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エイベックスがJASRACと決別へ…問われる著作権ビジネスの在り方

日本の音楽著作権ビジネスの利権を一手に牛耳っているJASRACから、エイベックスが離脱し、自らの関連会社にて楽曲管理を行うことが明らかになりました。過去、様々な制約によって一般ユーザーから批判を受けてきたJASRAC。今後の著作権ビジネスの行方は…?

更新日: 2015年10月17日

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ppp_comさん

■エイベックス、JASRACと決別へ

CDや放送などに伴う音楽著作権の管理を担ってきた日本音楽著作権協会(JASRAC)からエイベックスが離脱することが明らかになった

音楽最大手の一角、エイベックス・グループ・ホールディングスが同協会に任せていた約10万曲の管理を系列会社に移す手続きを始めた

エイベックスのコーポレート広報課は「権利者(作詞家、作曲家)の合意が必要で、合意が得られた曲を移行していく」としている

■JASRACより低い価格設定で競争原理を活性化させる

JASRACから離脱し、レコード会社や放送局から徴収する使用料などで独自路線を打ち出す

イーライセンスはJASRACよりも管理手数料が安い

JASRACでは現在、音楽著作権の管理料として6%の手数料を楽曲権利者から徴収しているが、イーライセンスの設定価格は5%とJASRACより低く設定されている。

エイベックスがJASRACを離脱すれば、音楽著作権使用料の引き下げや音楽市場の活性化などが期待される

エイベックスは、「使用料の引き下げなどより柔軟な管理が可能になり、新たな音楽配信などのサービスにつなげ、業界の活性化につなげたい」と話しています

■音楽の著作権管理って?

それぞれの曲には、作曲者、作詞者、編曲者がいて、そのそれぞれについて著作権があります

音楽には著作権という権利があり、これを管理する団体も存在します

著作権者から著作権の委託を受け、その権利を守るとともに、音楽を利用する人々が簡単に権利処理ができるよう、著作権者に代わって利用の許諾を行う

作曲家・作詞家らに代わり、放送やネット配信、カラオケなどでの楽曲の使用料を徴収し、分配している

著作権侵害の監視や著作権侵害に対しての法的責任の追及なども行っている

■これまで、日本国内の音楽著作権ビジネスを独占してきたJASRAC

JASRACが管理する国内外の楽曲は約330万作品に上り、2014年度の使用料徴収額は約1125億円

1939年に国の指導監督の下で音楽著作権を管理する団体として設立されて以来、その地位は揺るぎないものとなっている

■JASRACの独占体制にはかねてから批判の声が多かった

JASRACは管理することによって得られた収益からマージンを差っ引くビジネスモデル

JASRACが半ば独占的にこうした事業を行っていることについて弊害を指摘する声は多い

ルールで決まっている以上、無断でBGMとして音楽を使用するのはNGなこと。しかし、そんな利権と関係のない一般の人にとっては、こうしたルールこそが「音楽に触れる機会を奪っている」と感じているようです。

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