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mototchenさん

あのニュートンが書き残した、不老不死の魔力がこもった「賢者の石」の作り方 bit.ly/1Up59zA pic.twitter.com/7d1Eetw7B1

歴史上の不老不死の薬服用での早死

西洋煉金術と医薬品

医学の第三の柱は化学である。この目的は卑金属を金や銀に転換することではなく有効な薬を提供して生物過程に光を与えることである。自然は理想的な化学者である。自然に従わない化学者は仕事を知らない下手な料理人と同じである。
  これまでと違って治療において化学を重視したのがパラケルススの最大の特徴である。彼は硫黄、鉛、アンチモン、水銀、鉄、銅を色々の組み合わせで使うことを教えた。彼は多数の植物をあいまいに混ぜる多剤投与法には強く反対した。彼は患者に毒物を与えると非難されたが、「すべてのものは毒物である。毒性を持たないものはない。あるものを毒物にするのは量である」と答えた。必須な薬は活性成分であってこれは原材料から抽出しなければならない。「私は霊薬で無いものから霊薬を分離し適当な量の霊薬を投与する。」特異的で目的に応じた治療が治療方法として理想であった。

死後発表された梅毒の論文 3 篇 (『フランス病について』1528、他)は、それまでの最も包括的な梅毒の治療記述となっている。梅毒の治療に毒性の強い液体水銀も使われていたが、パラケルススは穏やかな水銀化合物にして使った (『 フランス病の学と治療』1528)。
パラケルススは鉱夫の塵肺や金属中毒に注目して、産業医学の先駆となる記述をおこなった(『鉱夫病』1533)。

偽の黄金作りという不毛な試みに没頭していた従来のヨーロッパの錬金術を、医薬作りという有用な方向へと転換させたのは パラケルススである。パラケルスス医学の基礎は錬金術であり、パラケルスス錬金術は完全に医学的である。不老長生を事とした中国煉丹術がイスラム経由でヨーロッパに伝わったのを、パラケルススは遍歴時代に何処かで吸収したのであろう(Debus,1965)。中国煉丹術が鉱物、金属を多用したように、パラケルススもアンチモン剤、砒 素剤、水銀剤、鉄剤、銅剤など、鉱物、 金属を多用した。パラケルススはこれら鉱物、金属性の薬物の内服が、伝統医学の薬草よりはるかに有効であることを西洋で初めて認識したのである。 とくに砒素や水銀のような毒物こそ最も 薬効があると確信した 。 その使用に際して化学的に毒性を低下させ、また薬物の正しい適量に厳しく配慮したのもかれが最初である。

パラケルススからファン・ヘルモント (1577-1644) までに至るいわゆるパラケルスス主義の医学は、狭義には「医化学」 (イアトロ・ケミストリー) とも呼ばれるように医薬品として化学的手法で調整された物質を採用しただけでなく、中世からの錬金術の伝統から幾多の概念を借用し、人間と自然そして世界創造の秘密を探る鍵を化学に求めた「化学哲学」 (ケミカル・フィロソフィ) と呼ばれる知的運動を展開した推進力であった。

煉丹術 外丹 と漢方薬

仙薬としての水銀薬の用例は 『神農本草経』 や 『列仙伝』 等にみえるが、それらの書物の成立年代は後漢以降であろうと考えられている。 その後、晋の葛洪の 『抱朴子』 金丹篇等には 仙薬の中心として丹砂・水銀薬が位置づけられることとなる

『神農本草』→『神農本草経』→『唐本草(新修本草)』→『開宝本草』→『嘉祐本草』→『経史証類備急本草』→『本草網目』と続いて清代に移行するが、次第に生薬の種類は増え、また植物書に近いものも現れる。ここで注目すべきことは羽化登仙を夢見た神仙道家がこの派から輩出したことで、彼らは特に練「丹」術に凝り、赤色硫化第二水銀(丹・朱)と鉛丹(赤色酸化鉛)を混同したり、鐘乳石と生々乳(天然の二硫化砒素(鶏冠石・雄黄)を含んだ鉱物の昇化物)を混同し、薬害を多発させていたことで、その詳細は『医心方』大19,20巻に出ている。そして除毒用の処方もたくさん書いてあるが、薬石は遂に効なし、であった。

rasayana (インド煉金術)とアーユルヴェーダ

「カーラチャクラタントラ」、米デービッド・ゴードン・ホワイトはインドの錬金術の包括的な歴史について書く。
「仏教の錬金術システムの最も鋭い見方を提示しましょう」


カーラチャクラテキストの彼の解説でPundarikaは、タントラにおける全体の性の魔術の手順を錬金術の仕事と比較する

インドに錬金術はあった。4世紀C.E.以来広げられた奥義の一連の知識である

特にアーユルヴェーダで教えられ、全体観的医術として使用される。
それは中国と西側の場合のように 金(そして富と力)をベース物質から抽出する技法と考えられる。

これに加えて悟りを達成する非常に効果的手段と常に考えられていたインド人のヨガ行者(特にNath Siddhas,)は化学物質による「科学的な」実験としてでなくむしろ神秘主義的な運動として錬金術の試みを経験した Siddhasは神聖なテクニックとして「偉大な芸術」を選んだ

彼らは彼ら自身をRasayanaの支持者と言う。そして、特別な初歩の経路「錬金術の経路」を選ぶ。
超自然の実習において、ハタヨガとタントラの性的儀式の運動で化学実験を組み合わせた。

インドでは、毒物をもうまく昇華させ、治療に用います。例えば水銀を使用することがありますが、これは若返り効果があるとされています。水銀は日本でも20年前くらい前に利尿作用が強いということで医者達が結構使っていました。インドではこれも使い方によっては有効としているわけです。水銀も無機水銀であれば中毒にはなりませんが、有機水銀や昇華していない水銀だと毒性があるというわけです。その毒性を消す方法を昇華法といいますが、毒性を昇華させて逆に有効性に変えるわけです。ただし、これはまだ科学的に証明されてはいません。

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