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秋華賞に直結する有力なトライアルレース!ローズステークス 関連情報

春の実績馬が休み明けでも好走するローズSですが、叩き台として秋華賞で巻き返す馬(アパパネ、メイショウマンボ)もいるだけにその取得が難しくもあるローズS。また、10番人気以下の馬の劇走も多いだけに、馬券的には難しく高配当が望めるレースです。

更新日: 2017年09月17日

egawomsieteさん

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■過去10年の傾向から

☆人気 1番人気は【5・2・1・2】と堅実だが、7番人気が2勝。10番人気以下も5回馬券に絡んでおり、伏兵にも注意。

 ☆前走 オークス組8勝、桜花賞組1勝、500万下1勝。クラシック直行組には逆らえそうもない。特にオークスで1〜4着だった馬が、7勝2着4回と信頼できる。

 ☆距離実績 近2走以内で10F以上のレースへ出走した回数で見ると、2回が【2・4・0・16】、1回【7・5・5・50】、0回【1・1・5・57】。出走のなかった馬は狙えそうにない。

 結論 ◎モズカッチャン ○リスグラシュー ▲ブライトムーン

■レース展望

昨年はオークス馬シンハライトが抜群の切れ味を発揮したものの、屈腱炎となり引退。2着に逃げた11番人気クロコスミアが粘ったレース。馬場の悪化は前に行く馬や馬場のいい外を回る差し馬が有利になってきそうです。

 展開は、皐月賞惨敗から巻き返しを図りたい17ファンディーナと、古馬相手に前走善戦した16カワキタエンカが外枠でも道悪なら前に行きやすく、展開のカギを握りそうです。そして大外18ヤマカツグレースが続く展開で、切れ味勝負な馬たちはどこで動くかどうか?

 とくに切れ味が身上で、距離も若干長い15カラクレナイは仕掛けどころが難しくなりそうです。

 同じく5ミリッサも荒れた馬場は厳しいも、権利取りのために多少の無理はしてきそうです。

デムーロ騎手に乗り替わってきたオークス馬2着2モズカッチャンは血統面からも荒れた馬場はこなせそうで、秋華賞が目標も恥ずかしい競馬はでいない立場。

 一方、オークス5着の6リスグラシューは休み明けはよくなく、叩き台としてレースに臨んでくるか?オークスは桜花賞をピークに持ってきたことでの反動もあっただけにその可能性は高そうです。

 馬場が荒れると面白いのは1クイーンマンボ、道悪でで2勝している11メイショウオワラ、ダート替わりから前走芝で切れ味を見せた14ラビットランあたりか?

 総じて馬場がポイントになりそうで、レース直前の馬場状態と馬の仕上がり具合をチェックする必要が例年以上に必要になりそうです。

リスグラシュー 得意舞台で巻き返しに期待

リスグラシューはデビューから馬体細化が悩み。秋に向けては夏場の成長力が問われる。「牧場から戻ってきた時で体は442キロ(前走比プラス10キロ)。正直もう少し増えてほしかったけど、状態自体は変わりないので」と北口厩務員。前走のオークスはスローの前残りで厳しい展開だったが、後方から追い上げ5着。「直線で不利があったし、あの流れで掲示板を外さなかった。能力は高い。阪神外回りは得意の条件だし楽しみだね」と巻き返しを期待した。

■ファンディーナ、体調良好も「正直急仕上げ」

日曜の阪神メインは秋華賞トライアル「第35回ローズS」(3着までに優先出走権)。ファンディーナはデビューから3連勝で臨んだ皐月賞で7着。敗れはしたが世代一線級の牡馬にもまれた経験は大きい。その後のオークスは見送り放牧。8月下旬に帰厩し、中間は馬なり中心のメニューを消化している。

 高野師は「体調はいい」と前置きしながらも「大型馬だし正直、急仕上げではある。秋華賞でピークに持っていけるよう、ここを使って良くなってくれれば」と控えめに話した。

■17年出走馬情報

ファンディーナ(牝3、栗東・高野友和厩舎)はデビューから無傷の3連勝でフラワーCを制し、皐月賞に挑戦。有力牡馬を差し置いて1番人気に支持されるも7着に敗れ、その後は休養に入った。秋は牝馬路線に戻って秋華賞が目標。ここで改めて世代ナンバーワンとまで言われた能力を見せることができるか。

レーヌミノル(牝3、栗東・本田優厩舎)はソウルスターリングらを破って桜花賞をV。2冠制覇に挑んだオークスでは距離に泣いて13着に終わったが、1800mなら対応可能だろう。巻き返しを期待したい。

 アドマイヤミヤビ(牝3、栗東・友道康夫厩舎)は馬場に苦しんだ桜花賞では12着だったが、続くオークスでは最速(タイ)の脚を使って3着に入った。外回りの今回もその末脚が生かせるはず。C.ルメール騎手とのコンビ復活にも注目。

モズカッチャン(牝3、栗東・鮫島一歩厩舎)は初勝利まで3戦を要したものの、そこから3連勝でフローラSを制覇。続くオークスでもソウルスターリングに迫る2着と好走した。今秋はM.デムーロ騎手との新コンビでGI獲りを目指す。

 その他、桜花賞2着・オークス5着のリスグラシュー(牝3、栗東・矢作芳人厩舎)、前走古馬相手にレコード勝ちのミリッサ(牝3、栗東・石坂正厩舎)、チューリップ賞で2着の実績があるミスパンテール(牝3、栗東・昆貢厩舎)なども上位争いの圏内。

■オークス馬シンハライトが2冠へ弾み

9月18日の阪神11Rで行われた関西テレビ放送賞第34回ローズS(3歳オープン、牝馬限定、GII、芝・外1800メートル、15頭立て、1着賞金=5200万円)は、池添謙一騎手騎乗のオークス馬シンハライト(栗東・石坂正厩舎)が1番人気に応え、秋華賞(10月16日、京都、GI、芝2000メートル)での牝馬2冠獲得へ弾みをつけた。タイムは1分46秒7(重)。ハナ差2着のクロコスミア(11番人気)、さらに1/2馬身差で3着のカイザーバル(6番人気)までが、秋華賞の優先出走権を獲得。桜花賞馬ジュエラー(2番人気)はシンハライトとの2強対決と目される中、11着に敗れた。

シンハライトは中団より後ろでレースを進めて外から豪快に脚を伸ばし、逃げ切り寸前だったクロコスミアをゴール前で捕らえた。

 シンハライトは、父ディープインパクト、母シンハリーズ、母の父シングスピールという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、(有)キャロットファームの所有馬。通算成績は6戦5勝。重賞2016年チューリップ賞(GIII)、オークス(GI)に次いで3勝目。ローズSは、石坂正調教師は12年ジェンティルドンナ、15年タッチングスピーチに次いで3勝目、池添謙一騎手は11年ホエールキャプチャに次いで2勝目。

■過去10年の傾向から

☆人気 1番人気は4勝、2着2回、3着1回と堅実だが、7番人気以下も2勝している。

 ☆前走 勝ち馬7頭までがオークス以来で、07年ダイワスカーレットは桜花賞以来。夏場を使って勝ったのは、昨年タッチングスピーチの1頭だけ。

 ☆枠番 6番が最多3勝を挙げる。勝ち馬7頭までが8番より内。

 ☆生まれ 1~2月生まれが6連勝中。

 結論 ◎ジュエラー ○シンハライト ▲カイザーバル

■末脚非凡なラベンダー 2強斬りへのカギは距離延長

ローズSに出走するラベンダーヴァレイは前日の馬場が重かったため唯一、木曜追いを選択した。初コンビの浜中を背に朝一番のCWコースへ。ゴールデンローズ(3歳未勝利)の5馬身後方で折り合いに専念するが鞍上がなだめるのに苦労するほどの行きっぷり。それでも直線で内に入ると、並ぶ間もなく抜き去り2馬身先着。追うところなく、ラスト1F12秒2の切れ味を発揮した。

「体調は悪くなさそう。ハミが抜けるタイプじゃなくずっと(手綱を)引っ張る感じになる。1200の切れを、1800の距離でどう引き出せるか」と浜中。今回は初めての距離がポイント。1200メートルを使った後だけに折り合い面に不安が残る。藤原英師は「前走は賞金加算したくて小倉に持っていった」と明かす。600メートルの距離延長について「マイルまでならいいが、1800になるとどうか。たかが200、されど200やな」と慎重な姿勢を崩さなかった。

 チューリップ賞はシンハライト&ジュエラーの“2強”に次ぐ3着。桜花賞(6着)も大きく崩れておらず、世代トップクラスの能力を秘めている。2強が休み明けで出走するだけに、夏場に使われたアドバンテージは強み。師は「前走輸送して減った体(16キロ減)は戻っている。小さい馬だし良馬場でやりたい。壁をつくって、うまくコントロールできれば」と鞍上に託した。浜中は「馬の後ろで折り合い重視がいいかな。内枠の方がいいね」とイメージ。非凡な末脚を引き出し、2強に襲いかかる

■ジュエラー故障の影響なし!秋はさらにスケールアップ

桜花賞馬ジュエラーの最終追いはポリトラックでクルークハイト(2歳未勝利)と併せ馬。5馬身後ろから追走。コーナリングで内からパスすると、直線はグイッとひと伸びし2馬身差をつけた。5F64秒8~1F11秒2の好時計。騎乗した仲田助手は「併せ馬でしまいを伸ばす指示。間隔が空いていたのでもう少し鈍いかと思ったけど、前の馬を射程圏に入れたらスイッチが入った。反応は凄く良かった」と伝えた。

ここまで4戦全て上がり3Fは最速。桜花賞は極限ともいえる3F33秒0。4角17番手から鼻差でシンハライトを捉え桜の女王に輝いた。その後、左前第1指骨剥離骨折が判明。休養を取って秋に備えた。「元から大きい馬(桜花賞時494キロ)だけど、少し幅が出たかもしれない」。まだキャリア4戦。その分、伸びしろはたっぷり。ライバルのシンハライトと三たび激突。舞台は桜花賞と同じ仁川。勝利は絶対に譲れない。

■レッドアヴァンセ 成長ぶりを実感

レッドアヴァンセは桜花賞、オークスとも7着と振るわなかった。そこからひと息入り「春と比べて見た目、体が少し大きくなったかな」と音無師も成長ぶりを実感。1週前は坂路で4F51秒9~12秒5の時計を出した。「(武)豊が乗って、無理せずこの時計が出た。現状は準オープンだし、賞金を加算したい。何とかきっかけをつかんで、ひと皮むけてくれればいいんだけど」と順調な仕上がりをアピールした。

■フロムマイハート 2強にひと泡

阪神の秋華賞トライアル「第34回ローズS」で一発を狙うのがフロムマイハート。春の疲れもすっかり癒え、得意舞台で“2強”に挑戦状を叩きつける。

 フロムマイハートは昨年12月に2戦して、年明けから5戦を消化するタフなローテーションだった。スイートピーS2着でオークスの出走権をつかみ、本番は16着に敗れた。吉永助手がスプリングシーズンを振り返ってくれた。

 「春は一生懸命、仕事をしてくれた。オークスの2400メートルは長かった。距離はそれより短い方がレースしやすい。輸送が続いたのも厳しかったです」

 オークス後は放牧に出され、春の疲れをリセットした。馬体もひと回り大きくなって戻ってきた。ローズSへ向けてきっちりと攻めを積んでいる。

 「馬体的にも精神的にもいい夏休みになった。馬体が増え、ひと夏を越して力強さが出てきたし、精神的に大人になりました」

1週前は初コンビとなる和田を背にCWコースで併せ馬。ここまでは坂路中心の調整だったが“ビシッとやりたい”という考えのもと、コース追いを選択。5F68秒2~12秒0でしまいはシュッと伸びた。

 「和田騎手も“乗りやすいし、いい馬”って言ってくれてました。先週にしっかりやっているので、最終追いはサッとやるくらいだと思う。きっちり間に合った感じ。上は賞金を持っているし、ここで秋華賞の出走権を取りたいですね」

 さらに阪神の1800メートルも好材料。2走して1着2着1回のオール連対と良績を残している。舞台替わりは歓迎のクチだ。

 「得意な距離で得意な場所だし、持ち味を生かしたレースができればいい」

 条件は好転する。結果を出してきた阪神、この距離で秋の飛躍を期す。意地でも秋華賞へ―。この思いがスパイスとなれば期待も倍加するところ。2強にひと泡吹かせて“勝負駆け”を成就させる。

■16年出走馬情報

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