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建て替えでもない、解体でもない。注目される”減築リフォーム”とは?

安心してその土地で住み続けたい。老いの住まいとしても注目される減築リフォームのメリットについてまとめてみました。

更新日: 2015年11月28日

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Pilgrimさん

「減築」とは?

建物を改築する際に、床面積を減らすこと。

「増築」なら聞いたことはあるけれど…

かつて人口が増加傾向にあった頃は
より床面積や部屋数を増やす「増築」が求められていました。
一方、「減築」はそれとは真逆の考え方です。
床面積を減らしたり、部屋数を減らし、 住宅をコンパクト化することで 効率のよい生活をすることに価値を置いています。

減築が注目される背景として…

昔であれば、親世帯の家にそのまま長男夫婦または長女夫婦が同居することも多かった。きょうだいが独立して家を出て行っても、残った長男夫婦に孫が産まれるなどして、長い期間にわたり「部屋が余る」ということはなかったのだ。

大抵の住宅や建物は人が住んだり働いたり遊んだりするためにあります。しかし現在は、人口減少や核家族化、単身世帯の増加といったことを背景に需要が減っています。逆に住み継がれない(使い継がれない)住宅や建物が増加しています。

がらんとした多くの部屋を抱えた家をそのままにはできないと考え、その家を売りに出したり、賃貸物件にして、ご夫婦は生活に便利な市街地のアパートやマンションへ引っ越すケースも増えています。

そうした中で

やはりご家族が長年一緒に暮らしてきた家です。
生活の面でも不便がなく、更にご近所さんとの関係も良好であれば、その家・その土地に住み続けたいと考えるのは自然な事。
この心理を満たしつつ、住み慣れた家に安全に住み続けられる道が減築です。

減築すると嬉しいメリットが!

安全面のメリット

家は、軽くなればなるほど耐震性が高まります。
重たい家具が地震の際にいつまでも揺れていることを考えると、「重い=揺れに弱い」ことは明白です。
軽い家は強いと言われるのは、このためです。

特に2階建てでこの減築を行うと、家そのものの重さが軽くなるという点でその効果を期待できます。

日頃人が出入りしない部屋が複数できてしまうと、どうしてもその部屋の窓などから誰かが侵入しないかと不安になってしまいます。
特に塀や生け垣の影となり、死角となる部分であればその心配も更に増すことでしょう。
2階であっても同じです。
気付かないうちに投石で窓ガラスが割られていたりなどのいたずらも心配です。

住み心地が改善する

個人差はありますが、主婦一人が毎日掃除できる広さは15坪が限界とする説もあるそうです。

誰も使わない子供部屋は、どんどん物置化していきます。
試しに、あなたの実家を思い出してみましょう。
あなたが使っていた部屋は、今も有効に使われていますか?
定期的な換気や掃除ができていますか?

年を重ねて体が思うように動かなくなると、広い家を掃除するのは苦痛になります。

2階の空き部屋が物置代わりとなり、もう何年も使われていない家電品や調理器具、身につけることのなくなった洋服や着物、その存在すら忘れられたモノなどがいっぱいのことも多い。親が元気なうちに片付けを促しても、なかなか重い腰をあげてくれないだろうが、減築がそのきっかけになることは十分に考えられるだろう。

必要な家の広さを確保するために敷地ぎりぎりに建てた平屋であれば、不要な部分を減築することで近隣に建つ家との距離を広げることができ、日当たりや風通しを更に良くできることもあります。
更にこれは、ガーデニングや家庭菜園に使える敷地も確保できるという面も持つでしょう。

お財布にも優しい

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