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カール・マルクスの「人間疎外」とは?

カール・ハインリヒ・マルクスは、プロイセン王国(現ドイツ)出身のイギリスを中心に活動した哲学者、思想家、経済学者、革命家。彼の思想はマルクス主義(科学的社会主義)と呼ばれた。人間疎外、資本論など提唱。

更新日: 2017年04月22日

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hogehogemanさん

カール・マルクスとは?

Karl Marx(1818年~1883年)

19世紀を代表する思想家というか経済学者兼哲学者兼革命家。ドイツ出身だが、後にイギリス(ロンドン)に移り活動。

カール・ハインリヒ・マルクス(ドイツ語: Karl Heinrich Marx)は、プロイセン王国(現ドイツ)出身のイギリスを中心に活動した哲学者、思想家、経済学者、革命家。1845年にプロイセン国籍を離脱しており、以降は無国籍者であった。彼の思想はマルクス主義(科学的社会主義)と呼ばれ、20世紀以降の国際政治や思想に多大な影響を与えた。
フリードリヒ・エンゲルスとともに、包括的な世界観および革命思想として科学的社会主義、いわゆるマルクス主義を打ちたて、資本主義の高度な発展により共産主義社会が到来する必然性を説いた。資本主義社会の研究をライフワークとし、それは主著『資本論』で結実した。『資本論』に依拠した経済学体系はマルクス経済学と呼ばれる。

哲学や経済学でいう疎外とは?

哲学、経済学用語としての疎外(そがい、独: Entfremdung、英: alienation)は、人間が作ったもの(商品・貨幣・制度など)が人間自身から離れ、逆に人間を支配するような疎遠な力として現れること。またそれによって、人間があるべき自己の本質を失う状態をいう。

マルクスの疎外

マルクスは、ヘーゲル、フォイエルバハの両者を批判的に継承して、疎外の概念を完成させ、そこに彼のヒューマニズムの基点を据えた。彼の初期の論文「経済学・哲学手稿」(1844)に疎外論が展開された。ここでは疎外は四つの側面から把握されている。
 (1)労働の対象化されたものが人間主体から自立し、対立的に現れる(労働の成果からの疎外)、(2)労働は生の目的でなく手段となり、人間らしい生活が労働以外の場に求められる(自己疎外)、(3)人間の存在を個人的な現存の手段にしてしまう人間の普遍性の疎外(類からの疎外)、(4)人間の人間からの疎外。この疎外された労働は、労働過程が資本家的生産過程として行われることから生じることを明らかにした。ここからマルクスは、人と人との関係が物と物との関係として表される商品世界における疎外と、労働力が商品となり労働がその使用価値となる資本主義的生産における疎外とを問題にしていった。[似田貝香門]

普通の疎外とは若干意味が違う

疎外(Entfremdung)とは「世の中から疎外される」といった日本語とは無関係のヘーゲル的な概念で、「労働の生産物が、労働にとって疎遠な存在として、生産者から独立した力として登場してくる」という意味だ。これは人間の能力が労働によって商品に対象化(外化)された結果であり、マルクスは疎外そのものを否定しているわけではない。

wikipedia

人間疎外(にんげんそがい)とは、社会の巨大化や複雑化とともに、社会において人間というのは機械を構成する部品のような存在となっていき人間らしさが無くなることをいう。

参考リンク

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