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EUに押し寄せる難民。ドイツの対応、日本はどうする?

2015年EUに桁違いの難民が押し寄せた。メルケルが受け入れを表明したドイツに難民が押し寄せる。日本にも国連から難民受け入れの要請。EUでは難民の増加に伴い軋轢が、さらにパリでのISによる同時多発テロ、ドイツ・ケルンで発生した大晦日の騒乱。EU及び難民問題はどうなるのか?継続して状況を追記します。

更新日: 2018年05月31日

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zzrn6kさん

2016年2月の状況(追記)

2015年にドイツに到着した亡命申請者の数は110万人に達し「受け入れ能力の限界に達した」と悲鳴を上げている。

ドイツ・メルケル首相の難民受け入れ政策は現在、国論を真っ二つに割っており、連日、侃々諤々の議論が行われている。

シリアからの難民流入という異常事態が起こるや否や、EU各国は国家エゴをむき出しにし、「ヨーロッパの連帯」は死語となった。

ドイツ以外のEU加盟国政府がとった態度は、欧州の政治統合やシェンゲン協定に象徴される国境の開放、移動の自由の確保が、平時だけに可能な、一時的な現象だったことを示している。

国家エゴではなく、人道主義に基づく政策を貫こうとしたメルケルの善意は、現実政治(レアールポリティーク)という巨大なブルドーザーによって押しつぶされようとしている。

2016年3月予定のドイツ・トリプル地方選挙の結果は、ドイツ、そしてEUの政局の今後を占う上で、重要な材料となるだろう。

ドイツに渡った難民の生活にも問題が。(追記)

「元調理師なので働きたいが、労働許可がないので働けない」「裁判所の難民申請審査で、1年後にまた来いと言われて絶望した。申請者が多すぎるからと」「1日中、食べて寝るだけの生活」などと、それぞれの心情を淡々と話す。

政府からのわずかな手当以外には収入もなく、働けないので将来の見通しも持てない。

小さな村の受け入れ施設に暮らす難民たちへの取材から

2016年1月22日時点の状況(追記)

ついにドイツの隣国オーストリアは、今年の難民受け入れ数を3万7500人に制限することを決定。ドイツは去年109万人を受け入れた。CSUは、今年の受け入れ数を20万人に制限するよう求めている。

ドイツ・大連立政権の危機。メルケル政権の連邦交通大臣が、公然とメルケルの難民政策を批判。閣僚がメルケルに反旗を翻したのは初めて。CSUだけでなく、CDUからも首相に対する批判が轟轟と巻き起こっている。

2016年1月 難民受け入れを進めてきたドイツ・メルケル首相は「難民受け入れ」の賭けで苦境に。EUの理念が揺らぐ事態に発展。

もし今年も新たな移民が今のペースで流入すれば、ドイツは今年さらに110万人の難民を受け入れることになる。ゲルト・ミュラー経済協力開発相は100万人の新たな難民には対応できないと述べた上で、800万から1000万の難民が欧州に向かっていると語った。

欧州連合(EU)のトゥスク大統領は19日、域内の移民や難民の問題に早く対処しなければ、パスポートなしでEU内を自由に行き来できるシェンゲン協定が崩壊する可能性があると警告した。

2015年12月31日 ドイツ・ケルンで難民と思われる外国人男性による集団暴力事件が発生! 衝撃が走った。

大晦日の夜、大勢の若い男(難民が大半を占める)がケルン中央駅周辺にいた女性たちを取り囲み、窃盗や性的暴行を働いた。被害に遭ったと警察に訴えた女性の数は600人を超える。この一件以来、多くの欧州人が「難民」と聞いて思い浮かべるイメージは迫害を逃れてきた家族や幼な子の姿ではなくなった。今や難民を象徴するものは、中東や北アフリカに広く浸透する性差別主義に染まった危険な若い男たちとなった。

ドイツ社会全体に深い衝撃を与えた。ケルンで起きたのは、公共の場での外国人男性による「女性狩り」だ。

2015年11月13日 パリで過激派組織・イスラム国(IS)主導の同時多発テロ

13日にパリで起きた同時多発テロは、世界を震撼させた。一部の自爆テロの現場から、シリアのパスポートが見つかったことから、テロリストが難民に紛れ込んで欧州に侵入している疑いが浮上。EU諸国では、難民受け入れ政策の見直しや、域内の移動の自由の制限を求める声が上がっている。

2015年は、「欧州に戦争が戻ってきた年」として世界史に残るだろう。過激派組織・イスラム国(IS)が11月13日にパリで130人の市民を殺害した同時多発テロは、新しいタイプの戦争行為である。

2015年夏 【ここから難民問題が深刻化】EUを目指す難民が過去最速のペースで増加。

欧州を目指す難民が急増し、欧州連合(EU)を揺るがしかねない大きな問題となっている。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は8月28日、中東やアフリカから地中海を渡って欧州入りした難民や移民が今年に入って30万人を超えたと発表した。昨年1年間の21万9000人をすでに上回り、過去最速のペースで増加している。

写真はブダペストの駅に集まった移民

[中東からEUに押し寄せる難民]

トルコに近いギリシャのレスボス島には、シリアなどを逃れ、難民登録を求める人々が押し寄せている。今年だけで約14万人。9月上旬だけで約2万6千人の難民が上陸した。シリアからトルコ経由でたどり着き、欧州北部を目指す者が多い。こうした難民相手の商売も出始めている。

混乱が続く中で、9月3日に溺死したシリア難民の男児の写真が新聞に掲載され、世界が衝撃が走った。

[2015年9月5日 難民受け入れを決めたドイツ]

2015年9月5日の早朝、独首相のアンゲラ・メルケルは、隣国オーストリアとともに、ハンガリーで足止めを食っていたシリアやアフガニスタンなどからの難民を入国させると発表した。

[その結果...]

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