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疑惑だらけのプロ野球・巨人 高橋由伸監督で巻き返しなるか?

プロ野球の監督で一番プレッシャーのかかる巨人で、しかも前任が12年間で、7度のリーグ優勝と3度の日本一を達成した原辰徳監督の後任となればさらに簡単に決まるはずもなくないか。あの貧打打線を立て直すのも気が引ける?

更新日: 2017年07月19日

egawomsieteさん

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■何が…巨人・山口俊に暴行疑惑 30歳誕生日に泥酔、病院で大暴れ

巨人・山口俊投手(30)が18日、予告先発となっていた中日14回戦(ナゴヤドーム)の登板を取りやめた。11日未明に飲酒した上で東京都内の病院で扉を壊したり、男性警備員を負傷させた暴行トラブルの疑いが発覚したため。球団は当面は起用を自粛する。フリーエージェント(FA)で今季加入した同投手は、右肩違和感による出遅れで1勝にとどまっている。

 野球賭博問題に続き、巨人球団からまたしても衝撃的な発表が行われた。

 18日の中日戦の予告先発が前日に発表されていた山口俊が、ナゴヤドームに姿を見せることはなかった。球団によると、山口俊が11日未明に東京都内の飲食店で友人と酒を飲み、ガラスで右手甲を負傷。その後、都内病院で扉を壊したり、男性警備員を負傷させた暴行トラブルの疑いが生じたという。

そこから1週間、山口俊は報告を怠っていたとみられ、球団はこの日午前になって事態を把握。急きょ、先発変更を中日球団、セ・リーグ運営部に申し出た。選手たちには中日戦の試合前にミーティングで伝えられた。

 山口俊は病院を訪れた際、酒に酔った状態だったという。詳細について球団は引き続き調査するとし、試合への起用は自粛する。山口俊は試合前に帰京。19日にも出場選手登録を抹消される。利き手の右手を負傷したことも含め、球団内部からは「意識が低い」との非難の声が出た。

 警視庁によると、巨人が明らかにした内容と同様のトラブルは11日未明に目黒区で発生。病院側と警備員からは器物損壊と傷害の疑いで被害届が出され、受理している。警備員は胸や腰の打撲といい、山口俊との関連を調べる。巨人にとっては再発防止に努めた賭博関連の問題ではないにしろ、再び管理責任を問われそうだ。

DeNAから今季巨人に移籍。1月中に右肩違和感を訴えた。6月14日のソフトバンク戦で移籍後初登板し初勝利。勝ち星はその1つにとどまる。17日はナゴヤドームで九州北部豪雨災害の復旧支援として、募金活動に参加。出身は九州・大分とあり「少しでも力になれたら」と話した。その後は18日の登板に向け調整していた。

 11日は山口俊の30歳の誕生日。同日の試合前練習には参加し普段と変わらず、メニューをこなしていた。チームは前半戦で球団ワースト記録を更新する13連敗。前半戦最後の9連戦を7勝2敗で乗り切り、チーム状態が上向いた直後のトラブル発覚となった。

■新体制好発進!1失点リレーに斎藤コーチ「最高」

「新生巨人」にとって最高の船出だ。前半戦終了後に斎藤2軍監督が1軍投手コーチとなり、ベンチ担当の尾花コーチがブルペン担当に配置転換。後半戦初戦で3投手が1失点リレーと奮起し、巻き返しに向けたテコ入れに結果で応えた。

 斎藤コーチは「最高です!」と満足そうに笑顔を見せた。8勝目を手にした先発・マイコラスは7回6安打1失点。8回以降は西村、カミネロがともに無失点に抑えた。15年以来、2年ぶりに1軍投手コーチに復帰した同コーチは、6回にマイコラスが3連打で1点を失ったところでマウンドへ。「緊張したよ」と振り返ったが、ピンチを最少失点で切り抜けたマイコラスは「リラックスできた。間をつくってもらえた」と感謝した。

 新体制で巻き返しを誓った初戦。村田ヘッドコーチは「どうしても勝ちたかった試合。勝てたことは大きい」と話した。

■巨人、後半戦へ新体制…斎藤雅樹投手コーチ起用

巨人は13日、斎藤雅樹二軍監督を一軍投手コーチに起用するなど、後半戦に向けた新体制を発表した。

 尾花高夫投手コーチはブルペン担当となり、ブルペン担当だった田畑一也コーチは広島専従のスコアラーに転任となる。前半戦で3勝11敗と負け越した対広島戦の強化を含め、投手力の再整備が狙い。二軍監督には、内田順三巡回打撃コーチが就任する。

 巨人は前半戦を38勝44敗の負け越し6で終えた。広島戦の分の悪さが主な要因で、14試合で81失点と大量点を許すケースが相次いだ。このため、鹿取義隆ゼネラルマネジャーは「スコアラーの強化を図るため田畑君に入ってもらう」と、データ収集や対策面のてこ入れが目的と説明した。

 また、今季はマシソン、カミネロにつなぐ継投が課題。

■巨人14度目の完封勝ち ソフトB抑えて12球団最多

巨人は菅野―西村―カミネロのリレーで完封勝ち。これで今季の完封勝利は4月5、5月3、6月3、7月3の計14度目。12球団ではソフトバンクの10度を抑え最も多い。

 また、巨人のシーズン最多完封勝利は55年の30度だが、前半戦は8度止まり。球宴前までに14度記録したのは52年(最終21度)、66年(同22度)と並び51年ぶり3度目の最多回数になる。

■菅野「意地見せた」単独トップ8勝 巨人26年ぶり敵地広島戦2戦連続完封

巨人・菅野智之投手(27)が広島  戦で2年ぶりに中4日で先発し、6回3安打無失点で今季8勝目をマークした。7勝で並んでいた岡田明丈投手(23)との投げ合いを制しリーグ単独トップに躍り出た。チームも首位を独走する強力打線を2試合連続零封し、2連勝で今季初のカード勝ち越しを決めた。その背中は14ゲーム差と遠いが、ここから追い掛けていく。

 日本のエースだから勝った。菅野にとって、状況はWBCと似ていたかもしれない。

「コンディショニングを含めて最善を尽くそうと思ってこの日を迎えた」。中4日。6月30日に103球を投じたばかりだが球宴出場を見越し、1試合でも多く投げられるように今季初めて間隔を詰めた。今季は基本的に中6日を守ってきたが、全ては上位浮上のため。高橋監督は目安を「6回、あわよくば7回」とし、80球前後の球数制限も考えた。

 プロ115試合目で2度目。2年ぶりの中4日は「何も関係ない。マウンドに行ったら一緒」と、6回まで「0」を並べた。5回1死一、二塁では、会沢に148キロの速球。逆球になったが「全力で投げた。力で押し込めた」と二ゴロ併殺で、唯一のピンチを切り抜けた。珍しく抜け球もあり「何とかという感じだった」と振り返ったが、三塁すら踏ませない快投で、「初球に甘い球はなかった」と要所で慎重だった。

■山口俊、大ブーイング炎上!移籍後初黒星

◆巨人1―9DeNA(2日・東京ドーム)

 巨人は先発の山口俊が古巣DeNA相手に初登板も、2回にロペスに先制ソロ、3回には筒香に2ランを浴びるなど4回9安打6失点でKO。移籍後初黒星を喫した。投手陣は結局、相手打線に今季ワーストの19安打を浴び9失点と崩壊し、反撃も相川の犠飛による1点のみに終わった。これで巨人は今季6度目の同一カード3タテを食らい、4連敗。早くも3年連続の前半戦負け越しが決まった。

ぼう然と前を見つめた。4回裏終了後、山口俊は交代を告げられた。ベンチに腰を下ろしたまま約1分間、動かない。視線の先の左翼席では、青く染まったDeNAファンが歓喜していた。「同じチームの時からいい打線というのは分かっていた。チームが変わったので抑えないといけない。歯がゆいです」。古巣との移籍後初対戦は4回9安打6失点KO。今季3試合目で初黒星がついた。

 マウンドに上がると大ブーイング。異様な雰囲気の中でも「あまり気にしなかった」と初回は3者凡退に抑えた。だが、2回に先頭ロペスに左翼席への先制ソロを被弾。スライダーが真ん中に入った。この回は投手の今永にも安打を許し5安打で3失点すると、3回には筒香にフォークを捉えられ右越え2ラン。4回は2死走者なしの四球から連打で失点。最後まで自分の投球ができなかった。

「(本塁打は)2本とも完璧なタイミングで打たれている。真っすぐを打たれたならまだ納得できるのですが。考えすぎて慎重にいきすぎた。真っすぐあっての変化球ということを再認識しました。もう一回、基本に戻ってアウトローの真っすぐ、そこを見つめ直してやっていきたい」

 昨年はDeNAの選手会長として自己最多の11勝。「ラミレス監督はじめ木塚コーチ、篠原コーチにすごく気を使ってもらって1年やらせてもらって、初めて2ケタ勝てたことに感謝は大きいです」と話していた。チームを離れる寂しさはあったが、自分を最も必要としてくれた巨人にFA移籍。互いに知り尽くす古巣との対戦を前に私情を封印し「向かっていきたい」と決意した。相手も目の色を変えて気迫むき出しできた。だから、かわす投球になった自分が許せない。移籍後初登板となった6月14日のソフトバンク戦(東京D)で見せた、直球をグイグイ押し込む姿ではなかった。

リリーフ陣も相手の勢いを止められず、今季チームワーストの計19被安打で9失点。打線も9試合連続1ケタ安打で1得点と沈黙した。菅野、マイコラス、山口俊を立てるも投打がかみ合わず、チームは62勝80敗4分けでリーグ5位と苦しんだ05年以来、12年ぶりにホームでDeNA3連戦3連敗。由伸監督は「軸として回ってもらいたい投手で勝てないと苦しいけど、彼らが100回投げて100回勝つかと言われればそうじゃない」と話した。

 4連敗、借金11で首位広島と16ゲーム差、3位DeNAと6・5ゲーム差。前半戦は残り9試合で球宴前の借金ターンが確定した。厳しい状況だが、前を向くしかない。山口俊は「同じ失敗を繰り返さないようにやるだけです」と雪辱を誓った

■1日にも自力V消滅 “地方の鬼”菅野7回被安打2されど2被弾

「地方球場の鬼」だった巨人・菅野が、2本のアーチに泣いた。0―0の4回、梶谷にカットボールを右翼席に運ばれる。1―1の7回には1死走者なしから筒香に四球を与え、続くロペスに左翼へ決勝2ランを浴びた。

許した2安打がともに本塁打で3失点。地方球場では過去9戦で7勝1敗と好相性だったが、14年7月9日のDeNA戦(那覇)以来、3年ぶりに地方での敗戦となった。

 相手の新打線については「別に何もない」としたが、7回は3番・筒香への四球から失点。「ロペスが上だった。一振りで仕留められた。一発を警戒しないといけない場面で打たれた」。10三振を奪っただけに、高橋監督も「結果的に長打というところ。それ以外は悪くなかった」と振り返った。エースが4敗目を喫し、チームの宇都宮での連勝も7でストップ。早ければ1日にも自力優勝の可能性が消滅する。

■巨人 先制許した試合は21連敗 27日にも自力V消滅

試合を壊した自身への怒りが収まらない。KOされた巨人・マイコラスは「誰にでも、時には悪い結果が起こりうる」と似た言葉を4度繰り返して球場を去った。

中堅手の陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)が3回に京田の打球を後逸(記録は三塁打)して先制点を献上。4回の失点もゲレーロの中前打をはじく陽岱鋼の失策が絡んだ。7回は2死無走者から崩れ、自己ワーストの13安打を浴びて6回2/3で6失点降板した。

 交流戦最後の2カードは5勝1敗。巻き返しの機運を逃すまいと、同じカードに今季初めて菅野とマイコラスを先発させるローテーションを組んだ。結果は最悪の2連敗だ。

 今季ワーストタイの17安打を許し、打線も2試合連続で今季最少タイの4安打。無残な負けを、高橋監督は「攻撃できていない方が大きい」と嘆いた。先制を許した試合は21連敗。27日にも自力優勝の可能性が消滅する。

■巨人23年ぶり“オール右打線”空振り 由伸監督の策実らず零敗

◇セ・リーグ 巨人0―1中日(2017年6月23日 東京D)

 94年10月以来、23年ぶりに9人の右打者を並べた打線は、不発に終わった。今季7度目の零敗に、巨人・高橋監督は「少ないチャンスで何とか点を取らないと」と、今季最少タイの4安打に封じられた攻撃を嘆いた。

18日のロッテ戦で阿部が右膝を痛め離脱。主砲を欠く中、今季初めて5番に陽岱鋼(ヨウダイカン)を据えるオーダーを組んだが、バルデスを攻略できなかった。130キロ前後の直球主体に組み立てる左腕に対し、カウントを取りにくる外角球を積極的にスイングしたが、実らず。4打数無安打に終わった村田は「チェンジアップもいいから、なかなか攻略できなかった」と悔やんだ。

 0―1の6回1死一、三塁の好機はマギー、陽岱鋼が凡退。9回も1死一、二塁とチャンスはつくるも、ホームが遠かった。無安打の4番・マギーは「(バルデスは)コントロールが良かった。失投がなかった」と脱帽。

 首位・広島と11・5ゲーム差でリーグ再開初戦を迎えた。同じゲーム差を逆転した96年のメークドラマの再現を狙うチームだったが、連勝は3で止まり5位に転落。先制を許した試合は20連敗。劣勢をはね返す力をつけなければ、首位・広島の背中は遠のくばかりだ。(

■屈辱3度マギー敬遠…巨人・亀井 涙の逆転サヨナラ弾「心が折れていた」

巨人の亀井善行外野手(34)が18日、ロッテ戦で延長12回に今季1号となる逆転サヨナラ3ランを放った。途中出場して2度の好機で凡退を繰り返したが、最後に意地を見せた。球団ワーストの13連敗を喫した交流戦の最終戦。6勝12敗として球団初の最下位を免れ、就任2年目の高橋由伸監督(42)は監督通算100勝目を挙げた。

 こらえきれない。三塁ベースを回った亀井はフラフラしながら歓喜の輪に身を委ねた。涙が出てきた。選手の手荒い祝福の後、高橋監督と抱き合う。涙は止まらなくなった。

 「本当に心が折れていたので…。最後打てなかったら命を取られる。それくらいの気持ちでいった」

三度目の正直だった。2打席連続本塁打を放った5番・阿部が右膝を痛め途中交代。7回の守備から出場した亀井は8、10回と2度の好機で、4番のマギーが敬遠された直後に凡退していた。2点を追う延長12回に1点を返し、なお1死二塁。再びマギーが歩かされて回ってきた。「本当に悔しかった。負けたら全部、僕の責任」。3球目、大嶺祐が投じたフォークを強振して右翼席へ叩き込んだ。

 開幕から勝負どころの代打での起用が続いた。代打では10安打11打点も、先発では4安打0打点と結果が出ない。「どうしたらいいんだろう」と迷っていた。救いの手を差し伸べてくれたのが、高橋監督だった。現役時代の晩年は主に代打での出場が多かった指揮官は「僕の最後と立場が似ているから」と折を見て声を掛けていた。

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