それから2日後、二人の元に警察から連絡が来た。長男一家が事故死したと言う知らせだった。事故の原因は、先に書いた通り不可思議なものだった。葬儀が終わっても二人は押し黙っていた。

しばらくして二人は、長男一家の家の整理に追われた。家の片付けをしている時に、Aは長男が残したであろうメモ帳を見つけた。

そこには奇妙なことが書いてあったらしい。

『俺が何をした』

その言葉が、何ページにもわたって書き綴られていたそうだ。

最後のページには、

『俺と○○ そして○○ これで3人だ。もう終わりにしてくれ』

次男とAの名前が書かれていた。

それが最後のメモだった。

次男にそれを渡し、Aは押し黙った。それを見た次男は、

「兄貴は神経質すぎたのかもしれない」

そう言い終えて、次男も黙りこくってしまった。

Aは心底おびえたそうだ。馬鹿にする次男を無理に誘い、祈祷師やらその手の除霊専門の所を、何ヶ所も回ったらしい。

細かく書けば、本当に凄い量になってしまう。だからかなりはしょってるから、勘弁して欲しい。



長男が亡くなって2年経ち、次男が事故死した。そしてその話を俺は聞かされた。呪いと言われても、俺にはどうしてもピンとこなかった。

その話を聞いた後、俺はAに話し出した。

「なあA。もしさ、呪いが存在していたら、俺は絶対に祟られてるよ。お前も知ってるよな。俺が今まで、色んな女にしてきた仕打ち。

お前が知らない話だってある。それこそ、いつ夜道で刺されてもおかしくないくらいだ。

刺されないにしても、相当恨まれている事は確かだと思う。現実に呪いが存在するんなら、俺はもう死んでるはず」

でも俺がどんなに語ろうが、Aの周りでは不可解な事が起きているのは事実。俺自身が一つずつあれやこれや説明しても、納得するわけもなく、話は平行線を辿るだけだった。

Aは俺と話した後に、すぐに所持していた車を処分した。

「車で事故なんて嫌だし」

Aは苦笑いしながらそう言っていた。

それからしばらく、何事もなく過ぎていった。その間も、俺とAはちょくちょく会っていた。会って食事したり飲みに行ったりしてた。

しばらく会ってないなと気になり始めた時に、Aから連絡が来た。

『病院にいて暇だから、見舞いにでも来てくれよ。話もあるし』

それを聞いて俺はすぐに病院に向かった。

病室に入りAの姿を見たときは、もの凄くショックだった。別人かと思うほどやせ細ったAがそこにいた。

動揺していることを悟られたくなかった俺は、

前へ 次へ

この情報が含まれているまとめはこちら

【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話【かんひも】

【閲覧注意】死ぬ程洒落にならない怖い話【かんひも】

このまとめを見る