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diabelさん

パリ襲撃犯も持っていたシリア国籍の偽造パスポート

パリ襲撃犯たちの多くが所有しているとみられるシリア国籍の偽造パスポート。通常、このようなドキュメント類は偽造が困難であると思われがちだが、実際はそうでもない・・・?

パリ連続襲撃で現場の一つとなった同市郊外のスタジアム、スタッド・ド・フランス(Stade de France)の外では3人が自爆したが、そのうちの1人の遺体の近くから「アハマド・モハマド(Ahmad Al Mohammad)」名義のシリア国籍のパスポートが発見されていた。このことから、襲撃犯の一部はシリア内戦を逃れ欧州に大量に流入した移民にまぎれていたのではないかとの懸念が生じている。

パリ襲撃犯は難民に紛れてパリへ潜入し、犯行に及んだ模様。難民の多くは、偽造パスポートを携帯しているとみられる。シリア難民から偽造パスポートについて聞き出せるかもしれない。

偽造パスポートが取引される場所

トルコ、イスタンブールでシリアの偽造パスポートを手に入れることは非常に簡単だ。例えば、シリア人やイラク人の難民が多く居住している地域はそうしたものを手に入れるのに格好の場所だ。

難民キャンプでブローカーと直接取引ができます。

facebookやtwitterそして他のSNS上では、シリア国籍のパスポートにとどまらず、出征証明書、運転免許さらには大学の学位でさえ提供するという広告で埋め尽くされている。
「避難ガレージ(The garages of Displaced)」というフォーラムでは、難民に密輸ルートや法的なアドバイスを提供している。

”現在イスタンブールに滞在しているシリア人の同胞たちへ。旅の手配と関係する書類について検討、また欲しいもの達へ。シリアとヨーロッパのパスポート。合法と違法の旅。シリアと国際運転免許。小中学年、中学校、学士そして修士号。世帯書類と出征証明書。その他必要な書類。気になる方はWhatAppの*****(番号)までお問合せください。”

SNSでは上記のような偽造書類の取引に関する投稿が多くみられる。

”現在イスタンブールに滞在しているシリア人の同胞たちへ。旅の手配と関係する書類について検討、また欲しいもの達へ。シリアとヨーロッパのパスポート。合法と違法の旅。シリアと国際運転免許。小中学年、中学校、学士そして修士号。世帯書類と出征証明書。その他必要な書類。気になる方はWhatAppの*****(番号)までお問合せください。”

といった内容の投稿が多くみられる。

偽造パスポートの入手に必要なもの

シリアの偽造パスポートを入手するのは、お金さえあれば「驚くほど簡単」だという。トルコ・シリア国境では、よくできたパスポートは2,000ドル(約25万円)ほどかかるが、それほどでもないものは1,000ドル(約12万円)で買える。

1000ドルあたりが平均的な相場のようです。

オランダ誌Nieuwe Revuの記者は、825ドルでパスポートとIDを手に入れた。9月に作成したが、かかった時間は40時間だった。

名前と生年月日、出身地、そして顔写真があれば作成できる。証明書類といった類のものは一切いらない。

偽造パスポートの有効性

「誰かが、我々がよく知らないシリアという国から来たと言ったとしても、ちょっと怪しいと思われるぐらいです。本当にきちんと調べ、それに反論するには、多くの手間がかかりますし、今問題となっている移民の数では、不可能です。多くの国々にとって、難民の言うことを額面通りに受け取るということが簡便なのです」

圧倒的な数で押し寄せる難民たちを逐一、精査していられないという状況のよう。偽造パスポートの需要と供給は確実に増え続けている。

まとめ

シリア国籍の偽造パスポートが簡単に入手できるのには以下のような背景があった。

1.難民の数が多すぎるため、入国の際、逐一精査していられない。このことにより偽造パスポートの需要が拡大し、業者も増える。

2.SNSが業者と難民の仲介役として機能している。難民の多くはスマートホンを持ち、ネットを利用することで、取引にアクセスできる。

3.偽造パスポート作成には書類は一切いらない。名前と生年月日、出身地そして顔写真。もし偽りの情報を業者に伝えても、作成は可能。

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