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宅配便の"再配達増加"で浮き彫りになった環境問題

ネット通販などの普及によって年々増加の一途を辿る宅配便の配達個数。それに伴って、不在により配達が1度で済まない再配達の件数も増加しています。そしてこの再配達は、地球の環境問題にも影響を及ぼしているようです。

更新日: 2016年12月29日

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ppp_comさん

■国土交通省、宅配便の再配達減少対策に乗り出す

国土交通省は宅配便の受取人が不在のため生じる荷物の再配達を減らす対策に乗り出す

「宅配の再配達の削減に向けた受取方法の多様化の促進等に関する検討会」で、再配達削減に向けた基本的な考え方や具体的対策などを公表

■ポイントなどを付与することで再配達を抑止する案も浮上している

消費者に1回目の配達で荷物を受け取ってもらうため、100円以下相当のポイント付与が有効だとする報告書をまとめた

約半数の回答者がポイントなどのメリットがあれば受け取る努力をし、そのうち約半数の回答者が100円相当、約9割の回答者が100円以下相当のポイントなどが妥当と回答した

国土交通省が実施したアンケート調査の結果より

■国土交通省が再配達を減らしたい理由

環境への影響

再配達によってトラックの走行距離が増え、その結果大量のCO2が排出されていると考えられています。

年間の宅配便取扱数は35億7,008万個で、再配達のために、およそ42万トンのCO2(二酸化炭素)が、1年間で排出されている

宅配業者が再配達する件数が増えればトラックの走行距離が伸び、二酸化炭素(CO2)排出量の増加につながる

年間42万トンのCO2は、JR山手線の内側の面積約2.5倍のスギ林が吸収する量となる

運送会社への大きな負担

再配達の有無によって、運送会社に発生するコストは大きく変わってきます。

1年で1.8億時間、およそ9万人分の労働力に相当する時間が、再配達に費やされている

慢性的な人手不足

物流なくして日本経済は成立できないほどに、今の日本にとってはとても重要な分野となった運送業界。この業界における人手不足は、国レベルの懸念事項といえます。

長い拘束時間や他産業より安い賃金といった厳しい労働環境が敬遠され、若い人がドライバー職を選ばなくなっている

■背景にあるのは、高い再配達率

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