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ゼニガタアザラシ生息数増え「準絶滅危惧」に…一方、四国のカモシカは絶滅の恐れ

ゼニガタアザラシを「準絶滅危惧」に変更したと発表。一方、四国地方に生息しているカモシカがレッドリストで「絶滅のおそれのある地域個体群」に新たに指定されました。ニュースをまとめ。

更新日: 2015年09月16日

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isaaccさん

○ゼニガタアザラシを「準絶滅危惧」に変更

北海道で漁業被害が出ているゼニガタアザラシを「絶滅危惧2類」から1ランク下の「準絶滅危惧」に変更したと発表した。

北海道の襟裳岬周辺に生息しているゼニガタアザラシについて、環境省は個体数の増加の傾向がみられることから絶滅危惧種から外しました。

一時、350頭程度まで減ったゼニガタアザラシは、近年、個体数が増加し、1000頭を超えたということで、環境省は「絶滅する可能性は低くなった」としています。

今後100年間に絶滅する可能性は10パーセント未満であり、絶滅のおそれは小さくなったとして1つ下のランクの「準絶滅危惧種」に見直しました。

○ゼニガタアザラシの漁業被害が問題化

北海道の襟裳岬から根室半島に分布するゼニガタアザラシは近年、生息数が増えて漁業被害が問題化している。

指定解除は、保護と被害対策を示す同省の保護管理計画の策定に大きな影響を及ぼすことになる。

漁業被害に悩む関係者からは、被害が軽減されることへの期待の声が上がっている。

○2014年度の漁業被害額は約1億1千万円

最近の調査で個体数が増加しているほか、定置網にかかったサケを食い荒らすなど、深刻な漁業被害も発生していることから、環境省が再評価を進めていました。

同町沿岸では、9~11月の漁期にゼニガタアザラシに体の一部を食べられて出荷できない秋サケの被害は約3万匹に上る。

○捕獲も含めた管理のあり方を検討

ゼニガタアザラシは鳥獣保護法で希少鳥獣に指定されており、捕殺には環境相の許可が必要。

東京農業大学の小林万里教授は「漁業被害の現状を見ると、対策は待ったなしの状況で、指定解除は最初の一歩に過ぎない。早急にアザラシの捕獲や継続観察に動き出す必要がある」と指摘する。

○ゼニガタアザラシとは?

体長・体重はメスの成獣で120-170cm・50-150kg オスの成獣で150-200cm・70-170kgになる。

太平洋から大西洋まで広く生息し、国内では襟裳岬周辺や道東の岩礁帯で活動している。

○一方、四国のカモシカは絶滅の恐れ

四国地方に生息しているカモシカがレッドリストで「絶滅のおそれのある地域個体群」に新たに指定されました。

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