙うアルティマブラッド(牝5、栗東・音無秀孝厩舎)、芝でもダートでも大負けしていないナガラオリオン(牡8、栗東・大根田裕之厩舎)なども上位争いの圏内

■過去10年からの傾向

☆人気 1番人気は1勝で8番人気が4勝、11番人気が2勝。波乱の傾向にある。

 ☆ハンデ 52キロの馬が4勝でトップで、55キロの3勝が続く。トップハンデ馬は【1・1・1・15】と狙いにくい。

 ☆年齢 4歳【4・6・6・18】、5歳【3・1・1・47】、6歳【3・1・1・27】、7歳以上【0・0・1・26】。年齢で狙うなら4歳馬。次点で6歳馬。

 ☆性別 牡・セン馬の【4・5・4・79】に対して牝馬が【6・5・6・58】と優勢。現在2連勝中。

 結論 ◎プリンセスムーン ○ラインスピリット ▲ジャストドゥイング

■ベルルミエール軽快 シャドーロール着用で集中!

昨年の北九州記念3着のベルルミエールが木曜追いを行った。体の硬さが取れる暖かい時季はパフォーマンスが上がってくる。前走のCBC賞でも0秒4差5着と久々の掲示板で地力の高さを証明。「流れに乗って競馬はできたが、追いだしてから頭を上げて反抗するところがあった。スムーズだったらもう少しやれていいはず」と高橋亮師。走りに集中させるため、今回からシャドーロールを着用して稽古を消化してきた。

 いつも通り1週前(CWコース6F82秒4~1F12秒2)にしっかりと負荷をかけて、当週は上がり重点の内容。この日は太宰を背にCWコース単走で4F52秒5。力強く1歩目を踏み出すと終始、軽快なフットワークで馬なりのままラスト1F12秒3を刻んだ。鞍上は「シャドーロールを着けてから走るフォームが変わってきた。53キロで舞台相性もいいので楽しみ」と好感触。悲願の重賞初制覇へ態勢は万全だ。

■ベルカント併せてリラックス はじけた11秒8!

小倉のメイン、サマースプリントシリーズ第4戦「第51回北九州記念」の追い切りが栗東トレセン、小倉競馬場で行われた。連覇を狙うベルカントはケイティープライド(6歳オープン)と共に坂路に姿を現すと、僚馬を前に3馬身見る形で追走。「単走だと余計に行きたがる。逆に併せる形の方が落ち着いて走れるから」(角田師)。前日の雨で重たいチップを力強く蹴り上げ4F52秒9。ラスト2Fからギアを入れると肩ムチ1発で12秒1→11秒8とはじけた。

行きっぷりは相変わらずとして、ひときわ目を引いたのが真一文字に駆け上がる姿。稽古役の柴原助手が手応えを振り返る。

 「最後は多少モタれるところは見せたが、終始リラックスして走れていた。今年は海外(アルクオーツスプリント12着)も経験し精神面でもしっかりとしてきた。ここも楽しみですね」

 昨年はサマースプリントシリーズ2戦目のCBC賞を右肩部挫創で回避しながら、その後のアイビスSD→北九州記念を連勝で飾りシリーズ王者に輝いた。

 鞍上のM・デムーロにとってもシリーズ連覇が懸かる大事な一戦。「前走も強い内容。去年もこのレースを勝っているし楽しみだね」。今年も人馬共に頂点へ、自慢の快足で他を圧倒してみせる

■ローズミラクル 坂路でパワフル4F53秒8

善戦続きのローズミラクルは、坂路単走でパワフルな動きを見せた。馬なりのまま4F53秒8をマーク。羽月師は「先週速い時計(4F51秒3)を出しているし、輸送もあるのでサラッと。順調ですね」と太鼓判を押す。

 重賞初挑戦のアイビスSDも5着に好走。「そこそこ来ていたし安定しています。力のいる馬場を選んで使ってきたから小倉がどうかだけど、例年に比べて軽い印象もないので」と時計のかかる馬場を歓迎している

■オウノミチ 晩成の血統が待望の本格化

オウノミチ(牡5=佐々木)は前走、格上挑戦だったバーデンバーデンCを快勝。父オレハマッテルゼ、曾祖母ミスラディカルの“小田切血統”。同オーナー所有した母ナゾは芝6F戦で5勝を挙げ7歳でオープン入り、半兄ニザエモン(父フジキセキ)も芝6F戦で2勝を挙げ6歳でオープン入りを果たした晩成の血。

 「これまで骨折などで出世が遅れたが、体がしっかりしてようやく本格化してきた」と野口助手。「小回り小倉はベストの舞台なので」と好勝負を意識していた。

■16年出走馬情報

主役を務めるのは、昨年の覇者でシリーズチャンピオンにもなったベルカント(栗東・角田晃一厩舎、牝5歳)。前走は前年と同様、1番人気に支持されたGIIIアイビスサマーダッシュを制した。着差はアタマ差だったが、13番枠で外ラチ沿いを気分良く走れた昨年とは違い、今年は4番枠で斤量も1キロ増の55キロを背負っての勝利。それでも前年と同じ54秒1で駆け抜け、見事に連覇を果たした。ハンデは前走&前年から1キロ増の56キロ(牡馬の58キロに相当)と決して楽ではないが、5歳の夏を迎えて一段とパワーアップしており、こなせるはず。現時点でシリーズトップの14ポイントを挙げており、ここで連覇を決めれば、サマースプリントシリーズも2年連続制覇へ大きく前進する。

ラヴァーズポイント(栗東・高橋康之厩舎、牝6歳)は、前走のGIII・CBC賞でベルカントに先着(2着対3着)。50キロの軽ハンデを存分に生かす先行策で、勝ち馬のレッドファルクスとはタイム差なしの2着に好走した。5.5キロ差だったベルカントとの斤量差は5キロに縮まるが、ハンデ51キロは魅力たっぷり。小倉の芝1200メートルもメンバー中最多の3勝と得意にしている。この夏、GIIIマーメイドSをリラヴァティで勝ち、先週のGIII関屋記念ではダノンリバティを2着に好走させた若手の注目株・松若風馬騎手の思い切りのいい騎乗ぶりにも注目したい。

オウノミチ(栗東・佐々木晶三厩舎、牡5歳)も楽しみな存在だ。オープン特別の前走・バーデンバーデンCを1600万下からの格上挑戦ながら快勝。ハンデ52キロの恩恵や、好位のインでロスなく立ち回れたことを考慮しても、重賞でも通用するスピードは十分に見せた。父オレハマッテルゼは2006年の高松宮記念の優勝馬で、母ナゾも全5勝を芝1200メートルでマークしているスプリント血統。この舞台も、今年2月の1000万下・周防灘特別を1分7秒7の好時計で勝利するなど、4戦2勝2着1回の好成績を残している。

ハンデは前走から2キロ増の54キロとなったが、問題はないだろう。新馬戦ではあのハープスターの2着だった実績の持ち主。地方に転出してから再転入して、ここまで駒を進めてきた。ユニークな馬名で知られる小田切有一オーナーのおひざ元で、重賞初勝利を狙う。

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