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【コウノドリ】最後はやはり出生前診断がテーマ

妊婦と産科医療の現実をリアルに描くことで感動を呼んでいるドラマ『コウノドリ』。第9話では避けては通れない「(新)出生前診断」が取り上げられ、次回に続くようだ。議論の多いテーマだけに、最終回でどう描かれるのか、注目される。 *シーズン1の時まとめ

更新日: 2019年12月12日

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aku1215さん

■妊婦にまつわる様々なテーマをリアルに描いてきた『コウノドリ』

TBS系ドラマ「コウノドリ」は原作を忠実に再現しながらも、かつリアルな演出にこだわりを見せたことから、「毎回号泣する!」という好意的な声がネット上に多く書き込まれている。

「決してお産を美化して描かず、みんなで救えない命も描く。また、現在の社会問題にかけて、1話で未受診妊婦を登場させたりと、医療ドラマとしてのリアリティに、社会問題としてのリアリティも突いている」と語る。

原作は「週刊モーニング」の連載漫画で綿密な取材に基づいて描かれ、ドラマではそれを忠実に再現。産科医の指導のもと、本番の撮影に限って実際に未熟児の赤ちゃんが出演するなど、制作側のこだわりもリアルな映像と、視聴者の感動につながっている。

■第9話ではついに出生前診断のエピソードが登場

不妊治療の甲斐あって妊娠した相沢美雪(西田尚美)は出生前診断をするか迷っていることをサクラに打ち明ける。妊娠できたことは嬉しいが、38歳という年齢での出産に、生まれてくる赤ちゃんに異常がないか気になっているという…。

出生前診断をすることで赤ちゃんの異常を出産前に把握をすることができ、それに受け入れる体制を整えるための準備をすることができる一方で、いろいろと分かりすぎるというデメリットもあることをサクラは伝えます。

サクラは「悩むということは赤ちゃんのことを考えてのことだから決して悪いことでははありません。なのでご夫婦でしっかりと話し合ってくださいね。」と美雪の悩みに答えます。

■(新)出生前診断とは

出生前診断は、妊娠9~22週頃に行われる「胎児に奇形や病気、染色体異常がないかどうか」を調べる検査の総称です。

新型出生前診断は、2013年に日本で認可されたばかりで、「NIPT」と呼ばれ、出生前診断と区別されることもあります。

新出生前診断(正式名称・無侵襲的出生前遺伝学的検査)とは、母体から採取した血液で胎児の染色体異常を調べる検査のことです。

新出生前診断ならわずか20ccほどの血液を注射器で採取するだけで済むため、母体への負担を大幅に軽減することのできるメリットがあります。

80~90%前後の確率で胎児の先天性異常を予見することができます。陰性的中率に至っては99.9%以上という驚異的な数値を記録しており、新出生前診断で陰性と判定されればほぼ確実にダウン症の可能性はないと言えます。

■メリットデメリットがあり、いまだ議論の絶えないテーマ

出生前診断のメリットとしては、「障害を持った子供が生まれる確率が高いとわかった場合、出産を選択するのであれば、生まれてくるまでに心の準備ができる」「先天異常を早期発見できることで、治療可能な場合もある」などがあげられます。

倫理的な観点から「人口妊娠中絶の件数が増えるのでは」、「検査結果によって中絶を選んだママの精神的ダメージ」などが社会的に懸念されています。

新型出生前検査。導入から1年。予想をはるかに上回る8,000人近くの妊婦が受けました。

妊婦とその家族は胎児に障害があると分かったとき、子どもを産んで育てられるのか、中絶するのか、多くの場合重大な決断に直面します。

新型出生前診断が導入されてから1年間のデータを、検査を行う病院でつくる研究チームが発表。検査を受けた7740人中、142人(1.8%)が染色体異常の疑いがある陽性と判定され、113人が羊水検査などで確定。うち97%に当たる110人が人工妊娠中絶を選んだ。

中絶という決断を下した人々を非難することはできない。だが、「それでも産む」と決断できる社会にしていく努力は必要。私は、あきらめない。/ 新出生前診断で異常 97%中絶 - Y!ニュース news.yahoo.co.jp/pickup/6121243

■視聴者が感じたこと

不妊治療を受けても出生前診断を受けるかどうか迷ってしまう妊婦さん。受けても受けなくても悩むね。 #コウノドリ

出生前診断は障害をあぶり出して中絶する為のものじゃない。受け入れたり準備を整えるためのもの。 #コウノドリ

出生前診断のよい面、悪い面ある。先天性の病気があると分かっても、その命をどうするかは親の判断。それもわずかな間に決断しなければならない。両親にも、医師にも、お腹の子にも、つらく、厳しい時。 #コウノドリ

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