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【日本美術】かわいい猫の絵 (国芳、芳年、広重、熊谷守一、藤田嗣治…)

歌川国芳、月岡芳年、歌川広重、熊谷守一、藤田嗣治らが描いたかわいい猫の絵を紹介します。ねこ、ネコ、猫。

更新日: 2016年07月31日

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歌川国芳の猫

各地の名所と、「~たい。」美人を取り合わせたシリーズ。
飼い猫にじゃれつかれて、「おお痛い。」

傍らの猫は香箱座りをしているのですが、じつは香箱は、嫁入り道具のひとつ。題名の『はやくきめたい』というのは、早く縁談を決めたいということなんですね。

浅草奥山で菊川国丸が曲鞠の興業を行って評判をとった。
その姿を国芳が猫を擬人化させて描いたもの。

猫と鰹で「かつを」を形作るユーモラスで、猫のかわいさ満点の作品。落款の周りも猫の首紐で囲まれる。

東海道の宿場名を猫を題材とした地口(だじゃれ)で表した楽しい作品。
「日本橋」→「二本だし」、「四日市」→「よったぶち」など。

題の「猫飼好五十三疋」も「東海道五十三次」をもじったもので「みょうかいこうごじゅうさんびき」と読みます。

野晒悟助は読本の登場人物で強きをくじき弱きを助けるヒーロー。
どくろ模様の着物がトレードマークだが、この作品では国芳ならではのアイデアが光る!

国芳は、艶本の中で仕事場での自身の後ろ姿を描いている。派手な柄の着物やたくさんの猫に囲まれて仕事をしているところなど、国芳を連想させる。国芳に限らず、名前こそ明記はしないが、正体がわかるような様々なヒントを作中にしのばせていた絵師は少なくなかった。

歌川芳藤の猫

この絵の作者である歌川芳藤は国芳の弟子の一人。物を寄せ集めて別の物を作り上げる手法を「寄せ絵」と称しますが、国芳は寄せ絵にも遊び心あふれる名作を残しています。本作から芳藤は、国芳のユーモアのセンスを多分に受け継いだ絵師であることがよくわかります。

大猫の姿は少し不気味でもありますが、猫たち一匹一匹の表情はとても優しげです。芳藤は国芳からユーモアだけでなく、猫へのあたたかい眼差しも受け継いだようです。

歌川芳艶の猫

国芳の弟子。

擬人化された猫とネズミが合戦を繰り広げる様子を描いた戯画(ぎが)です。作者は歌川芳艶(うたがわよしつや)。タイトルを漢字にすると「猫鼠道化合戦」となり、「道化」という言葉が示すとおり細部にわたって芳艶のお道化たユーモアが散見されます。

小林幾英の猫

落合芳幾の弟子。落合芳幾は国芳の弟子。

洋装に身を包んだ脚の長い猫たちの姿には、維新後の西洋文化流入が反映されています。

学校の様子を猫を擬人化して描く。3段目、体操の授業で、運動する猫の愛らしさといったら!

月岡芳年の猫

国芳の弟子。

本図の題名には「うるささう」とあります。少女に可愛がられる画面の猫は、どこか迷惑そうな表情をしているようにも見え、「うるささう」なのは猫の気持ちなのかも知れません。

絵の中では着物の柄が猫になっており、よくみるとかんざしの飾りもブチ猫になっていますね。

猫の頭に菓子袋をかぶせ、指をさして笑っているネズミ兵の姿が描かれています。巨大なハリセンのような物を構えて、今にもバシッと猫の頭を引っぱたきそうです。

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hoshinoshiho69さん