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薬剤師になりたい方、必見!薬学部を目指す前に知っておきたいポイント

留年率が高く、仮に留年すると奨学金は止まります。「入ってしまえば何とかなる!」と思って入学して、不幸な結果になる学生さんも少なくありません。

更新日: 2016年10月29日

TAMA3さん

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薬剤師ってどんな仕事?

薬剤師の業務は、実に多くのものがあります。

薬事法に「調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどる・・」とあります。

調剤をはじめ、一般用医薬品の情報提供と販売、医薬品卸業の管理薬剤師、学校薬剤師、保険薬剤師など、どれもが薬剤師でなければ出来ない仕事です。

薬局や医療機関(病院)で処方せんに基づく調剤や患者への服薬説明を行うほか、医療用医薬品から一般用医薬品まで、すべての薬を販売したり、相談にのることができます。

なお、薬局や医療機関(病院)で調剤に携わるだけでなく、学校での環境衛生管理や、医薬品の研究開発や製造に関与している薬剤師もいます。

病院や薬局で調剤業務に従事するほか、学校、研究など活躍するフィールドは多岐に渡ります。

環境衛生及び学校安全の確保を図り、児童・生徒が最善の環境で修業できるよう努めています。

具体的には、黒板の照度検査やプールの塩素濃度チェック、給食場の衛生検査などですね。

普段は薬局で勤務しながら、空き時間に検査しに行くといった具合です。

楽な仕事そう・・・とも言われたりします。
実際は肉体労です。点滴や湿布の箱は非常に重い。
基本的には立ち仕事。足もむくみます。

世間のイメージとは異なり、体力が必要な仕事です。
エンシュア(栄養剤1缶250ml)24缶入りのケースを運びまくったり…

トップ10入り、というか公務員に次いでランクインしています。
収入の形式も割と似ていますね。

薬剤師になるには?費用は?

1つは、大学の薬剤師養成課程(6年制)を卒業後、薬剤師国家試験を受験するルート。

もう1つは、大学の薬学課程(4年制)から大学院に進んだあと、薬剤師国家試験を受験するルート。

平成18年から薬学部は6年制となったため、資格を得るためには最低6年かかります。
このため当初は志願者が2~3割減ったとか…

まず、初年度納入金が一番高い大学が、昭和大学の2,796,000円で、一番安いのが国際医療福祉大学の1,850,000円です。

1年間に平均200万円強。奨学金を利用する学生さんも多いです。

6年間にかかる学費平均値を算出したところ、12,222,237円となり、私立薬学部の学費として妥当なのは、この前後の金額だと言えるのではないでしょうか。

奨学金には、大きく分けて2通りあります。ひとつは、返済の必要のない給付型の奨学金。もうひとつは、返済の必要がある貸与型の奨学金です。

給付型は学籍トップクラスにならないとムリ!ちなみに留年してしまうとストップする奨学金も多数。プレッシャーに打ち勝つ精神力も必要です。

理系学部は留年が多いと聞きますが・・・薬学部は?

卒業率と退学率の状況から、全体の23%の約2200人もが留年か休学で6年を超えて在籍しているとみられる。

単位を落としたり、留年したり、国家試験で不合格になるには、必ず理由があります。
全ての問題はその原因を分析することが解決の第一歩となります。

1.基礎学力不足 2.非効率な勉強法 3.試験対策の不十分さ

基礎学力不足が大半じゃないでしょうか。入試の難易度・競争率が下がった弊害です。

右側に固めてご紹介をしている「数学が不要な大学」では、「平均63.2%」を下回っている所が多数となっています。

「薬剤師国家試験の受験資格が得られれば、大学なんてどこでも良い」と思っている受験生の皆さん。そんなことはなさそうなので、注意しましょう。そして数学から逃げず、「数学はⅡBまで必要」となっているようなヘビーな科目設定となっている大学を出来るだけ受験できるよう、今から準備を進めて欲しいと思います。

私立は、本来であれば薬学の勉強についていけないレベルの生徒まで入学させてしまいます。(言葉は悪いですが、金づるです。)
それでも国家試験の合格率を落とすわけにいきませんから、危ない人はどんどん留年させます。

6年制になったことに加え、ここ10年で薬学部を持つ大学の数が1.5倍ほどに増えました。
入学が比較的簡単になったことに加え、少子化による競争率低下も学力不足の原因を作っています。

大学案内(パンフレット)には高い国家試験合格率が記載されているけど・・・

「合格率」は国家試験に対する教育カリキュラムの優秀さを示す1つの指標として大きな意味を持ってきます。
そのため、見せかけの「合格率」を高く維持するためにあの手この手で操作をするのです。

右の例では仮に全員受験させてしまうと合格率は40%になってしまいます。
国家試験合格率は私立薬学部においてはある種のステータスなので、できるだけ高く見せたいのです。

薬剤師法第15条において「受験資格は6年制薬学課程を修めて卒業した者」に限定されます。

「卒業した者」というのがポイントですね。高い合格率を偽装したいなら、少数精鋭で受験させればいいんです。成績不振者は留年留年!

国家試験に合格しそうにない学生は卒業試験で留年させ、国家試験を受けさせません。そうすれば合格しそうな学生だけが受験することになるので、見せかけの「合格率」は高くなります。

「合格率」だけではこのごまかしは見破れません。「出願者数」もチェックしたほうが良いでしょう。入学時点での学力を高めておくのが最善ですが・・・

最近、薬剤師が過剰になるなんていう噂を聞きますが・・・

薬剤師過剰論が叫ばれはじめたのは、2003年以降の薬科大学の新設ラッシュです。

2002年は薬科大学・薬学部の数は46でしたが、2003年以降に薬科大学の新設が急増し、現在(2014年)では70を超えています。

2005年からすでに8万人以上の過剰の薬剤師が存在していることがわかります。

じわじわ増えているような・・・

定員割れしている=薬剤師の数が減っているとは言えない

確かに都心部では過剰になりつつありますが、地方はまだまだ人手不足です。
また、資格を持っていても医療現場で働かない人もいます。

もしも、卒業留年とやらに引っかかってしまったら??

薬学部の卒業延期は大学の都合でしかないので、半年後には必ず卒業させてもらえます。

大学は国家試験を受けさせなかった学生を秋まで在学させます。

9月くらいに卒業式をするのです。

嬉しいような虚しいような・・・

今日から、家では白衣を着て勉強することにしました。
薬剤師の格好をすることで、「自分は薬剤師になる」というイメージを脳に刷り込み、メンタル面でも工夫してます。いわゆる引き寄せの法則に働いてもらう作戦です。

既卒者の合格率は、新卒のそれと比べるとかなり低くなります。

人生に無駄な経験はありません。大きく羽ばたくためには、かがむことも必要です。

卒業留年を経験した学生のほとんどが薬剤師国家試験予備校に通います。

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きままに働く薬剤師。医療情報を中心にまとめるつもりが、マルチ商法の記事が人気だったりします。

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