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意外と知らない【トリプルネガティブ】という乳がん

最近、芸能人が次々と乳がんを告白していますが、一口に乳がんと言っても色々なタイプがあるのをご存知でしょうか?その中でも一般的に予後が悪く、治療法も限られているというトリプルネガティブ乳がんという乳がんを皆さんはご存知でしょうか?

更新日: 2015年11月16日

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tnbcさん

トリプルネガティブ乳がんとは??

エストロゲン受容体・プロゲステロン受容体・HER2の3つが腫瘍細胞に発現していない乳がんのこと。

乳がん全体の15~20%ぐらいがこのトリプルネガティブ乳がんの患者さんと言われている。

トリプルネガティブ乳がんの特徴は、薬物療法に関して苦戦を強いられており、そのため、他のタイプの乳がんより予後が悪い傾向がある。

手術後2~3年での早期の再発が多い

あくまで一般的な見解でトリプルネガティブ乳がんの人が全てこのような症状だったり、%にあてはまるとは限りません。

トリプルネガティブ乳がんの割合は乳がん患者の12.2%

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トリプルネガティブ乳がんはホルモン療法が効かない?

初発治療の基本は、手術と化学療法(抗がん薬)です。

術前化学療法にするか、術後化学療法にするかは乳がんのサイズなどによるので医師とよく相談し、まだ迷うようであればセカンドオピニオンをとるのも手だと思います。

トリプルネガティブ乳がんの予後の傾向

早期乳がんで発見されれば通常の乳がんと大きな経過の差はありません。腫瘍が1cm以下なら完治もできます。しかし、トリプルネガティブは進行が速いため、ステージが進んだ状態で発見されることが多いようです

早期発見すれば完治の可能性が高いようです。しかも進行が速い分、3年新たなガンが見つからなければ完治とされる傾向もあるようです。

進行や転移も早く、予後に関しても良いとは言えないのが現状です。現在でも研究は進められており、抗がん剤などの開発により、トリプルネガティブの乳がんであっても余命は長くなることがわかってきています。

今まさに研究が進んでいるトリプルネガティブ乳がんの治療法、今後HER2タイプのように効果のある薬がでてきてほしいです。

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トリプルネガティブ乳がんは遺伝性乳がんの可能性が高い?

乳がんのうち5~10%は、遺伝要因が影響して発症することが知られています。そのうち70~80%にBRCA1やBRCA2という遺伝子に変異があるといわれています

近年、若くして乳がんになる方や、トリプルネガティブ乳がんといわれる乳がんが着目され、それらの発症要因としてBRCA1遺伝子変異との関連が取り沙汰されることが多くなってきました。

遺伝子療法科などがある病院に行けば、自分が乳がんや卵巣がんになりやすいかどうか調べることができます。
結果、自分が遺伝で乳がんや卵巣がんになりやすいとわかれば、予防措置をとることができます。また、親戚や子供にもそのリスクがあるため、早めの検診を促すことが期待できます。

最近ではアンジェリーナジョリーさんがまさに乳房と卵巣をがん予防のために摘出しました。これは非常に勇気ある決断で、遺伝性のがんになる可能性がたかかったため、予防措置として行ったことです。

遺伝子検査の費用は健康保険の適用外となっていますので、全額自己負担となります。一般的な費用は「発端者向け」で約25万円、「血縁者向け」で約5万円とかなり高額です。

現状は日本の病院からアメリカの研究施設に検査を依頼することが多いようです。もう少し、日本も遺伝子検査の技術や施設を充実させていってほしいものです。

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