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”最凶の外来スズメバチ”がとうとう九州本土に上陸してた…

福岡県北九州市で、生態系への影響が大きいとされ、特定外来生物に指定されている「ツマアカスズメバチ」が見つかりました。長崎県・対馬ではすでに定着し猛威を振るっているこのスズメバチ。遂に九州本土に上陸してしまったようです。

更新日: 2015年09月12日

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manuronaldさん

福岡県北九州市で「ツマアカスズメバチ」が見つかった

北九州市と環境省九州地方環境事務所(熊本市)は11日、「ツマアカスズメバチ」の巣を北九州市の下水処理場内で見つけたと発表した。

先月28日、敷地内にある高さ7メートルほどの木の枝に「スズメバチ」とみられる巣があるのを職員が発見。

巣は卵のような形で大きさが60センチほど。業者に依頼して駆除したが、在来種のスズメバチと特徴が異なっていたため調べた結果、外来種の「ツマアカスズメバチ」と判明したという。

発見されたツマアカスズメバチの巣

■「ツマアカスズメバチ」とは?

ツマアカスズメバチは、インドネシア・ジャワ島原産で、東南アジアや中国、韓国など幅広い地域に生息するスズメバチ。

和名の「ツマアカ」という呼称は、お腹の先端が赤みを帯びた色をしていることから名づけられた。

攻撃性は極めて高い

ツマアカスズメバチは非常に攻撃的で、一度攻撃をはじめると執拗に繰り返し、人間を追尾する。

また、山林だけでなく都会のマンションにも巣を作るため、台湾やマレーシアで刺されて死亡したケースもある。

そして最大の脅威は”繁殖力”

ツマアカスズメバチは1つの巣からなんと数百匹の女王蜂が生まれ、女王蜂も含めて個々の蜂は群れずに単独で行動できる。

毎年10キロ以上のペースで生息域を拡大すると言われ、海外では、この10年ほどの間に韓国や欧州各国にまで拡大。

ヨーロッパでの流入状況は深刻で、ドーバー海峡を隔てたイギリスにも生息域を広げていく危険性が、研究者より指摘されている。

2005年にフランスでも記録されると、2012年までに生息域はポルトガル、ベルギー、ドイツにまで達している。

さらに雑食性で特にミツバチを好む

食性はほかのスズメバチ同様肉食で、ハエ・ミツバチ・トンボなどなんでも捕食し、特にミツバチを襲う事が多い。

韓国ではツマアカスズメバチの影響で、在来のスズメバチが激減。また、2~3週間でミツバチ300群のうち6分の1が消滅したとの報告も。

スズメバチ類は、生態系の上位に属する広食性の捕食性天敵で、生態系への影響が大きい生物。特に繁殖力の強いツマアカスズメバチの影響は大きい。

国内では2013年に長崎県・対馬で初めて見つかり定着

日本では2013年に対馬で初めて見つかる。

対馬との間に定期航路がある韓国から、船に乗って侵入した可能性が指摘されている。

対馬北部では多数の巣が見つかり、養蜂に使うニホンミツバチを捕食していることも判明。

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