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自撮り(セルフィー)の死亡事故が多すぎ…社会問題に

スマホやSNSの普及で一般的になった「自撮り(セルフィー)」。目立とうとするあまり、危険な場所やシチュエーションで撮影を試み、そのまま重大な事故につながる事例が相次ぎ、社会問題化しています。

更新日: 2015年11月11日

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「自撮り」が新たな “死因” に…

スマートフォンやSNSの普及によって一般化した「自撮り(セルフィー)」。
目立ちたいがために危険な場所やシチュエーションでの自撮りを行い、事故につながるケースが目立ってきています。

テクノロジーの進歩は、これまでにない「死因」を作り出した。自撮りがそのひとつだ。

海外ニュースメディア「Mashable」の調べによると、今年になって自撮りが原因の事故で死亡した人の数は、サメに襲われて死亡した人の数より多いとのことだ。

2015年に入ってから自撮りを原因とする事故で死亡した人は、世界中で現在までに合計12人。
一方、サメに襲われて海水浴客が死亡したという事件は、話題にされる機会は多いが、今年これまでの死亡者数は8人とのこと。

恐らく驚きではないと思うが、セルフィーの最中に死亡した大部分の人が若く、平均年齢は21.5歳だった。

【5位】(雄牛に角で突き刺されたり、おぼれたりするなど)自然の危険が迫る中でのポーズ(6%)
【4位】(オートバイや航空機など)乗り物の運転途中にポーズを取る(11%)
【3位】列車の屋根でポーズを取ったり、向かってくる列車の前を走って横切る(17%)
【2位】銃など武器を持ってのポーズ(22%)
【1位】切り立った岩や崖、橋の上に立ったポーズ(39%)

セルフィーによる死亡事故の内訳によると、危険な場所での自撮りによる事故が最も多いそうです。

注目を浴びたい? 自撮りはますます過激に

自分の写真を撮ってFacebookやTwitterに投稿したい! どうせ投稿するなら、よりたくさんの人の注目を集めて「いいね!」をもらいたい! SNSが普及した今、そんな風に思う人は少なくありません。

命を賭けてまでSNSで目立ちたいのでしょうか…。

若者たちが自撮り棒で自らを撮影する行為は自己確認でも何でもない。ただの「ネタ」だ。まあ、もちろん存在証明的に撮影している若者もいるだろうが、そちらはむしろマイノリティだろう。

自撮りの流行は今時の若者の承認欲求が強い…という訳ではなく、撮影→即アップというインフラ整備によって写真撮影自体がコミュニケーションツールのひとつとなったことによるため、という意見も。

カナダ人の22歳の男性は、自撮りをしている最中に後ろを通り過ぎた車両から身を乗り出していた人に頭を蹴られ、その模様をネット上にアップしたところ、瞬く間に話題となり2400万以上のアクセスを得た。

自分撮りは、周りへの注意が疎かになるため、しばしば死亡事故などに繋がる場合がある。2014年3月には、電車の屋根で自撮りを試みた男性が高電圧線に触れて死亡したり、同年5月には女性が車両を運転中に自撮りを行い、前方不注意で衝突事故が発生している。

なぜ自撮りの事故が多いの?

きれいに「自撮り」をするための道具、「自撮り棒」が大ヒット。

1980年代初頭に日本で発明され世界で発売されたがあまり普及せず、1990年代半ばには日本の珍発明の1つとして揶揄された。しかし、2014年のヒット商品の1つとしてTIME誌が紹介するなど、発明から約30年をかけて世界的に広まった。

「自撮り棒」は日本で最初に発明され、スマートフォンが普及した近年急速に普及しました。

金属棒の先端にスマートフォンやデジタルカメラを取り付けて自分の姿を撮影する「自撮り棒」。一昨年ごろからアジア各国を中心にブームとなり、利用者は欧米など全世界に拡大。昨年には、アップルウオッチなどと並び、米タイム誌による「今年の発明品ベスト25」に選ばれた。

「自撮り棒」は便利です。若者や年配の方など、幅広く多くの方が利用しています。ですが、この「自撮り棒」を利用したトラブルも多く、最近では使用を規制・禁止する場所も増えてきました。

撮影者も含め大勢が、他人に撮影を頼むことなく写真に収まることのできる自撮り棒は便利ですが、マナーを守らないと危険な事故につながる恐れがあります。

狭いレストランや市街地の人通りの多い場所で他人の迷惑を顧みず使うことが問題になっている。後ろや横を見ずに撮影する人が多く、単純に危ない。長い棒が他の人の目に当たったケースもあり、けがにつながる

イギリスのウェールズ地方の山で7月、2人の男性が激しい雷に打たれて亡くなりましたが、そのうちの1人が自撮り棒を持っていました。地元当局は、金属製の長いアームが雷を引き寄せた可能性が極めて高いと話しています。

香港の高層ビルの屋上で行われたあまりに危険な自撮りも話題に。

アメリカのピザハットが作成した自撮りの危険性を訴える動画。
大げさな…と思うかもしれませんが、実際にこんなことが起こりうるのが現在の自撮りブームです。

「自撮り」死亡事故事例

女性が自動車の運転中に好きな曲を聴いてテンションが上がり「ハッピーな曲で自分もハッピー!」というコメントをつけフェイスブック自撮り画像をアップ。その直後、衝突事故死

写真をSNSに投稿したわずか1分後に通報があり、女性は死亡しました。

ポーランド人の夫婦は、5歳と6歳の子供2人を連れて来ていた有名観光地ロカ岬で、高さ140mの柵を超えて自撮りをしようとしていたところ、足を踏み外してしまい、子供たちの目の前で海へ転落した。

スペインで男性が電車の屋根の上に乗り自撮り写真を試み、即死する事件が発生。友人とともに停車場で静止している貨物列車の屋根の上に登り、一瞬にして感電死。一緒にいた友人も病院に運ばれたが、いまだ深刻な状態

17歳のまだ若い少女も…。かなり高い所にいるようであるが、橋を渡る途中にセルフィーをしたところ、バランスを崩して転落。鉄線に当たり感電死してしまった。

タージマハールで観光していた日本人男性が、階段から落ちて意識を失い、病院で死亡しました。
周りの人たちによると、男性は自撮り写真を撮ろうとしていたとのことです。

今年9月には日本人の事故も…。一緒に落ちた同行者は足を骨折しました。

結婚する友人のためのパーティーに向かう車中、運転中の自撮り直後に車は事故を起こし、写真左の女性が亡くなった。

事故が多発するロシアでは政府が警告も

ロシア内務省は危険なポーズでの「自分撮り(セルフィー)」の最中に悲惨な事故に遭う人が相次いでいることを受け、自分撮りを安全な方法で行うよう呼び掛ける運動を開始した。

ロシアでは自撮りによって今年だけで数十人が死亡、約百人が負傷していることを受け、警告するパンフレットを作成。

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