1. まとめトップ

思考整理のフレーム-三極発想法の活用術-

アーティスティックなフレームを使った思考法をご紹介。思考の核となる骨組みを図解する能力に長けたフレームワークです。

更新日: 2015年08月20日

3 お気に入り 654 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

chrome1985さん

三極発想法ってなに?

「三極発想法」は複雑に絡み合った現実を一目で分かるように体系化して整理するうえで極めて有効なツールです。
魔法陣のような独特な図解フォーマットに、一定のルールに従って言葉を埋めていくと、自然に思考の整理が進みます。

どうやってやるの?

サンプルとして、佐伯 邦男氏の『三極発想法』の「頼れる上司」の能力をひもといた三極図形を引用します。

まず中心にテーマ(頼れる上司)を置いたうえで、外側の3角形の頂点に収まる3極を考えます。

テーマによっては、過去-現在-未来のようなわかりやすい3極が使えますが、「頼れる上司」のようによく知られたフレームワークのないテーマではここが難関です。

図では実行力・創造力・判断力が置かれています。最初からこの3極が見つかったというよりは、内側の6要素を埋めながら最終化されたのがこの3極だったのかもしれません。

図ではABCとして隠してみました。たとえばAには何が入ると思いますか?

著者の発想は「決断」です。
XかYかを判断する根拠となる知識がない、あるいは知識だけではXもYも等価なので判断しがたい、といった状況をイメージすると、ここに決断が入るのはしっくりくる解釈です。
ちなみにB(+実行力+判断力-創造力)には「責任」、C(+判断力+創造力-実行力)には「説得」が入ります。

このように位置関係を考えながら言葉を埋めていくと、「頼れる上司の3能力・6行動」ができあがります。

どんな効果が期待されるの?

定型の型に落とし込むことで、物事のエッセンスを抽出し、各エッセンスの関係性を図解することができます。

三極と残りの6要素の設定が全てなのですが、メインテーマである中央のサークルを含めた全10個のサークルを言葉で埋めていく作業が極めて快感で、何とも言えない知的興奮をともないます。
こうしてできあがった三極図形は、複雑な事象を一目で分かるように整理されたものになります。「客観的に一目で分かるようにすること」を体系化といいますが、三極発想法はまさに体系化するためのツールと言えるでしょう。

1