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ティーボールのルール

野球やソフトボールに似たスポーツ、「ティーボール」のルール等を紹介します。

更新日: 2016年11月16日

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yhk_namaさん

▼ティーボールとは

野球やソフトボールに極めて類似したボールゲームで、1988年に国際野球連盟と国際ソフトボール連盟が協力して考案したもの。
 本塁プレートの後方に置いたバッティングティーにボールを載せ、その止まったボールを打つことからゲームが始まるため、ピッチャーが存在しない点が、野球やソフトボールと大きく異なる点。

日本では、ティーボールは独自のルーツを持つ。誕生のきっかけは、昭和52年に小・中・高の学習指導要領からベースボール型競技が消えたことだった。削除された理由は「一部の児童・生徒だけが動き、全員の運動量が確保できない」ため。それならば運動量を上げようと、当時、早稲田大学の講師だった吉村正同大教授(日本ティーボール協会理事長)らがルールの改良に乗り出した。
 ベースボール型の球技では、ボールが打てれば、運動量は上がる。そこで、ボールが打ちやすくなるように投手が打者のそばでボールを下手で投げるトス式と、置いたボールを打つセット式が考案された。さらに平成2年には、米国を参考にティーを使用する日本式ティーボールが誕生した。
 10年に小学3、4年生向けの学習指導要領でベースボール型球技が復活。20年には小学5、6年生向けの指導要領にティーボールが明記され、子供たち向けのスポーツとして国内で普及し始めている。

▼必要な用具

・表面をポリウレタンで包んだ専用バット。
・日本ティーボール協会の公認規格に沿って、長さが68.5cm、75cm、83.5cmのものがメーカーより市販されている。
http://tee-ball.net/goods.html

・9、11、12、14インチの4種類の大きさ。
・9インチのボールは小学生低学年、11インチは小学生向け、12インチは小学生高学年~中学生、14インチは中学生以上の一般の人向け。
・ボールの表面の材質は、やわらかいポリウレタン製。公式試合用のボールは天然ゴム。
http://tee-ball.net/goods.html

・ボールを置くための台。
・材質は合成ゴムで、打つときにボールに合わせてしなるため、バッティングの邪魔にならない。
・高さは50~90cmで調整できるようになっていて、試合中に、自分の打ちやすい高さに調整してから打つことができる。
http://tee-ball.net/goods.html

▼グラウンド

バッターズサークルは、ホームベースの角を中心として、半径3mの円を描く。
 バッティングティーは、ホームベースの後方0.5mから1mの位置に置く。
 塁の距離は、ボールの大きさによって変わる。

▼競技人数

公式試合では、1チームが10人~15人でゲームを行う。

▼守備のポジション

守備は10人。他の選手はエキストラヒッター(打撃のみの選手)。

内野手

本塁手(ホームベースマン)、一塁手(ファーストベースマン)、二塁手(セカンドベースマン)、三塁手(サードベースマン)、第一遊撃手(ファーストショートストップ)、第二遊撃手(セカンドショートストップ)の6人。
 本塁手(ホームベースマン)は打者が打撃を完了するまでは、バッターズサークルの外にいなければならない。

外野手

左翼手(レフトフィルダー)、第一中堅手(レフトセンターフィルダー)、第二中堅手(ライトセンターフィルダー)、右翼手(ライトフィルダー)の4人。

▼打者のルール

審判の「プレイ」の宣告後、バッティングティーの上に置かれたボールを打つ。
 打撃時の軸足の移動は1歩まで。2歩以上動いた場合はストライク。ツーストライク後からこれを行った場合は三振。
 ボールを打たずにティーを打った場合はストライク。ツーストライク後からこれを行った場合は三振。
 ツーストライク後からのファウルはアウト。
 バントやプッシュバントは認められていない。ツーストライク後からこれを行ったときはアウト。

▼走者のルール

打者が打った後に離塁することが可能。走者の離塁が早い場合はアウト。
 盗塁は認められていない。
 スライディングは禁止。行った場合はアウト。
 1塁、2塁、3塁での駆け抜けは認められる(走者は塁ベースを駆け抜けた後、進塁の意志がない場合には野手にタッチされてもアウトにならない)。

▼試合の流れ(正式試合)

2チームが攻撃と守備に分かれ、攻撃側の全打者が打撃を完了した時点で攻守を交代し、規定の回数(イニング)を終えたとき、得点の多いチームが勝者。残塁の走者は次回に受け継ぐ。
 フェアボールとファウルボールは、野球やソフトボールと同じであるが、バッターズサークルフェア地域内のライン上で野手がボールに触れたり、ボールが止まったときはフェアボール。

次ページに続く

▼ティーボール競技規則(抄)

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