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アオウミガメが交通事故死、体内の卵を摘出し人工孵化へ挑む

大宜味村喜如嘉の国道58号で車にひかれてメスのアオウミガメが死んだ。産卵場所へ向かう途中だったことからお腹の中には卵が。これを取り出し、沖縄美ら島財団・総合研究センターは人工孵化へと取り組んでいる。現在ではウミガメの全てが絶滅危惧種に指定されており、世界でも保護活動が盛んに行われている。

更新日: 2015年10月23日

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痛ましい事故が起きた

亡くなったのは甲羅の長さ88センチ
体重87.5キロのアオウミガメ

大宜味村喜如嘉の国道58号で16日夜、産卵のために上陸した雌のアオウミガメ(絶滅危惧2類)が車にひかれて死んだ

近隣住民の男性が16日午後10時15分ごろ、大きな音に気付き、事故現場を確認した

当時は雨が降っており視界が悪かった

沖縄県沖縄本島北部に位置する村

日本ウミガメ協議会によると、成体が陸上で事故死した記録は全国にもないとのこと

事故を聞いて駆け付けた協議会会員の米須邦雄さん(63)=大宜味村=は「アオウミガメは砂浜の奧まで上がって産卵する習性がある。上がった場所がたまたま国道だったのかもしれないが、痛ましい事故だ」と話した

現場には砂浜と道路の間に遮る物がなかった

ウミガメの産卵や孵化を妨げる原因の1つが人口の光

そして子ガメは街灯に誘われ道路に上がる傾向が。

現場は4年前にも孵化(ふか)したばかりの別の種類のカメが事故に遭っている

親ガメの事故は今回が初

子ガメは街灯に誘われたとみられ、今回のアオウミガメもその可能性があるという

外灯の光があるとその光をめがけて進んで行くため、海にたどり着けずに死んでしまいます

こうした習性があることからこれまでにも対策はしてきた

北部国道事務所はこれまで、子ガメを道路上に招かないよう、街灯の種類や照らす範囲を調整してきた

ウミガメには見えにくいオレンジ色の光

同事務所は「大きな親ガメが上がるのは想定外だった。専門家に助言を受け、対策を検討したい」との方針

日本ウミガメ協議会の松沢慶将会長(46)は「国道事務所と海岸を管理する県が連携して対策を取ってほしい」と求めた

体内の卵は摘出、人工孵化を目指す

調査や研究、地域連携活動に積極的に取り組んでいる

沖縄美ら島財団の研究員らが17日に解剖し、卵(直径4.5センチ)を取り出した

沖縄美ら島財団・総合研究センター(本部町)が引き取り、人工ふ化を目指して取り組んでいる

体内から取り出した卵の人工孵化は非常に珍しい

ウミガメは絶滅危惧種に指定されている

現在、地球上に生息しているウミガメは全種、IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストにその名前が掲載されています

絶滅危惧Ⅱ類(VU)に属しており、もう少し噛み砕いていうと「絶滅の危険が増大している種」であることになる

世界的にはジャイアントパンダと同じくらい絶滅の危機に瀕していると言われています

ウミガメの減少は護岸工事などで産卵ができる砂浜が減少するとともに、消波ブロックや堤防などによる、ウミガメの上陸・産卵行動の阻害が主な原因

人間の手により奪われる砂浜

成体は食用、剥製用に捕獲され、卵は盗掘されることがある

闇売買で高値で取引されることも。

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