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【驚愕!】実はミッキーマウスはすでに著作権が切れていた!?

日本国内においてのみですが、ミッキーマウスや他ディズニー映画の著作権が実はかなり昔に切れていたって知っていました?

更新日: 2015年11月20日

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この記事は私がまとめました

概要

■アメリカではディズニー社のロビー活動の結果とも言われる著作権保護期間延長があり、2024年までミッキー初登場の作品権利が保護される
■そのため「ミッキーマウス保護法」とも揶揄される。
■だが日本では、1953年以前の映画で、団体名義の場合は「公表後50年」。アメリカの戦前作品は敗戦加算で約10年延長されている。
■ミッキーの初登場「蒸気船ウイリー」は、この計算を単純に行えば保護期間が1989年に終わっている。
■ここ数年、実際に日本では「ファンタジア」「ダンボ」が500円で売られ、パッケージにはパブリック・ドメインと明記されている。
■それを出した有限会社「アプロック」は著者の取材に対し「クレームは皆無」「ディズニー映画を出しているブエナビスタ社に事前に『出しますよ』と宣言した。『やめてくれ』と言われなかった」

最近では100円均一でもディズニーの映画が売られているのを見ますよね。

ミッキーマウスの著作権保護期間は既に終了しているのか?

著作権について詳しく書き始めると結構面倒なのでかいつまんで申しますと、著作権には保護期間というものがあり、通常の小説や絵画や漫画などは作者の死後50年間ということになります。(したがって夏目漱石や戦後に死んだ太宰治などもすでに失効しているわけです)。

ところが映画の著作物はちょっと特別で、多くの人間が関わることから「公表後70年」ということになっています。しかしこの70年というのは2003年の著作権法改正によって決められたもので、それまでは「公表後50年」でした。

著作権法が改正されても、改正前に50年が経過したものについては遡って適用されることはありませんので、つまり2003年以前に公表後50年が経過したものについては、そのまま著作権が失効してパブリック・ドメインになったものと考えられます。

たとえば『白雪姫』は1937年12月にアメリカで公開されてますので、実は1987年12月には日本での著作権を失効していることになります。

ただ、ここにひとつ落とし穴があって、1941年12月8日の日米開戦から終戦後にサンフランシスコ平和条約が締結され発効する1952年4月28日までは著作権保護の一時停止期間だと見なされるので、この間にアメリカで製作された作品については最大で約11年加算することになります。これを戦時加算といいます。

さて、今回の有限会社アプロックの法解釈ですが、カッコ内の制作年に戦時加算の残り期間(概算)と50年を足した結果が、だいたい日本での著作権が失効する年になります。

『白雪姫』(1937)+11+50=1998年
『ピノキオ』(1940)+11+50=2001年
『ファンタジア』(1940)+11+50=2001年
『ダンボ』(1941)+11+50=2002年
『バンビ』(1942)+10+50=2002年
『シンデレラ』(1949)+3+50=2002年
『ピーターパン』(1953)+50=2003年

ただしディズニー社は本当に知恵が働く

ミッキーのキャラは著作権が消えても、描いた人に著作権があるとかなんとか、とにかくとんちで攻めてくるかもしれない。今のところ、

・初期のデザインのミッキーを

・自前で書いたイラスト

とかなら文句をつけようが無いか。まず絵を学ぶところから始めないとな。

少なくともこの画像はセーフらしい

注意したいこと

工業所有権など
いくらミッキーマウスの著作権が切れても、意匠権や商標権は(更新が利くので)永久的に保持されます。
従って、お金儲けには利用できません。

後から発表された著作物(作品)との競合/著作者人格権
 自分で描いたミッキーマウスとはいっても、市販されているミッキーマウスチョコのパッケージなど、1953年以降に公表された画像を丸写しするのは不可です。キャラクターの著作権が切れていても、ミッキーマウスの取っているポーズや衣裳の組み合わせが著作物とみなされる可能性があるため。
(例えば、裸のミニーちゃんにきみどり色のビキニ水着を着せた絵を公表すると「1995年発売の『ミッキーのアルバイトは危機一髪 』の複製である」とディズニー社に解釈されるケース)
また、ディズニーリゾートで活躍している着ぐるみのミッキーやミニーも、写真撮りしたものや模写したものを掲載する場合は注意が必要です。
確かに、元のキャラクターは著作権保護期間が切れているかもしれませんが、着ぐるみ自体は1992年に登場したものであり、ディズニー社のデザイナーの創作物(二次著作物)とみなされる可能性があります。
(団体名義の公表の場合、2042年以降でないと使えない)

一方でこんな事件も

ネットで有名なあれ

ネットでよく見かけるコピペ文(●は、今回わたしが伏字にしています)
--(ここから)------------------------------------
 
 ◆ディズニー壁画消し事件の真相◆
 
  1987年、●●県●●市の小学校で、卒業記念として児童ら106人が 2ヵ月をかけて
学校のプールの底にミッキーマウスを描いた。 ところが その話を聞きつけた
日本ウォルトディズニー・プロダクションが訴訟をちらつかせて学校を脅し、結果として
学校はミッキーの絵を塗りつぶさざるを得なくなった。
なお、後日談として、ディズニーはこの事件による社会イメージの低下を恐れ、同小学校の
生徒を東京ディズニーランドに無料で招待し、事件の隠蔽を謀った。
 
--(ここまで)------------------------------------

これが「プール絵消し問題」を報道した当時の新聞記事です。
 (1987年なので 今から20年前、TDLが開園して5年目のころですね。)
 
 やっぱり…事実だったのですね。

この事件は1987年とのことなので、ミッキーの著作権が切れるまであと少し…だったのですね。ただし、以下のような記事もみつけました。

現在のミッキーと、オールドミッキーは別物

仔細を述べる前に、「ミッキーマウス」には、鼻のとがった「オールドミッキー」と、丸みを帯びた「現行ミッキー」があります。ディズニー社は別のキャラクターとしていますので、それぞれが別の著作権期間を持っています。
まず、「オールドミッキー」に関しては発案(公表)が1929年とされています。したがって、法人の著作権期間も日本国内では50年ですから、既に著作権法の保護の対象の外となっています。
「現行ミッキー」については、発案(公表)が不明ですが、1970年代であったと思われますので、著作権保護の対象はあと10年程度のはずです。(年号については私はわかりません。m(_ _)m)
また、映画になどついては、公表後70年となっています。

また、この著作権についてはあくまで日本国内のものであるので、本国アメリカでは未だミッキーの著作権は保護されています。

結論

現在のミッキーのデザインについてはまだ使用はできないようですが、↑のオールドミッキーであるならば著作権は切れている(あくまで日本国内で)と見てよさそうです。

ですのでこのまとめで沢山掲載しても大丈夫!?

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