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最強ダイエット!「コーヒーと脂肪」が最強に痩せる組み合わせ

シリコンバレーの有名ハッカーが、自分の体を「ハック」し尽くして発見した、食にまつわる真実とは?

更新日: 2015年10月18日

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この記事は私がまとめました

「コーヒーと脂肪」が最強に痩せる組み合わせ

シリコンバレーの有名ハッカーが、自分の体を「ハック」し尽くして発見した、食にまつわる真実とは? 低炭水化物、低カロリー、菜食主義……15年間、30万ドルを投じて世界中の食とダイエットを研究しつくし、あらゆる食事法の「痩せる効果」「健康効果」「頭をよくする効果」をすべて検証、自らもIQを20ポイント上げ、50キロ痩せた「完全無欠」の食事メソッド!

全米の食生活を変えたベストセラー『シリコンバレー式自分を変える最強の食事』から、内容の一部を特別公開する。

パフォーマンスを最大化する「ベストの朝食」とは?

僕が初めてバターのパワーを知ったのは、2004年、チベットのカイラス山に近く人里離れた地域の、海抜5580メートルの高地で出会った小柄な女性からだ。零下23℃の薄い空気で冷えきった体でゲストハウスによろよろと入っていったら、伝統的なヤクのバター茶、あのクリーミーな一杯をふるまわれて、生き返った心地になったのだ。

 飲んでも飲んでも飽きなかった。僕の中のバイオハッカーが問いかけた。
「こんな空気が薄い場所なのに、これを飲んだらなぜ、とても元気になるんだ? テントで生活していて荷物は軽くすべき遊牧民族が、あえて重いブレンダーや手動の攪拌機を持
ち運ぶのはどうして?」

 帰国してから紅茶を淹れてバターと一緒にブレンダーにかけてみたが、それはただのあぶらぎった紅茶でしかなかった。チベットのお茶では何か別のことが起こっていたのは明らかだ。地元の中国系小売店で最高級茶を買ったが、それでも記憶にある魔法の効果は得られない。

そこで肝心なのはバターのほうかどうか確かめようと、最寄りのグルメ食品店へ出かけ、全世界のブランドバターを片っ端から買いあさった。
当たりだった。

逐一試していった結果、秘訣は、グラスフェッド牛の無塩バターを使うことだった。幸運にも地元の農家から入手できる人もいるかもしれないが、そうでなければ「ケリーゴールド・ピュア・アイリッシュ・バター」(米国、欧州連合)やニュージーランド産「アンカー・バター」(アジアの大部分とオーストラリア)などが目的にかなう。

100%グラスフェッドバターが望ましいが、手に入らない場合は、「ブレス産バター」他AOP(原産地呼称保護)認証のものなど、飼料まで厳しく管理され、できるだけ牧草飼料の割合が高い高品質のバターが良い。

 僕はアンチエイジングの研究から、ココナッツオイルはとても健康的だと知っていたので、ココナッツのミルクとオイルを紅茶に加える実験もしたが、これでは紅茶の風味が消されてしまう。そこで紅茶を僕の大好物のコーヒーに切り替えた。コーヒーは紅茶よりもココナッツオイルの風味と合った。

そして最終的にたどり着いたレシピは、コーヒーにMCTオイル(ココナッツから抽出した中鎖脂肪酸オイル)大さじ1〜2杯と、良質の無塩バターまたはギー大さじ1〜2杯を加えること。

 材料を混ぜ合わせたら、これまで味わったなかでも最高にクリーミーで、最高においしくて、パフォーマンスを最大化するコーヒーができあがった。「完全無欠コーヒー」だ。

僕はもう7年以上も、毎日必ず1杯の完全無欠コーヒーで一日を始め、これが与えてくれるエネルギーと脳パワーを利用して体をハックするかたわら、自らのキャリアを切り拓き、人生のあらゆる分野で成功しつつある。

このコーヒーは脳を復活させ、食物への渇望から解放してくれた。しかも同じことが何万人もの人たちにも起こっている〔訳注:バターが入手不可の場合、ココナッツミルク大さじ4杯とMCTオイル大さじ1〜2杯で代用することを著者は推奨している(体重65キロほどの人の朝食の目安)〕。

カフェインが脳を守る

完全無欠コーヒーを飲んでいた僕は、運動せずに1日4000キロカロリー以上の食事の脂肪を増やそうとしたときでも、瘦せた体をキープできた。なぜこんなことが可能なのか、僕は徹底的に解明しようと決心した。

コーヒーの1つ目の有益な成分は、カフェインだ。カフェインはどんな供給源から摂っても、エネルギーを高めるだけにとどまらない。脳内の炎症を防ぐことで、認知機能の衰えを軽減し、アルツハイマー病の発症リスクを低下させる。

 イリノイ大学のグレゴリー・フロインド医学博士によると、「神経変性疾患に伴う脳の炎症を活性化する新しいシグナルを発見したが、カフェインがその活性化を阻害するようだ」。また、健康な人のインスリン感受性をカフェインは高める。これは持続的な減量にとって非常に重要なことだ。

どんなコーヒーを飲んでも、短期的にも長期的にも脳に影響が及ぶ。コーヒーが気分に与える短期的な効果は、セロトニンとドーパミン活性の変化によるものだろう。これに対し、気分に長期的に影響すると思われるメカニズムは、抗酸化性および抗炎症性に関連しているようだ。

コーヒーは作り方もあなたの健康とパフォーマンスに影響を及ぼす。コーヒーに含有される油脂(カーウェオールとカフェストール)は独特の強力な抗炎症性物質であり、酸化ストレスとDNAのダメージを防ぐ。フレンチプレスや金製フィルター、エスプレッソマシンなど、金属のフィルターで淹れると、これら貴重なコーヒーオイルが守られ、体内で働いてくれる。

また、コーヒーに加えるバターやオイルを、ただ混ぜるだけでなく、溶かし合わせることも大切だ。というのも、バターやオイルを溶かすとミセルという状態に分解され、脂肪をエネルギーに変換するようになるからだ。胆汁からも生成されるミセルだが、多ければ多いほど脂肪が使われやすくなる。つまり、バターをコーヒーにブレンドすることが、脂肪をエネルギー源とする体の働きを助けるのだ。

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