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【着物】失敗しない訪問着の選び方

一枚だけ着物を買うとしたら訪問着を勧められることが多いですが、初めて着物を買うときの選び方についてまとめました。付け下げ、付け下げ訪問着も。結婚式、披露宴、入学式、卒園式、七五三、お宮参りなど。

更新日: 2018年04月06日

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MISS_LEMONさん

基礎知識:訪問着とは

色留袖についでフォーマルな着物となり、結婚披露宴、改まったパーティー、同窓会、食事会、茶会、他家への訪問など「改まった装いを・・・」という場所には欠かせないきものとなります。
また、訪問着には格調高い柄行のものからお洒落な紬地の訪問着まで幅広くあり、これらの要素を含めたTPOに準じた着用が求められます。

絵羽模様である着物の総称が「訪問着」と考えてよいでしょう。訪問着=礼装ではなく、おしゃれ着にしかならない訪問着もあります。

絵羽模様の訪問着は、未仕立ての状態でも、このように着物の形に仮仕立された状態で販売されます。

絵羽模様(えばもよう)
きものの模様付けの一種。模様が縫い目を渡って続くもの。
白生地を裁断して仮縫い(仮絵羽、絵羽縫い)したものに、絵画のように模様を描く。

裾全体、袖から身頃(右背中)、衿から肩に掛けての柄が繋がっているのが大きな特徴です。
但し、柄付けには決まりがなく、例外の訪問着もあります。

「付け下げ」とは、訪問着の代用品として作られ始めましたが、あっさりとした柄付けで人気となりました。
反物のまま模様をつけるので、訪問着より染色の手間がかからず、訪問着より安価な傾向があります。

反物のまま染色するので、訪問着よりあっさりした柄が多いです。

このように訪問着の絵羽模様に似た付け下げもあります。
付け下げ訪問着とも呼ばれます。

呉服屋さんへ行く前に、用途を考えておこう

呉服屋さんへ行く前に具体的な用途を考えておきましょう。用途が決まっていると、それにあった訪問着を選ぶことができます。

(1)友人の披露宴に着て行きたい。
   これまで振袖やドレスだったが、変わりになる着物がほしい。
   近い将来に披露宴に招かれる予定がある。
(2)子供の行事(お宮参り、七五三、入学式)に着物を着たい。
(3)習い事(お茶など)で着てみたい。
(4)用途は決まっていないけど、将来の(1)~(3)に備えて揃えておきたい。

披露宴が主な用途なら、華やかな訪問着を

披露宴向けの訪問着は、上品で華やかなものが相応しいです。
主役はもちろん花嫁ですが、参列者にも場を華やかにすることが求められます。
披露宴に何回か着る予定があるのであれば、華やかな訪問着を選択。

地色がパステルカラーの古典柄なら間違いなし。
写真の訪問着は柄も大きく、金彩もあり、華やか。

この色柄なら20~40代ぐらいまで可。

でも、これをお茶会や子供の入学式にもとなると少々派手と思われることも。それら用には無地の着物を別に揃えても。

色のトーンを少し抑えた訪問着だと、披露宴以外にも着られる機会が増える。小学校の入学式にはこうした訪問着は案外多い。
抑えたピンク色は幅広い年代に似合う。20~60歳代ぐらいまで着用可。
写真のように小物に赤を合わせると20代向きに。

パステルカラーのみが礼装用ではない。濃い色の地色でも柄が古典柄、吉祥柄なら礼装向き。
しかし、パステルカラーより派手な印象になるので、着用機会がせばまる。年齢が上がると似合わなくなる可能性も。1枚目の訪問着としては本来は不向き。
着用機会が何度かあるのが分かっているのなら、好きな色柄を選んで、着倒そう。

子供の行事が主な用途なら、付け下げを

子供の行事に相応しい着物は、訪問着、付け下げ、色無地になります。
主役はあくまでも子供で、母親は付き添いです。少し控えめな装いが好まれます。
訪問着の場合も少し控えめな柄が向いています。
また、七五三は秋、入学式は春ですので、季節によらない柄を選んでおくと着まわしが効きます。
もう披露宴に呼ばれる機会がなさそうなら付け下げを選ぶとよいでしょう。

鼓柄は古典柄の一つで上品なイメージ。
古典柄の付け下げを選べば、披露宴からおでかけまで幅広く着られる。
披露宴のときは礼装向けの袋帯を、おでかけには名古屋帯を合わせて。

クリーム色に古典柄の着物は、礼装用にも使いやすい。
礼装に使うのであれば、明るい地色の物を選んだ方が使いやすい。

お茶会が主な用途なら、柄の小さな訪問着を

華やかなパーティで着る附け下げ、訪問着と違い茶道では落ち着いた品格のある着物が好まれます

お茶会はせまい室内で行われるので、派手な訪問着は違和感があります。お茶会が主な用途なら柄が小さめの古典柄を選択。
ひかえめなので、子供行事にも使いまわし可。帯を派手にすれば、披露宴にも可。

用途が決まっていないなら、付け下げ訪問着を

結婚前に着物を揃えたい、着物も一枚は揃えておきたいなど、当面の予定が決まっていないのなら、付け下げ訪問着か、柄が控えめな訪問着に。
いろいろな行事に使いまわしができる。

柄が控えめなら友人の披露宴、子供行事、お正月のお茶会まで使いまわし可。
水色は人気の地色。
この色柄なら20~60代でも可。

明るい灰色の訪問着は年代を選ばない。
帯や小物を地味にしていけば、一生着られる。
この組み合わせは40~50代向き。30代なら帯や小物をもっと華やかなものに。

おすすめの柄は

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