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「パンダ・ポルノ」まである!パンダの性欲の無さは異常

生殖能力が低い飼育下のパンダ。自然交配させるため研究者は様々な方法を試している。その方法の中には「パンダ・ポルノ」を見せるなんて事まで!しかし最近発表された論文でパンダは好みのパートナーを選ぶ事で繁殖成績が良くなる事が発見された。

更新日: 2015年12月18日

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rainshineさん

生殖能力が低い飼育下のパンダ

パンダの生殖能力は他の動物に比べ低いことが分かっている。特に人工飼育されたパンダは生活条件が良いことから、運動量が少なく、生殖能力の低下が指摘されていた。

飼育下のオスで繁殖技術を持ったパンダは数が少なく、飼育されているオスの約10%程度しか繁殖能力がないとも言われています。

なかなか交尾してくれない

だって草食系だし...。

パンダの発情期は春に限られる。交尾期は一年に一度で、しかも数日しか続かない。つまり、野生のパンダにおいては、子孫を残すチャンスが少なくなっている。さらに無理やり交尾を行わせることはできない。

笹ばかりを喰っている所謂「草食男子」なので性的衝動が非常に低いのです。ツガイで飼われていてもなかなか交尾しないので雌が妊娠した時にえらいニュースになるのはその為なのです。

そんなパンダにちなんで、性欲の無い旦那さんが「パン旦那」って呼ばれる事も...。

雄のパンダは皆食べることと寝ること、そして遊ぶことにしか興味がないのだそう。「あっ、うちの夫と同じかも」と思った方もいるのではないでしょうか。性欲のない夫はパンダと同じ状態、つまり「パン旦那」化しているのかもしれません。

なぜ飼育下では繁殖能力が低いのか?

自然の状態では、メスは何頭かのオスと交尾でき、オスはメスをめぐって競争し、更に発情している別のメスを探します。交尾時期は、通常2~4日間、オスとメスがつがいになる3月から5月の春の間です。

人間に育てられることになり、パンダとしての本能を十分に学習することができません。これが飼育下で繁殖能力のある雄が少ない要因だと考えられています。

研究者は繁殖の為に様々な方法を試してきた

雄の70%は交配意欲がなく無精子状態も少なくありません。相性の難しさもあるため、麻酔をして人工授精を行うようにした結果、技術の進歩で繁殖率が30%から70%にあがっています。

自然交配させるために、バイアグラやパンダ・ポルノまで...パンダポルノ?

ジャイアントパンダの性欲が乏しいことに頭を痛めた科学者らは、性機能不全(ED)治療薬のバイアグラから「パンダ・ポルノ」まで、パンダたちをその気にさせるさまざまなものを試してきた。

パンダ・ポルノ...?

パンダポルノとは交尾したパンダを撮影した映像のことである。パンダにこれを見せることにより性的興奮をもたらし繁殖させるというもの。

これをプロジェクトとして支持する研究者は、動物のポルノビデオを利用して交尾を成功させることができると確信している、と語っているが、これまでにそういった「成功」は中国国外では達成されていない。

その中国では、実験開始後の10カ月で31匹の子どもが産まれている

そんな中、繁殖に希望の光が...

出典bokete.jp

笹食ってる場合じゃねえ!

15日、英科学誌に発表された論文の中で、研究チームは「ジャイアントパンダは好みのパートナーとつがいになると、交尾率と出産率が著しく向上する」と述べている。

やっぱり好きな相手が一番だった?

実験ではまず、複数の雄と雌を隣り合わせの囲いに分けて入れた。雄と雌の間には仕切りの柵があり、身体的交流が制限されていた。この状態で研究チームは、パンダの「繁殖相手選好行動」を測定した。

選好行動にはさまざまな形態の遊びや絆形成行為、性的興奮などが含まれていた。一方、「否定的」な交流には、攻撃性を示す場合や単なる無関心などが含まれる。

柵で仕切った二つの囲いを用意し、そこにオスとメスを別々に入れることでパンダ自身にパートナーを選ばせてみた。その結果「オスとメスが互いに相手に好意を見せた場合、そのカップルは最も繁殖成績が高くなる」ことが発見された。

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